元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は2.20後楽園ホールで行われるIWGPジュニアタッグ選手権試合について考えて行こうと思います。
ホントにこのままで良いのか3K
結局のところ、大阪城ホール大会では何も変わりませんでした。
ここ数年、新日本プロレスはロッポンギ3Kをチャンピオンに据えてますが、個人的には3Kはチャンピオンを張れる器のチームではないという見立てです。
多くのプロレスファンの皆さんは3Kがチャンピオンであるほうがしっくり来るんですか?
個々には良い選手です。タッグを組んだり、ロングタイツを履いた途端にダメになる感じがします。
よくタッグチームは1+1=2じゃなく、3にも4にもなるという事を言いますが、3Kは1+1が1.7とか1.5になってる様に見えます。
お互いの長所を活かしたり、お互いの短所を補い合ったりそういうところありますか?ボクには見えません。
SHO選手、ポッドキャストをやってますでしょ?ボクは聴いたことがないので、どのくらいお喋りが達者なのか知りませんが、リング上ではマイクをYOH選手に任せて何も言わないことが多いところを見ると、本人的にはあんまり得意としてないということです。
で、任されたYOH選手のお喋りはどうかというと、「そのまさかだ〜」が以前にウケたせいか、大阪城ホールでも何の脈絡も振りもなく使ってしまうという最悪の事態を引き起こしました。
この現象から、スベってもくじけない心の強さがあるには違いありませんが、面白いことが何のかはまだわかってないことが露呈しました。
田口隆祐選手もかつてはそんな感じなので少しずつ修正が出来るかもしれませんがね。
あんな変なこと言ってスベるくらいなら、ウケを狙わず真摯に答えるSHO選手が喋ったほうが良かったんじゃないかとさえ思います。
特に喋りに関しては厳しい大阪であのドンズべりは、次からYOH選手がマイクを持っただけでブーイングが出かねない事態でした。
新しい合体技(STRONG X)も始めましたが、あれはロッキー・ロメロ選手とバレッタ選手のタッグチーム、六本木ヴァイスが使ってたストロング・ゼロの3K版で新鮮味はありません。
アレをフィニッシャーにするくらいなら、これまでの3K(技名)の精度をもっと上げることに注力したほうが良かったでしょう。
こうやって振り返ってみると3Kって、凱旋帰国してこら全然良くなってないんです。3Kになる前からタッグ組んでたのに、合体攻撃にしろ連携攻撃にしろ、即席チームと大差ないと思いません?プライベートでは仲良しなのかも知れませんが、リング上での相性はあんまり良くないのに、無理やり組まされてる感まで出てます。
このままで良いんでしょうか、本当に。
ジュニアタッグリーグのリベンジ
さて、今回のこのカードは、なぜ組まれたのか?
昨年のジュニアタッグリーグで3Kが優勝しましたが、2つ黒星がついてました。その1つが金丸義信&エル・デスペラードであり、
そしてもう一つが今回防衛戦を行う相手の田口&ロメロです。今回はジュニアタッグリーグの時のリベンジです。
だから、このメガコーチズに勝って初めてチャンピオンとしての3Kが完成するということなのでしょう。ゆえにこの試合は3Kが勝っちゃうんじゃないかと予想しています。
そうなると次に勝ってやっと新しい3Kが始まるという見方もできると思います。
だから、YOH選手に変わってほしいなとか、3Kは解散したほうが良いという意見は、この試合が終わってその次。新しくなるであろう3Kを観てから判断してくださいよ、ということなのではないでしょうか。
今回の防衛戦でいかに3Kが優れたタッグチームであるかを見せてくれるはずです。いや、見せてくれなきゃ困ります。
でないともうジュニアタッグに希望が持てなくなります。
次の挑戦者チームがない
3Kならどんなチームが相手でも面白い試合をやってくれそうな予感を、今回の防衛戦で感じられないようなら、ジュニアタッグはもう封印しても良いでしょう。
なぜなら、もう次の相手がいません。
次が前チャンピオンチームのエル・ファンタズモ&石森太二という可能性もありますが、もう残っているのはそのチームだけです。
もう皆さんご存知のように、ウィル・オスプレイ選手が先日ブリティッシュヘビー級王者になりました。
We are Revolution Pro Wrestling.
That was #HighStakes2020.
This is Pro Wrestling at its best.
Available to watch at https://t.co/DZXltRvTpV soon.
????: @BeyondGorilla_ pic.twitter.com/5rDXDWwjIm
— Revolution Pro (@RevProUK) February 14, 2020
それを機に新日でもヘビー級の選手として闘っていくと宣言されました。
ということは次期挑戦者チームに相応しかったオスプレイ&ロビー・イーグルス、バーズ・オブ・プレイいうタッグチームが消滅したということになります。
だから、3Kはどんなに悲惨な状況になろうとも解散させないのでなく、させられないのです。もしも解散してしまったら、ベルトに挑戦できるようなタッグチームはヒールばっかりなんです。
ベビー vs ヒール。この図式が前提にあってこそのヒール対決でしょ?全体が崩れたら多分最初のうちは良いけど、ものすごいスピード面白くなくなります。
このままで良いワケないから、なんとか面白いチーム、強いチームにしたいと考えてはいるけども、なかなか3Kが機能しないという状況であるということに気が付きました。
3Kはこの試合で、ジュニアタッグはこの2人に任せて大丈夫だと思わせてくれるような試合をしなければいけないというヒジョ〜に難しい立場だったのです。
だからこそ、相手が急造チームでありながらもタッグリーグで優勝争いにも参加するメガコーチズなのです。
メガコーチズなら、3Kがすごいタッグチームに見える様な試合に仕上げてくれる、達人コンビです。任せて安心です。
あれ?それならメガコーチズがチャンピオンになれば良いのか?
いやいや、3Kはイケメン枠なので、チャンピオンを任せる他ないのです。
期待に応えてくれ、ロッポンギ3K!
それではまた。
ありがとう!