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G.o.D.しっかり負けてしまう:12.7 WORLD TAG LEAGUE 2021 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は『ワールド・タッグリーグ』の感想です。

WORLD TAG LEAGUE 2021

あと2試合を残しまして14点のチームが4チーム、12点のチームが2チームということで大混戦です。

どこのチームにも2位までに入る可能性がありそうな(ちゃんと確認してません、ごめんなさい)雰囲気です。

どこが優勝するんだろうな?とワクワクするところなのかも知れませんけども、やっぱり初めに予想した通り

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内藤&SANADAになるんじゃないかと今回で確信しました。

それでは振り返ってまいりましょう。

佐山聡降臨

まずは永田裕志&タイガーマスク vs タイチ&ザック・セイバーJr.です。

試合はタイガー選手が聖帝十字陵でギブアップしちゃいまして、通常ならまずフィニッシュにならない技がフィニッシュになっちゃったところに悲しみが溢れました。

タッグチャンピオンチームなんだから、別に永田選手をやっちゃってもいいと思うんですけどね。

だって、タイガー選手はジュニアのタッグチャンピオンなんだし。

永田選手には周りが気を使い続けるんですね。

さて、そんな試合結果よりも、この試合のポイントは序盤のタイチ選手とタイガー選手の絡みです。

タイガー選手に対してタイチ選手が「思いっきり蹴ってみ」と言いました。

これで長いことプロレスを観ている人はピンときたでしょう、佐山ムーブです。

解説陣はなぜか佐山の「さ」の字も出しませんでしたが、獣神サンダー・ライガーさんが知らなくても、村田晴郎さんやミラノコレクションA.T.さんが知らないはずありません。

新日の中継で佐山さんの名前を出すのはご法度だったんでしょうか。

ともかく、序盤に佐山さんのお弟子さんであったタイガー選手が佐山さんのモノマネをしたタイチ選手に指導を受けるようなくだりは最高でした。

これだけあれば充分です。

クルックヘッドシザースというチョイス

次は棚橋弘至&矢野通 vs 鈴木みのる&TAKAみちのくです。

結果はいつも通りにTAKA選手が負けちゃったんですが、終盤TAKA選手が棚橋選手を追い込む場面がありました。

その追い込む場面に使った技がクルックヘッドシザースだったというのも、シビレました。

最初、昔佐々木健介さんが使ってたストラングルホールドαかな?と思ってワクワクしたんですけど、クルックヘッドシザースというチョイスでもぜんぜんガッカリしませんでした。

しかもしっかり決まっていたので、あれで棚橋選手がギブアップしちゃっても何の違和感もなかったと思います。

いや、むしろTAKA選手の復帰後初勝利の相手が棚橋選手だったら、ここまでの全敗も帳消しになるインパクトだったのに、と思うとなんでギブアップしないんだよ、棚橋!と思うくらいです。

TAKA選手はいいプロレスラーだと思いますので、また違うシリーズで起用する時はもうちょっと活躍させてあげてください。

「飯伏を倒した貯金」は使い果たした

次は真壁刀義&本間朋晃 vs EVIL&高橋裕二郎です。

こちらもまた本間選手が普通に負けてしまうという何の変哲もない試合でした。

こんなに本間選手ばかりが負けてしまうくらいなら早送りしたら良かったな、と思いました。

ところでフィニッシュはG1から裕二郎選手が使い始めたBIG JUICEですが、この技もずいぶんとインパクトが薄れてきましたね。

一番最初に披露した時が飯伏幸太選手を倒したということもあって、裕二郎選手の最終兵器のようなインパクトがあったんですが、単にピンプジュースを使わずにこっちを使い出しただけで、今やピンプジュースと何も変わらなくなってしまいました。

飯伏選手を倒したことで獲得したインパクト貯金を完全に使い果たしてしまいました。

裕二郎選手はこれまでフィニッシャーをコロコロ変えてきてます。

どれも良い技だと思うんですが、使い方が下手なのか前のフィニッシャーがただのつなぎ技になり、新しいフィニッシャーが更に強力になったと一瞬思うんですが、すぐこれまでのフィニッシャーと違わなくなる傾向があります。

新フィニッシャーの導入というのは、前のフィニッシャーが決まらなくなった、決まっても3カウント奪えなくなったという不都合が出てきたらするものだと思うのですが、裕二郎選手の場合、そういうストーリーがない状態で新フィニッシャーを導入するのでこんな事が起きているのです。

良い技だとは思うので、使い所や畳み掛け方をもう少し考えて、大事に使ってほしいものです。

テンコジカッターのほうが効きそうだ

次は、天山広吉&小島聡 vs グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレです。

ヘナーレ選手がテンコジカッターは古い合体技だとおっしゃったようです。

つまりエンパイアが使っているインペリアル・ドロップのほうが優れているということを言いたいのだと思います。

実際インペリアル・ドロップがフィニッシュになったのでそれを証明した形にはなったのですが、ボク的にはテンコジカッターのほうが高い位置から落とされてるように見えるので、テンコジカッターのほうが効きそうな気がします。

ライガーさんがヘナーレ選手を過剰に褒めてたので、練習はかなりしてるんだろうなぁというのはわかりました。

前の試合で大きくは発達していないけども、動き続けるための体づくりをしているとみのる選手を褒めた後で、ヘナーレ選手の大きく発達した大腿筋を褒めていたので、結局どっちでも良いんだなと思い、ライガーさんは相変わらずだな、と思いました。

ヘナーレ選手的には迷惑な褒めに感じました。

体がデカくなったことなんて、今更褒められても仕方がないと思うんですがね。

つまりはよく練習している姿を見ているのでなんとか褒めてあげたいが肉体しか褒めるところがなかったということでしょう。

褒めるべきはボディブローの鋭さなどの打撃の説得力だったり、突進力だったりのほうだと思います。

これがヘナーレ選手が突出して素晴らしいところだったら良いんですが、そうでもないのでヘナーレ選手は活躍できないのです。

たぶん。

この際、試合中もサングラスして、頭部には一切攻撃を貰わないというようなキャラにでもなったら、かなり面白い存在になると思うんですが、さすがにそれは危ないですかね。

いきなり覚醒することもあるので、長い目で見ましょう。

それまでは他愛もないライガーさんの褒めを聞くことになります。

オーエンズ大車輪の活躍

次は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズです。

オーエンズ選手は最高です。

これで勝てればもっと良かったんですが、後藤&YOSHI-HASHIがここで負けてしまうと、何も無くなってしまうので最後まで優勝争いはさせておかないとマズいですから、仕方がないです。

特に最高だったのは、同士討ちでファレ選手が場外に転落した時。

合体攻撃がやたらにある後藤&YOSHI-HASHIが有利な状況なんですが、オーエンズ選手一人で手球に取ってしまいました。

ここはオーエンズ選手を圧倒しないとダメなところだったのに、いいようにやられてしまいました。

オーエンズ選手、大車輪の活躍でした。

後藤&YOSHI-HASHIがベルトを巻くことは無さそうですね。

G.o.D.しっかり負けてしまう

最後は内藤哲也&SANADA vs タマ・トンガ&タンガ・ロアです。

最後は内藤選手のデスティーノでロア選手がしっかり負けてしまいました。

事実上、現在の新日最強タッグのG.o.D.が競り合いの末に負けるという感じではなく、そこそこ圧倒していたのに最後の最後でしてやられるというのは、ちょっとかわいそうな気がしました。

ロスインゴ勢も連携は素晴らしいんですが、この試合は終始G.o.D.ペース。

(ボク的に)優勝予定の内藤&SANADAも、この流れではせいぜいジャックナイフ、もしくはオコーナーブリッジで丸め込みしかないな、と思っておりました。

それがデスティーノです。

G.o.D.には厳しいですね。

これにめげず、今後もG.o.D.にはタッグ戦線を賑わして欲しいです。

それにしても近頃のSANADA選手、オーラが無くなっちゃいましたね。

その他大勢感が強くなりました。

SANADA選手が主役に躍り出るようなことはないんですかね。

プロレスラーはリング上でどれだけ良い試合しても、日々の自己主張ができないとこんなことになるという例になってしまいました。

ボクはSANADA選手が好きなので、燻り続けている現状は本当に残念です。

いっそロスインゴを出て、男前ばかりのクールなユニットでも結成してそのリーダーに収まればいいのに、と思ってます。

ガンバレ、SANADA!

それではまた。

ありがとう!


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