元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は新日、ヘビー級のほうのタッグリーグ戦の感想を書いてまいります。
WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022
いよいよ大詰め。
この日を終えて、残すところあと1試合。
ということで、感想を書く前なのに優勝の行方を書いてみますが、現時点で優勝決定戦に進出する可能性があるのは、4チーム。
- 毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)
- 内藤哲也&SANADA
- TMDK(マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト)
- オージーオープン(マーク・デイビス&カイル・フレッチャー)
で、最終戦のカードは毘沙門 vs TMDK、内藤&SANADA vs EVIL&高橋裕二郎で、オージーオープンは全日程が終了しておりますので、これ以上点数が伸びません。
パターンとしては毘沙門と内藤&SANADAが勝つパターン、TMDKと内藤&SANADAが勝つパターン、毘沙門が勝って内藤&SANADAが負けるパターン、TMDKが勝って内藤&SANADAが負けるパターンの4つあるわけです。
内藤&SANADAが負けると自動的にオージーオープンと毘沙門 vs TMDKの勝ったほうが優勝決定戦を闘います。
内藤&SANADAが勝って毘沙門が勝ちますと、オージーオープンを含めた3チームが14点で並びますが、オージーオープンは毘沙門にも内藤&SANADAにも勝っていますので1位、内藤&SANADAは毘沙門に勝っていますので2位となり、優勝決定戦はオージーオープン vs 内藤&SANADAとなります。
そして内藤&SANADAが勝ってTMDKが勝ちますと、TMDKは内藤&SANADAとオージーオープンに勝っているので1位、内藤&SANADAがオージーオープンに勝っていますので、2位となり、TMDK vs 内藤&SANADAとなります。
毘沙門 vs TMDKと内藤&SANADA vs EVIL&裕二郎が引き分けて1点となると、3チームが同点になりまして、内藤&SANADAが毘沙門にもTMDKにも負けてますので、毘沙門 vs TMDKは何らかの形で決着つけることになります。
つまり内藤&SANADAが勝つとほぼほぼ優勝決定戦進出しそうです。
ゲイブはよく勉強している
まずは毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)vs アレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッドです。
結果は当たり前のように毘沙門がきちっと勝ちましたが、前回ついに1勝したことでノリがずいぶん良くなりました。
とくにゲイブ選手が良かったです。
毘沙門の決り文句の「せーの」を使ってました。
相手がどんな相手で、何をしてくるのかをしっかり事前に勉強していたんでしょうね。
コグリン選手が理解してなかったのが残念でしたが・・・。
コンビネーションも良くなってきたようにも思えました。
コグリン選手がぶん投げたあとにゲイブ選手が天山プレスで飛んできました。
天山プレスがジャストミートして、もらったYOSHI-HASHI選手がマジでやばかったんじゃないかと思いました。
戦績はさておき、ゲイブ選手はこのリーグ戦を終えて一皮むけそうですね。
コグリン選手のほうは、あまりにもキャラ(アンドロイド)に引っ張られ過ぎて、能力が開放できなくなっているような気がします。
HOTは今後どういう扱いになるのでしょう?
次は棚橋弘至&矢野通 vs “キング・オブ・ダークネス”EVIL&高橋裕二郎です。
もう優勝戦線には大方絡まないわけですから、普通に棚橋&矢野が勝っちゃうんじゃないかと思ったのですが、ここで急にHOT(ハウス・オブ・トーチャー)が勝つとは少々驚きました。
しかも、ここまで不発続きだった、悪の連携が久しぶりに炸裂しましたね。
何でここで勝っちゃったんでしょうね?
考えてみれば、HOTは外国人選手が来日できなくなって、BULLET CLUBが手薄になったところで急ごしらえ出現した立ち位置が微妙なヒールユニットです。
BULLET CLUBとモメるかと思えばモメずにBULLET CLUBのままですが、特にBULLET CLUBのみなさんと仲良くするって感じでもない。
そして、このリーグ戦ではさんざん介入をしているのだけども、結局負けるということを繰り返し、ヒールとしても機能してない感じになってきてしまいました。
このリーグ戦の後、どういう扱いになるんでしょうね?
本当にNEVER6人タッグのためだけにあるユニットということなんでしょうかね?
EVIL選手も一時はIWGPの2冠チャンピオンだったのに、今やシングル戦線とは遠く離れてしまいましたし。
きっとEVIL選手的にもこんなはずじゃなかったと思ってるんじゃないですかね?
いい選手ばかりなんですから、もうちょっと上手に使ってあげて欲しいです。
タッグの面白さが爆発
次はTMDK(マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト)vs オージーオープン(マーク・デイビス&カイル・フレッチャー)です。
この日のベストマッチでした。
何でこれがメインではないかというと、おそらく両チームとも外国人だから、でしょうね。
試合内容ではメインより遥かに面白かったです。
タッグマッチの最高到達点なんじゃないかというぐらいの試合でした。
両チームとも連携が途切れないし、流れが行ったり来たりして、最後までどっちが勝つのかわからないハラハラドキドキの試合でした。
こういう試合を日本人選手同士で全然出来てないというのがちょっと悲しくもなりました。
昔から新日本は日本人タッグチームは今ひとつなイメージですから、その伝統が今も受け継がれているんですかね。
これでTMDKもオージーオープンも優勝の可能性が出てきました。
で、こんなに内容が良いのなら、このまま優勝決定戦でも良いんじゃないかと思っちゃいました。
何回も何回も日本に来て試合して欲しいですし、ぜひライブで観たい試合です。
グズグズのメイン
最後は内藤哲也&SANADA vs 鈴木みのる&ランス・アーチャーです。
セミが良過ぎたのもあるんですけども、それにしたってグズグズでしたね。
声出しOK大会だったので、「デ・ハポン」締めはまず間違いないので、あとはどうやって強力なみのる&アーチャーを倒すのか、ということになります。
どうせ最終的に鈴木軍の2人が負けるんだからと、派手に暴れてやろう、大いに内藤をボコボコにしてやろうとしたんでしょうか、内藤選手が集中的に攻められていましたね。
ほとんど何も出来ず、いつ内藤選手が負けてもおかしくないぐらいにボコられてました。
しかも、SANADA選手も全然助けられないという感じで、タッグチームとしても全然機能してませんでした。
逆に鈴木軍の2人、いや特にアーチャー選手はサービス満点でちびっこファンを大いに怖がらせてました。
その子を抱いてるお母さんらしき人は大笑いしながら、アーチャー選手の写真を獲ってました。
これぞプロレス会場の正しい風景でした。
さて、終盤がホントにグズグズで、みのる選手の受けがかなり危うかったです。
いつの間にあんなに足腰が立たなくなっちゃったんでしょうね?
このリーグ戦から内藤&SANADAが使い始めている合体スイングDDTは腰砕けになって、全然DDTが成立しなくてSANADA選手が対処に困っていたし、そのあとのデスティーノもフラフラしてて内藤選手が宙を舞っている時に、グシャッと潰れてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしました。
しかも、デスティーノとしても当たりが浅い感じだったのですが、なぜか3カウントということで、せっかくの「デ・ハポン」締めではありましたが、勝ちが素直に喜べないグズグズのフィニッシュだったように思いました。
高知には今年2回目の新日本プロレスの大会だったそうですが、わずか2回のうち1回がこんなグズグズだと待ちに待った内藤選手のファンはちょっとガッカリしてるんじゃないでしょうか。
いや、でも、泣いてる方もおられましたね。
「デ・ハポン」をみんなで叫べたら、それはそれで良いのかも知れませんね。
ほとんど美味しいところのなかったSANADA選手のファンの人のほうがキツいかも知れませんね。
とはいえ、世界最高峰のタッグマッチがセミで観られたのは羨ましかったです。
それではまた。
ありがとう!