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とにかく武藤敬司が凄すぎた:2.12 GHCヘビー級選手権試合 潮崎豪 vs 武藤敬司 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

本日にギリギリの更新になりまして、大変申し訳ございません。

 

時々こういうことがあるのですが、どうにも気分が乗らなくてパソコンの前に座ることが出来ませんでした。

 

なんとか本日中にアップできましたので、お許し下さい。

 

さて、今回はNOAHの武道館大会です。

 

ボクはNOAHは熱心に見ておりませんので、どういう経緯で武藤敬司選手がGHCヘビー級王者である潮崎豪選手に挑戦することになったのかは全く知りませんでした。

 

しかも、全く無かったとは言いませんが、そんなに興味もなかったので元々はこの試合を観るつもりもありませんでした。

 

ところが運命だったんですかね、仕事を終えた帰り道になんとなしにAbemaTVを開いてみたら、ちょうど武藤選手の入場直前でした。

 

このタイミングの良さにこれは絶対見とけよ、という神様からのお告げだと思いました。

 

ちなみに神様と言っても飯伏幸太選手のことではありません。

 

そしてしばらくすると、聴き馴染みのある『Hold out』が流れてくるのです。

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個人的にはここでは『TRIMPH』 で出てきて欲しいなと思ってました。

TRIUMPH~武藤敬司入場テーマ曲~

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武藤選手の大一番と言うとこっちを思い出してしまうのです。

 

でも、よく考えたら武藤選手が挑戦者なのですから、王者感の強過ぎる『TRIUMPH』はダメでした。『Hold out』で正解です。

 

というより、このところ武藤選手は『Hold out』で入場してるんですかね?

 

ゲスト解説には秋山準選手と小橋建太さんがいました。

 

小橋さんの言葉が聞き取りにくくて、聞き取れれても大したこと言ってないので、あんまり振らないで欲しいな〜と思ってました。

 

ごめんなさい。

週刊プロレスでの潮崎のインタビュー

この試合に先駆けまして、今週の週刊プロレスでは潮崎選手のインタビューに、潮崎選手の師匠である小橋さんのインタビューまで掲載されていました。

このインタビュー、ボクは試合後に読みました。

潮崎豪インタビュー

出典:週刊プロレス

いつも木曜日になったら必ず週刊プロレスを読んでいたのに、今週はなぜかこの試合を観るまで一切読んでいませんでした。

 

これも試合を観てから読むほうが良いよ、と神様に言われているような気がしました。

 

しつこいようですが、神様と言っても飯伏幸太選手のことではありません。

バイブルの違い

さて、このインタビューは読まれた方も多いと思いますが、実に面白いインタビューでしかもわかりやすくなっていました。

 

ポイント8つに整理されているのです。

  1. バイブルの違い
  2. ドラゴンスクリュー
  3. 自身の闘い方
  4. ムーンサルト
  5. 足四の字固め
  6. vs元新日本
  7. vs三銃士&四天王
  8. 試合時間

それぞれの詳しいことはインタビューを読んでいただくとして、この試合が面白かったのは戦前に潮崎選手があげたポイントがしっかり押さえられていたということです。

 

ボクはもう一度この試合を観ることはしないんですが、もう一度見直す方はこのポイントを頭に入れて観ると、初見とは違った試合に見えてくるかと思います。

 

ボクが注目していたのは「バイブルの違い」というところです。

 

先週の週プロでも武藤選手が「バイブルの違い」という言葉を持ち出して、いわゆるイデオロギー闘争みたいな感じを仕掛けていたので、そこを楽しみにして試合を観ていました。

 

これは単純に新日育ちか全日育ちか、アントニオ猪木さんとジャイアント馬場さんの違いのことを指しているのだと思っていました。

 

でも、試合を観てみるとそうではありませんでした。

 

秋山選手が今週の週プロのインタビューで言っていたのだったか、馬場イズムをちゃんと継承しているのは全日ではなく、NOAHだとおっしゃっていました。

 

よってNOAHで育った潮崎選手にも当然馬場さんの教えというのが継承されていると思います。

 

でも、かつて解説席の馬場さんが「オレには解説できん」と言った四天王スタイルの中の小橋派を継承しているように思いました。

 

馬場さんの教えは進化して四天王プロレスになり、その中でも小橋さんの流派を継承しているのが潮崎選手なんです。

 

馬場イズム、王道スタイルとはまたちょっと違うものになっているように思います。

 

対する武藤選手はまさに猪木イズム、つまりストロングスタイルだったと思います。

 

ただ、猪木さんをそのまま継承したのではなく、そこに武藤流のアレンジがなされていて、それが確立されているのです。

 

武藤流と小橋流のプロレス観の違いに見えました。

 

インタビューでは、潮崎選手はこっちの土俵に引きずり込みたいとおっしゃってましたが、それはそうしないと武藤選手には勝てないとわかっていたんじゃないでしょうか。

 

結果、最初から最後まで武藤選手の土俵で闘ってしまいました。一度も潮崎選手の土俵に引っ張ってこれませんでした。

 

お互いの技を極限まで受けあって、徐々にお互いの気持ちを高めあって、共に光ろうとする潮崎選手。

 

それに一切付きあわず、自分だけ光ろうとする自分勝手さを武藤選手に感じました。

 

このエゴが武藤選手の魅力です。これを上回るにはもっと強いエゴを出して行くべきだったでしょう。

 

でも、残念ながら潮崎選手の持つバイブルには相手の光を消し去る項目はないのです。

 

お互いを光らそうとする、チョップの打ち合いに持ち込めなかった時点で潮崎選手は負けていたのです。

 

ボクは戦前、潮崎選手が勝たないとマズいだろうと思っていました。普通に潮崎選手が防衛するだろうと思っていました。

 

防衛した相手の中に「武藤敬司」の名前があるだけでGHCヘビーに箔がつく、なんて考えてました。

 

でも試合を観たら、ほぼ潮崎選手の完封負けでした。これは厳しいですね。

 

これは小橋流派の敗北ではなく、潮崎流の確立がなされていなかったことが敗因だったのかな、と思いました。

 

かつて潮崎選手はNOAHを飛び出しました。当然、そうせざるを得ない理由があったにせよ、ライバル団体に移籍するというのは、どこか新日の選手っぽいな、と思いました。

 

そしてUターンしてNOAHに戻ってくるところも新日の選手っぽいです。

 

小橋選手との大きな違いはここなんですが、今の潮崎選手にはこの感じが出てません。

 

これまで自分のわがままを通してきたから、今は「NOAHのため」に自分を使いたいという気持ちなんでしょうか。

 

でも、我の強さを出していかないと武藤選手には勝てない、そんな気がしました。

 

もしかしたらここまでのGHC戦では、潮崎流が確立されていたのかも知れません。

 

しかし「バイブルの違い」という言葉を出されて、それを考え始めた時に自分の源流は小橋さんだから小橋流こそ、潮崎流だと思っちゃって、潮崎選手独自の何かが抑え込まれてしまったのかも知れません。

 

「バイブルの違い」という言葉が潮崎選手をリトル小橋にしてしまったのです。

 

潮崎選手にとってこの敗北は、小橋さんを超える絶対王者になるための試練なんでしょう。次、チャンピオンに返り咲いた時にはもっと凄い王者になっているように思います。

 

両肩のテーピングが痛々しいので、まずそのテーピングなしで試合出来るように、しっかりメンテナンスして欲しいです。

 

何はともあれ、とにかく、武藤選手が凄すぎました。

ムーンサルトとエメラルド・フロウジョン

「バイブルの違い」は言わば新日 vs 全日だったのですが、武藤選手はそこにさらに、世代闘争も盛り込んできました。

 

それはムーンサルトプレス未遂とエメラルド・フロウジョンです。

 

ヒザに人工関節を入れてから、武藤選手は自身の最大のフィニッシャーであるムーンサルトプレスが使えなくなってしまいました。

 

しかし、この大一番、武藤選手は無理を承知でムーンサルトプレスをやってしまうかも知れないというシーンを作ってきました。

 

シュミット流バックブリーカーからコーナーへ登ろうとして、最後の一歩が上がれないのです。

 

これさえあれば、潮崎なんてもっと早く倒せたのに、と思わせる演出でしょうか。格の違いを示しに行ったようにも感じました。

 

さらには、三沢さんのフィニッシャーのエメラルド・フロウジョンも使いました。

 

小橋流を継承し、三沢さんのグリーンをも継承して「I am NOAH」を名乗るのなら、何が何でもエメラルド・フロウジョンだけはやらせちゃいけなかったと思います。

 

あの技はNOAHの宝の一つです。

 

受けてナンボの全日系だから受けるのは仕方のないことだったとしても、先にあの技を仕掛けるのは潮崎選手であって欲しかった。

 

バックステージで武藤選手は、このエメラルド・フロウジョンのことを聞かれて、三沢さんが潮崎選手ではなく、オレを応援していたんだとおっしゃっていました。

 

潮崎選手はあの一撃より、三銃士&四天王世代を超えられていないのをハッキリさせてしまいました。

 

プロレスの世代闘争では、なかなか新世代が旧世代を超えることは出来ないものなんです。だから、いつものことなんですが、ここで超えられなかったのは、潮崎選手に超えるだけのものがなかったということなんだと思います。

 

実に残念ですが、武藤敬司はやっぱり天才でした。

清宮海斗も負けそう

潮崎選手が勝つと思っていたのに、試合が始まって数分でこりゃ武藤選手の勝ちだなと思った瞬間、これはかつて新日に天龍源一郎さんが来たときみたいに、次々とNOAHの主力を倒していくんだろうな〜という気がしてきました。

 

その場合、誰が天龍さんにしつこく食らいついた橋本真也さんみたいになるだろう?と思っていたら、試合後、清宮海斗選手が出てきました。

しかし、清宮選手は武藤選手の横にボ〜ッと突っ立って何も言いません。

 

武藤選手はもし清宮選手が仕掛けてきたら、何かを返したかも知れませんが、そのまま武藤選手が花道を帰っていくのを見送ってしまいました。

 

NOAHではこういうものなのかも知れませんが、NOAHファン的には潮崎選手が負けてしまい、意気消沈というところで、清宮選手がオレがいるから大丈夫だというようなことを言うべきだったと、ボクは思います。

 

バックステージの武藤選手のコメントを読みますと、かなりしんどかったことが伺えます。

 

タイトルマッチは年に1回か2回にして欲しいと団体に申し入れようかともおっしゃってます。

 

つまり、かつての天龍さんみたいには何度も闘ってはくれないかも知れないわけです。

 

次に清宮選手がやって負けようものなら、もう清宮選手が取り返すのは難しいということです。

 

ならば、何が何でも一発で取り返してやるということをアピールして欲しかった。

 

あんなにしっかり負けてしまったのに、試合後に握手に応じない潮崎選手の大人気なさも気に入りませんでしたが、出てきたのにな〜んにも言わない清宮選手にもガッカリで、やっぱりNOAHはボクには合わないのかな、と思いました。

 

あの感じでは清宮選手は勝てないでしょうし、勝っちゃったら潮崎選手が気の毒です。

 

ここは中嶋勝彦選手や拳王選手が出ていくところだったんですかね。

 

とにかく、武藤選手が凄すぎました。

武藤敬司

出典:プロレスリングNOAH公式ウェブサイト

それではまた。

ありがとう!


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