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【NOAH】オカダ vs 清宮:2.21 KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~ 観戦記 2

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

昨日に引き続きまして、武藤敬司選手の引退興行の感想です。

KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~ 

すでに新日ではファンタスティカマニアが始まっておりますが、もうしばらく武藤敬司選手の引退興行の話を書かせていただきます。

今回取り上げますのはセミファイナルのオカダ・カズチカ vs 清宮海斗です。

ボクは新日ファンで、10年ほどプロレスから遠ざかっていたボクをまたプロレスに引き戻したオカダ選手が大好きです。

だから、この試合が決まったときはオカダ選手がしっかり勝つところを観たいな〜と思ってました。

高額なPPVの購入も、このカードが決まってよし買うしかないと思ったぐらいです。

ま、そのあとオカダ選手が出ないと宣言しちゃったので揺らぎましたがね。

そんな男ですので、オカダ選手を贔屓目に観てることをご了承ください。

清宮が勝ったほうが良い

皆さんご存知のように、なんだかんだあってオカダ選手の出場が確定したわけです。

確定に至るまでのオカダ選手と清宮選手のやり取り、いや、やり取りはそんなになかったですね、ファンへのアピールの仕方を見てますと、ボクには清宮選手が顔じゃないと思えてしまったんです。

オカダ選手の圧勝です。

本当は清宮憎しという気持ちで試合を観たかったし、全力でオカダ選手を応援したかったんですが、あまりの差に清宮選手がかわいそうになってきちゃって、どうにか勝たせてあげられないものだろうか、なんて考えてしまってました。

試合当日でしたかね、当初30分一本勝負と発表されたこの試合が、清宮選手のアピールにより無制限一本勝負になりました。

30分一本勝負と聞いてこりゃ時間切れドローに持っていくつもりだな、と誰もが思ったことでしょう。

いくらなんでもオカダ選手に勝つのは無理だから、ここは粘りに粘ってなんとか時間切れドローに持ち込んだということで収めるんだろうなとボクも思いました。

ボクとしてはそんな空気を察して「オカダはアメリカ帰りでコンディション整ってないんでしょ?そんなもん5分で片付けてやるぜ」ぐらいのことを清宮選手が言ったら「清宮よ、オカダさんを舐めんじゃねぇ」とヒートアップできたんですが、決着つけたいから無制限にしろ、というどういうつもり?なアピールをしました。

オカダ選手がスタミナがエグい選手だって知らんのかな?と思っちゃいました。

じゃあきっと清宮選手もスタミナには自信があって、スタミナ勝負になったら自分に分があると思ったのかも、なんて、だんだん清宮選手に対してポジティブになってきました。

それをオカダ選手がそれこそまた顔じゃねぇってことで、15分ぐらいでやっつけちゃったら面白いかな、と思ってました。

オカダ選手の勝利を信じながらも、清宮選手が勝ったほうが良いかもな、とも考えるという複雑は状態で試合を観戦し始めました。

かわいそうな負け方

お正月の清宮海斗 vs 拳王のとき、清宮選手がシャイニング・ウィザードを確かミスってたんですよね。

それを見て、技の正確性はイマイチなのかな?と思ってましたが結果、清宮選手の攻撃は全てしっかり当たっていました。

※ま、トップ選手なわけですから、そんなこと褒めるのも失礼なのかも知れませんがね。

エルボーなどの打撃はオカダ選手よりも強烈に炸裂していたし、ジャーマンも棚橋弘至選手がお褒めになっていたようにお見事でした。

一個一個の技は良かったんですけど、オカダ選手を倒すためのプランが何もなかったように見えたのがすごく残念でした。

ノープランで勝てるほどオカダ選手は甘くないです。

週刊プロレスの解説の方が試合中にフレキシブルに作戦を変えることが出来るのが清宮選手の良いところというようなことをおっしゃっておりましたが、それは作戦がハナからないだけなんじゃないの?という思いに拍車をかけるだけで、全然褒めてないって思いました。

解説の方がそんな事を言いだしたのは、レインメーカーをカウンターのジャンピング・ニーで切り替えしたところですね。

ヒザがオカダ選手の頭部に炸裂する形で繰り出した選手は今までいましたけども、腕に行ったのは清宮選手が最初なんじゃないですかね?

そこから、レインメーカー封じということで腕攻めがスタートします。

ボクはそれを観て、かつてのジャイアント馬場 vs スタン・ハンセンを思い出しました。

馬場さんの執拗な腕殺しの末にスモールパッケージホールドで勝った試合が思い浮かびました。

※記憶違いならごめんなさい。何回か闘っているので記憶がごっちゃになっている可能性大です。

丸め込みなら、勝機はあると思っちゃいました。

棚橋選手も10時間のフライトだったと言っててオカダ選手の体調面が万全でないことは誰もが知っているし、執拗な腕攻撃の末にレインメーカーが使えないから決定的なダメージを貰わない、そして虚をついたスモールパッケージなら清宮選手の勝ちもあり得る、なんて思い始めました。

ところが思ったほどで腕に攻撃を集中しなかったんですよね。

解説の方も若き日の武藤選手にソックリといっていたピンポイントを狙ったドロップキックなんかももっとしつこく行くもんだと思っていたのですが、急にシャインニング・ウィザードにこだわりだしました。

シャインニングは相手が立ってくるのを待つ技なので、若い清宮選手が使うには似合わない気がしました。

それにこの試合でみんなが清宮選手に求めていたのは、顔面を蹴った時のような危なさ、ムチャクチャしよるなこの若い奴ってところだと思います。

それなのに、相手が立ってくるのを待つシャイニングをあの場面で選択するのは試合運びとしては良くなかったですね。

待ってないでガンガン畳み掛けないとダメだったんです。

いずれのシャイニングもしっかり当たっていたように見えましたが、考える間を与えてしまったことなもあってか、カウンターで開脚式のツームストンパイルドライバーをもらってしまって万事休すでした。

腕は痛がってはいましたけども、ほぼほぼ通常通りレインメーカーを打てていたようですし、レインメーカーをシャイニングで切り返すというのは良かったんですが、オカダ選手の勢いは止められませんでした。

シャイニング以上の攻撃はないみたいだから、もう試合を終わらせるよ、という感じでオカダ選手はレインメーカーを決めたあとにカウント2で自ら清宮選手を起こして、最近の必勝パターンで完全なる3カウントを奪ってしまいました。

勝負タイムは16分32秒と何も無制限にしなくても良かったやんという長さで、オカダファンのボクでも清宮選手があまりにもかわいそうになる負け方でした。

でも、今回は泣かなかったみたいですし、成長なさったようで良かったです。

吉野さんの実況

この大会の記者会見で、実況アナがズラリと並んでフォトセッションまでやってて、なんだこりゃ?と思ってましたが、何よりテレ朝の吉野アナが実況に加わると聞いて、嫌な予感がしました。

実況で技名を間違えられるのが本当に嫌いなんです。

村田晴郎さんが好きなのは、ちゃんと技名を言ってくれるからというのが理由になるぐらい技名には強いこだわりがあります。

その割にボク自身、技名を覚えてなかったりするんですけどね。すみません。

そんな吉野さんの実況、時々解説の方との会話が噛み合ってないように感じるところはあったものの無難に進んでいきました。

ところが最後の最後。

延髄斬りからの変形のエメラルド・フロウジョンに行った時に、吉野さんはツームストンと言ってしまったのです。

とはいえ、見間違えることはあるでしょう。

でも、直後に棚橋選手から訂正が入ったのに、再びツームストンと言ってしまうのです。

プロレスを知らない人ならツームストン・パイルドライバーもエメラルド・フロウジョンも似たような技だと思うかも知れませんが、吉野さんアンタ、普通の人がなかなか座れない最前列で何度も観てるでしょうが。

入り方、持ち上げ方、落とし方、この全てが全く違います。

これで何もかもをレインメーカーと呼んでいたら、大変なことになっていたと思います。

ということで、清宮選手にはとにかくかわいそうとしか思いません。

若いスター選手を作りたいのはわかりますが、オカダ選手と闘うには申し訳ありませんが10年早いです。

同世代になるのかな?海野翔太選手や成田蓮選手とならもっといい勝負になったはずですから、今後もし新日と絡むならターゲットはその辺りの選手にしたほうがいいと思います。

最後に新日の実況に吉野さんはもう勘弁して下さい。

不勉強が過ぎます。

それではまた。

ありがとう!

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