元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は前回に引き続きまして、スターダムの長岡大会の感想を書いてまいります。
元気ですか〜?!どうも、ろけねおです。スターダム観戦記が続きます。今回は長岡大会でございます。Cinderella Journey 2022 in NAGAOKA今大会は2回に分けて3試合ずつ取り上[…]
Cinderella Journey 2022 in NAGAOKA
今回も印象に残った3試合を振り返ってまいります。
今回感想を書かなかった2試合はボク的にはそんなに興味をそそられなった試合でした。
安定の羽南
まずは第1試合のフューチャー・オブ・スターダム選手権試合の羽南 vs 向後桃でございます。
たしか4月には向後選手がフューチャー圏内から外れてしまうので、今回が最後のチャンスになりそうなので、もしかしたらチャンピオンになれる可能性があったのですが、負けてしまいましたね。
向後選手が今やれることをすべて出し切った試合だったのではないかと思います。
それでも羽南選手が負けちゃいそうな雰囲気にはちょっとならなかったので、戴冠に至らなかったのは致し方なしです。
でも、アーティストならチャンピオンになってもおかしくないぐらいにはなっているような気がしました。
もちろん、誰がパートナーであるかによりますけどね。
両国でフューチャーに挑戦することになった桜井まい選手よりは全然上でしたので、桜井選手にはぜひこの内容を超える試合を目指して両国まで必至に鍛錬して欲しいです。
月山和香選手では、両国大会までにこのレベルに到達するのはちょっと無理そうなので、挑戦権が与えられなかったんだな、と改めて思うような試合でした。
試合に望む姿勢であったり、美しいフェイマサーにフィニッシュとして精度の増したバックドロップホールドを観ますと、チャンピオンとしての安定感も感じられましたから、しばらく羽南選手がチャンピオンのままかも知れませんね。
再び、琉悪夏選手が挑戦するまではチャンピオンのような気がしました。
ちゃんと勝てたチャンピオンチーム
続きましてはゴッデス・オブ・スターダム選手権試合の葉月&コグマのFWC vs 白川未奈&ウナギ・サヤカのピンクカブキの一戦でございます。
この直前にDDM対決がものすごいテンポの早い試合だったので、ちょっとこの試合は間の悪い試合に見えました。
白川&ウナギはこのテンポでいつも試合をしていますし、葉月選手もいつも通りだと思うので、天才と言われるコグマ選手が他の3人に合わせて完成された試合でした。
テンポ感や技の受けっぷりから、コグマ選手は天才と呼ばれるのがよくわかります。
相手がコグマ選手だとどの選手も自分の実力が上がったような気になって、大変気持ちよく試合ができるんではないでしょうか。
それはパートナーの葉月選手もおそらくそうなんじゃないかと思います。
形としては葉月選手が指示を出しているようですけど、試合をコーディネイトしているのはコグマ選手なんじゃないかと感じました。
この試合ではコグマ選手の素晴らしさが群を抜いていて、白川&ウナギのコンビネーションもかなり良かったんですが、霞んじゃいました。
最後の畳み掛けも圧巻でした。
垂直落下式ブレーンバスターからのダイビング・ボディプレスじゃ、どんな選手も大抵はフォールされちゃうでしょうね。
ただ、フォールされるのがやっぱり白川選手なんだな〜と。
プロレスラーはしっかりと自己主張しないと損をするということがここによく現れていると思います。
プロレスラーとしての実力は白川選手もウナギ選手もそんなに大きく差があるわけじゃないと思ってますし、なんなら白川選手のほうがちょっと上なんじゃないかと思っています。
でも、こういう時に負けるのが白川選手なのは、ウナギ選手のほうが前へ前へと出て自己主張をしてきたからです。
さてFWCはやっとちゃんと勝ちましたね。
葉月選手が以前引き分け防衛は嫌だとおっしゃっていたように思いますが、丸め込みでの勝利と引き分け防衛とでは、そんなに差はないとボクは思ってます。
だから、やっと葉月選手が目指す形になったんじゃないでしょうか。
それだけ、今のスターダムのタッグ戦線というのはレベルが高いということだと思います。
ピンクカブキの2人は全くめげてないようですが、相当頑張らないとゴッデスのベルトは巻けないでしょう。
次期挑戦者に腐った桃(コグマ選手が命名)こと渡辺桃選手が名乗りを上げました。
誰がパートナーなのかわかりませんでしたけども、どうも普通にキッド選手みたいです。
少し前に桃&キッドで素晴らしい合体技を披露してましたから、当然といえば当然です。
FWCにとってはまたしても難敵です。
福岡のビッグマッチが5月にあるんですけども、FWCの地元ですからそこで防衛戦をしたいと言っているのをなにかで観ました。
2ヶ月ほどあるので、5月までに防衛戦が2回ぐらいはあるのかな?なかなか険しいですね。
FWCがチャンピオンであるほうがきっと盛り上がるでしょうから、頑張って欲しいですね。
AZM選手が素晴らし過ぎた
最後はハイスピード選手権試合のスターライト・キッド vs AZMでございます。
キッド選手が防衛するんじゃないかと思っていたので、この結果を知ったときは少し驚きました。
岩谷麻優選手が防衛記録V9でしたっけね?持っているということで、キッド選手なら塗り替えるだろうという思ってました。
ただ、この前愛川ゆず季さんのYouTubeにキッド選手が出ておるのを観ておりまして、
マスクウーマンで「初」ということを全部したいとおっしゃっていたのを聞きました。
それならそんなにもうハイスピードにこだわらずにどんどん上を目指せばいいのにな、なんて思ってもいましたので、ここでチャンピオンでなくなるのは、前に進むために必要なことだったのかも知れません。
そうは言っても内容がちょっと、キッド選手的には悔しいものになったのではなりましたかね。
黒虎天罰をキックアウトされて、エターナル・フォーも脇固めに切り返されての、ギブアップ負けですから、形としてはキッド選手の完敗です。
最後にはキッド選手はAZM選手と拳を合わせてましたから、完敗を認めたということだと思います。
そうなると、次のステップ、赤いベルトや白いベルトに行くのはちょっとまだ時間がかかるような気がしてきます。
ボクが全く知らない頃からのライバルストーリーがあるわけですし、永遠のライバルということなら、ここで完敗を認めたところで格付けが下がるというようなこともないのかも知れません。
しかし、団体のトップ、スターダムの顔になるのならば、ここで完敗を認めないほうが、キッド選手のキャラには合ってたのかな、と思いました。
逆に言えば、AZM選手の闘いっぷりはぐうの音も出ないほどの完璧な試合運びでした。
キッド選手の攻撃も受けきって、奥の手をいくつか用意して、勝つべくして勝ったということで、ハイスピードの最多防衛記録はAZM選手が塗り替えるんじゃないでしょうか。
ただ、ハイスピードに挑戦しても大丈夫なスピーディーな選手がそんなにいないので、この辺りはヨソの選手でやれる人が挑戦したら、もっと面白くなるんじゃないかと思います。
どの試合がメインにふさわしいか、という投票をやってましたけど、結果普通にワンダーがメインになりましたが内容はメインに勝っていたかな、とボク的には思いました。
少し前まではAZM選手もキッド選手もクソ生意気でガキでムカつくことのほうが遥かに多かったんですが、キッド選手は子供っぽいところがまだまだ残っているので時々苛ついてしまいますが、AZM選手はすっかり大人の選手になられまして、素晴らし過ぎる試合もやられて、今は好きです。
前にも書きましたが、女性って急にグンと成長するんですね。
AZM選手はきっと歴史に残るハイスピードチャンピオンになると思いました。
それではまた。
ありがとう!