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【スターダム】めでたしめでたし:2.23 STARDOM in MATSUMOTO 観戦記 1

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回は2月23日、スターダム松本大会の感想を書いてまいります。

STARDOM in MATSUMOTO

この松本大会も前回の所沢大会同様に声出しOKの大会でございました。

試合前や試合中に選手の名前をみんなで大合唱する時は、勇敢などなたかがまず口火を切るんですが、いちいちタイミング合わない方がおられまして、大合唱になる前に声援が鎮火するということが頻繁に起こってました。

基本的には選手の名前を大合唱というのは、その選手がピンチのときに逆転を願ってのことです。

それが口火を切る人は、その間を外しまくるんですね。

だからお客さんが、今はその間じゃないよ、と乗らないから大合唱にならないんです。

ひどい時は口火を切った本人も3回ぐらい名前を読んだところで止めてたりします。

これはコロナ禍ではありません。

コロナ前から空気やタイミングが読めない人が結構いました。

でも、何度しくじっても声を出す人、本当に凄いと思います。

今後もめげずにやって欲しいです。

それでは振り返ってまいります。

超新星と呼ばれるだけのことはある

まずは天咲光由 vs 水森由菜です。

一昨日感想を書きました妃南 vs 水森由菜と比較しながら観てしまいました。

どうにもやりにくそうに見えた妃南選手に比べますと、天咲選手は特にそんなやりにくさを感じさせることなく試合をしてましたね。

キャラクターの違いってところもあるかと思うんですが、感情が見えたのは天咲選手のほうですし、水森選手の右膝にテーピングがあったのですが、そこを攻めたのも天咲選手のほうでした。

格闘技の下地があるんだから、妃南選手のほうがしっかり試合をやってくれるようなイメージを持っていたのですが、同じ相手と闘っているのを観ると、プロレスが上手に見えたのは天咲選手でした。

妃南選手に「紺碧のJKファイター」というよくわからないキャッチフレーズがついていることに対して、「スターダムの超新星」というキャッチフレーズが天咲選手にはついておりますが、伊達じゃないという感じがしました。

フィニッシュは妃南選手が7分48秒スーパーガールで丸め込まれたのに対して、天咲選手が9分48秒トロピカル・スマッシャーで3カウントでした。

試合時間が長けりゃ良いってもんでもないでしょうが、どちらかといえば天咲選手が水森選手に食い下がってたので、この時間で、このフィニッシュになったという印象です。

ボク的には本気を出したら、妃南選手はもっともっとやれると思うんですが、あんまりまだやる気を見せてない気がしてます。

2人ともスターダムの未来なので、今後とも切磋琢磨していって欲しいです。

どちらも良いところが出なかった試合

次は飯田沙耶 vs テクラです。

今ひとつ両者の良いところが出ないままに終わってしまった試合でしたね。

弾け切らないまま終わったというか。

だからってつまらんかったわけではないのですが、手探り状態のまま、お互い踏み込めなかったんでしょうか?

そんなにこの2人闘ったことがなかったんでしたかね?

飯田選手は今、壁にぶち当たっているような気がします。

このところ筋肉を見せるだけで終わってしまっていて、試合が始まると筋肉があることが活きてない感じがします。

スターダムにはパワーファイターが結構いますし、パワーを全面に押し出したスタイルというのは、身体が小さい分迫力負けしてしまいます。

筋肉が付く前から使っている飯田橋をきちんと決めるところを見ると、テクニシャンの一面があるわけですから、ここからもっとテクニックを前に出していくことにシフトしていくと、壁がぶち破れるんじゃないかと思ったりします。

基本的にはテクニックを真ん中においた試合をして、ここぞというときにパワーが炸裂というのがよろしいのではないかと。

テクニックとパワーの比率を7:3ぐらいに変更したら新たな道が開けてくるんじゃないでしょうか。

現在は5:5かややパワーよりかな、と思いますので。

スピードもそこそこありますし、ハイスピードを狙っていくというのも良いんじゃないでしょうか。

実際に走る速さがどうこうよりも、ロープワークが速いとか、早く見える身体の動かし方というのがあると思うんで、その辺をしっかり出せるようになって欲しいです。

かたやテクラ選手はこの試合ではテクニックが出せてなかったですかね。

テクニックと言ってもテクラ選手の場合はサブミッションですね。

トリッキーな動きの方に重点を置いている感じですが、サブミッションにもっと重きをおいても良いんじゃないかと思っています。

女寝技師がスポット参戦しかしないので、そのポジションが現在空き家ですから、そこに収まって欲しいな、と思います。

また、そろそろSWAのタイトルマッチを組んであげて、テクラ選手の活躍の場を増やしてあげて欲しいです。

岩谷選手が返上してから、あのベルトはどこへ行ってしまったんですかね?

新日ではファンタスティカマニアをやっているぐらいですから、外国人選手も呼ぼうと思えばもっともっと呼べるはずでしょ?

それはIWGP女子ができちゃったから、やりづらくなっちゃったんですかね?

現状はテクラ選手が飼い殺しになっているように見えます。

もっと活躍できる選手なので、上手に活用してあげて欲しいです。

めでたしめでたし

最後は白川未奈&マライア・メイ vs コグマ&向後桃 vs スターライト・キッド&琉悪夏です。

キッド選手と白川選手の足殺し対決はワクワクしましたね。

こんなガチャガチャした3WAYではなく、一騎打ちで観たくなりました。

そもそもスターダムで足殺しといえば、キッド選手だったわけですけども、いつの間にか白川選手がその座を奪ってしまった感じです。

同じ足殺しと言っても、キッド選手はルチャっぽい技を使うのに対して、白川選手がクラシカルなプロレス技で構成されているというのも楽しいです。

最初、白川 vs コグマ vs キッドでスタートしたんですが、ちょっと前だったらこの3人だと白川選手が若干の格落ち感は否めなかったです。

ところがこの試合ではスピードもテクニックもコグマ選手とキッド選手に引けをとってなかったです。

Club Venus(CV)のリーダー?という立場が、白川選手を成長させたんだな、と思いました。

そのCVの構成員であるマライア選手ですが、今回もボクが知らなかっただけかも知れませんが、観たことない動きを見せました。

コーナーにいる相手に対して三点倒立して、足で相手の頭を引っ掛けて、フランケンシュタイナーのように投げてました。

アレックス・ゼイン選手はこれをコーナーやロープに触れずに一回転してフランケンをやりますが、言わばあんな凄技を見せたわけです。

手足が長いので、それをブンブン振り回すだけで日本人には出させない華麗さや美しさが出ます。

そして、最後はツームストン・パイルドライバー。

スターダムの公式サイトには「ツームストン・パイルドライバー」と表記されていたのですが、ワールドでは「HAPPILY EVER AFTER」という名前がついてました。

どうして公式サイトとワールドで見解が違うのかは分かりませんが、公式サイトは技名の間違いが結構多いのできっとワールドが正解です。

それでちょっと気になってこの技名の意味を調べたら「めでたしめでたし」なんだそうです。

昔話の終わりなんかに出てくる文言で、大団円を意味します。

フィニッシャーにこれほど相応しい名前があろうか、と感激しました。

こんな気持ちになったのは高角度パワーボムを「ラストライド」と名付けられてることを知った時以来です。

奇しくもラストライドの元祖の方(ジ・アンダーテイカーさん)がその前のフィニッシャーに使っていたのがツームストンだったりするのも縁を感じます。

マライア選手がスターダムにおいて、アンダーテイカーレベルの活躍してくれるんじゃないかとワクワクさせます。

ということで大好きなCVが勝って、めでたしめでたしでした。

それではまた。

ありがとう!

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