元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は昨日に引き続きまして、2月19日に行われましたスターダムの所沢大会の感想後編でございます。
元気ですか〜!?どうも、ろけねおです。今回は久しぶりのスターダムの感想です。そういえば今までスターダムの大会タイトルは特に何のイベントもない時は、例えば今回の所沢であれば「所沢大会」となっていたのですが、今回は「S[…]
STARDOM in TOKOROZAWA
試合数は少ないんですけども、内容は濃い大会だったな、と思いました。
それでは振り返ってまいります。
Club Venusが着実に進化している
まずは飯田沙耶&羽南 vs 白川未奈&マライア・メイです。
個人的には今はClub Venusを観るのが楽しいです。
毎試合、ちょっとずつ進化してるんですよね。
それが入場時のダンスだったりもするんですけど、ワールドで配信されていて毎試合観ようと思えば観られるファンが居るということを意識して、いつもと同じ部分を残しつつ、昨日までとは違う部分もちゃんと見せるということをやっているから楽しいのです。
いちばん考えてリングに上がっている気がします。
この試合ではマライア選手は打撃のかなり手数が増えたように感じました。
エルボーと逆水平のコンビネーションとヒザ蹴りでしたかね?
今まで使っていた技ですが、ひと試合に両方というのはなかった気がします。
さらにリアクションが大きかったですし、白川選手とのコンビネーションにも若干の変化がありました。
良かったのは、最初から羽南選手の足に攻撃を絞ってまして、攻撃の起点がマライア選手からだったというのが良かったんじゃないでしょうか。
また白川選手ですが、四の字固めの入り方がジャベっぽかったのがありまして、会場がどよめきました。
この前観たティタン選手の鎌固めも入り方が違うだけで全く別の技に見えましたが、この四の字も同じように四の字に別の技に見えました。
同じコズエン(コズミック・エンジェルズ)にありながら、停滞をし続けている月山和香選手を見ると、行動を共にしなければいけなかったのは白川選手なんじゃないかと思わずにはおれません。
白川選手が月山選手のためにトレーニングメニューを考えたとかおっしゃっておりましたが、あれはやってるんでしょうかね?
こう言っちゃあなんですけど、中野たむ選手は教えるのは向いてないんじゃないですかね?
それは何も批判してるわけではありません。
名選手が必ずしも名監督にはならないのと同じです。
葉月の勢いが凄過ぎて心配
次は岩谷麻優&葉月&コグマ&向後桃 vs 上谷沙弥&AZM&林下詩美&天咲光由です。
岩谷選手がこの日誕生日ということで、QQ(クイーンズ・クエスト)からしっかり誕生日プレゼントを受け取っていました。
初っ端の詩美選手の投げっぱなしジャーマンから強烈でしたね。
両チームとも合体攻撃、連携攻撃が実にスムーズで想像以上に楽しい試合になってました。
向後選手と天咲選手が若干置いてけぼりを食っていたようには見えましたけど。
向後選手は終盤、上谷選手を結構追い込んでました。
フィニッシャーのネクターピーチをキックアウトされ万策尽きまして、後は大技を頂戴するのを待つだけになるかと思ったら、見事なラ・マヒストラルが炸裂して、あわや!という場面を作ったのは素晴らしかったです。
もう1段階上のステージに行くためにはそろそろネクターピーチの上の技を開発する必要がありそうですね。
手足が長いんでサブミッションなんかもいいでしょうし、ピーチサンダーみたいに後ろに投げるかと思ったら前に落としてしまうというようにネクターピーチを改良するってのも良いんじゃないでしょうかね。
か細く見えるのに、案外力強いじゃないの、と思わせると技の幅も攻撃の幅も広がると思います。
さて、この試合は白いベルト戦の前哨戦でもあるわけです。
挑戦者の葉月選手の勢いが凄くて、いや凄過ぎて、タイトル戦負けちゃうんじゃないかと心配になってきました。
大体、前哨戦で勝ってるほうがタイトルマッチは負けるものですから。
とはいえ、今の葉月選手に上谷選手が勝てそうな気が全然しなかったです。
エルボー合戦もあっという間に葉月選手の連打で押し切って、しかもいつまで打つの?と思うほどの連打でした。
あれはスタミナをかなり使うと思いますが、その後も普通に試合してましたから、葉月選手はスタミナもかなりあるんだな〜と思い知らされました。
また、グラウンドにおいてもいつもナガタロック Ⅱ(というかクロスフェイスという方が正しいかも知れません)だけではなくナガタロック Ⅲもやってましたね。
永田裕志選手とSTARSには以前交流があったような記憶がありますが、あれ以降も技術の伝承をしてたりするんでしょうかね?
葉月選手がベルトを巻く絶好タイミングで挑戦できるわけですから、ぜひとも巻いてもらいたいのです。
新しい景色が見られるでしょうし。
舞華がかわいい
最後はジュリア&舞華&ひめか&テクラ&桜井まい vs 刀羅ナツコ&鹿島沙希&渡辺桃&スターライト・キッド&琉悪夏です。
こちらも両陣営の絶妙の連携技がたくさん出てきまして、楽しい楽しい多人数タッグマッチとなりました。
ひめか選手の引退ロードということもありまして、客席の階段をひめか選手が転がされるという大サービスまでありました。
日常生活で階段を転げ落ちる大きな美女を目の当たりにすることなんて、まずありませんから、ライブで観た方は貴重な経験です。
終盤の大江戸隊による舞華選手の集中砲火は、いくら舞華選手が丈夫だからってそれはさすがに無理なんじゃないかと心配になるほどでした。
だがしかし、全員参加の乱戦に持ち込んでDDM(ドンナ・デル・モンド)が一気に押し返えします。
と思ったら、鹿島選手がみちのくドライバーⅡを起死回生で切り替えしたりするもんですから、最後の最後までハラハラ・ドキドキでした。
終盤の起死回生は本当にドキドキします。
プロレスを長く観てると、これは返せる、これは返せないというのがなんとなく見えてきてしまいます。
いや、正確に書けば、これは返してもいいけど、これは返したらあかんというのが見えるというのが正しいですかね。
でも、この起死回生だけは本当にどっちに転ぶのかがわからないので、ドキドキします。
鹿島選手の存在は大きいです。
なんだかんだで舞華選手が勝利を収めまして、締めのマイクとなったのですが、この試合がDDM5人全員で試合をするのが最後になるかも知れないということで、いつもニコニコの舞華選手にこみ上げてくるものがあった様子でした。
若干言葉に詰まった感じの舞華選手のアタマをポンと叩くひめか選手。
舞華選手のリアクションがかわいくて、ちょっとホロッとさせる良い締めでした。
ひめか選手の引退は、誰もが惜しむものだとは思いますが、いちばん惜しんでいるのは長らくタッグパートナーだった舞華選手のように思います。
それでも相棒の引退の花道を笑顔で飾りたいということで、必死に涙をこられる姿がめちゃくちゃ可愛かったです。
ひめか選手は引退しちゃうけど、舞華選手がいるから大丈夫だと思えました。
あ、琉悪夏選手も寂しいでしょうね。
それではまた。
ありがとう!