好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

金的が効かないんじゃ勝てません:12.4 WORLD TAG LEAGUE 2021 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は少し遅くなってしまいましたが、『ワールド・タッグリーグ』の感想です。

『スーパージュニア』が良すぎるのかな?

第1試合の鷹木信悟 vs 大岩陵平がいちばん面白かったような気がしてます。

WORLD TAG LEAGUE 2021

連続して観ないと集中できないのかも知れませんね。

とはいえ、『スーパージュニア』のほうは次はどうなるんだろう?という興味が湧いているから連続して観てないというだけじゃないのかも知れませんが、内藤哲也選手やグレート-O-カーン選手には申し訳ありませんが、『ワールド・タッグリーグ』はドームでのシングル戦あぶれた人たちによるドームまでのつなぎでしかないように思えてしまいます。

どうしてタッグでは熱くなれないんだろ?と思います。

90年代の全日を観てた頃は、シングルよりもタッグのほうが楽しみだったぐらいなのに。

全日だったからかな?

それでは振り返ってまいりましょう。

永田が負けた!?

まずは永田裕志&タイガーマスク vs バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズです。

オーエンズ選手のパッケージドライバーで永田選手が負けるという結末にかなり驚きました。

ナガタロックⅡがオーエンズ選手に決まったときは、これで終わったな、と思ったんですが、まさかその先があるとは!

内容的にはいつも通りにタイガー選手がかき回して、あとから永田選手がノッシノッシ現れて、ヨイショヨイショと蹴っ飛ばしてという感じだったんで、いつも通りの結末が待っているとしか思っていませんでした。

やっぱり棚橋弘至選手に勝ったということでオーエンズ選手の格が上がっているんですね。

棚橋選手が負けたんだったら、オレも負けて良いってところでしょうか。

とにかく、これは素晴らしいことです。

誰もがオーエンズ選手は実力者であることは知っていましたが、結果がついてきてませんでしたから。

これでファレ&オーエンズは12点。

内藤哲也&SANADAとタイチ&ザック・セイバーJr.に負けているというのが痛いですが、優勝争いに残っているということがこれまた素晴らしいと思います。

TAKA全敗なのかな?

続きましては後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs 鈴木みのる&TAKAみちのくです。

後藤&YOSHI-HASHIの合体攻撃やら連携攻撃ってなんかボクは好みじゃないんですよね。

どれも帯に短し襷に長しという感じがします。

フィニッシュの消灯は、名前は前のアルファベット3文字(何だったか忘れました、というか覚えられませんでした)よりも覚えやすくていいとは思います。

ただ、フィニッシュ足り得る説得力があるかと言うと、どうも弱い気がします。

じゃあどんな技なら良いのか?と問われると、ダブルインパクトとか、スタイナーブラザーズがやってた肩車した相手にブルドッキング・ヘッドロックすると高さが出るほうが好きですかね。

とはいえ、結局のところ、消灯で誰を倒したか、というところなんです。

今回もこれがみのる選手が3カウント奪われたのなら、この技の説得力も増すんですけど、ずっと負けてるTAKA選手ではね、となるわけです。

それにしても、またしてもTAKA選手が負けちゃいました。

直接みちのくドライバーⅡで3カウント奪うというのは、なかなか難しいかも知れませんが、ゴッチ式パイルドライバーが炸裂した相手にとどめのみちのくドライバーⅡならば3カウントを獲っても問題ないと思うんですが、そういう展開にはなりませんか?

内容自体は悪くないと思うんですけど、このシリーズはとりあえず全部負けということになっているんですかね。

良いレスラーだと思っているので、なんかこの使われた方はもったいないと思ってしまいます。

また本間が負けた

続きましては真壁刀義&本間朋晃 vs グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレです。

こちらもまた本間選手が負けてました。

真壁選手が負けたって良いのに、ね。

というか、あんなに真壁選手って動きが悪かったっけ?と毎試合思うんですよね。

腰にはまだテーピングがありましたから、仕方がない部分もあるんでしょうけど、負けちゃった本間選手がバックステージでコメントを残しているのに、おしゃべりな真壁選手がノーコメントって、このシリーズ全然仕事してないように思えます。

無理して出場してるんでしょうかね?

これは『スーパージュニア』と並行して開催した弊害です。

説得力満点のオコーナーブリッジ

次は天山広吉&小島聡 vs 内藤哲也&SANADAです。

テンコジはかなり善戦したように思いました。

小島選手のラリアットが炸裂すれば、いつでも勝てるので終盤SANADA選手と小島選手の一騎打ちというシーンが作れたら面白いのに、と思っていたのですが、最後はSANADA選手と天山選手でした。

※負けるとしたらSANADA選手と思っています。

それでもTTDが炸裂すれば、と思っていたのですが、オコーナーブリッジが決まって万事休す。

少し前に、オコーナーブリッジは相手のスタミナを削りに削って、ダメージを蓄積させた末に決まるから、説得力があるのに割りと早い時間帯で決まっちゃうと説得力が薄いと感じてしまう的なことを書きました。

それでいうと今回のオコーナーブリッジもそんなに天山選手がスタミナを削られた感も、ダメージの蓄積もあったような気がしませんでしたが、通常よりもゆっくりと身体を折りたたまれてしまったために、天山選手の体が固いのでコンパクトにされるだけできっと動けないんだろうな〜と思わせる効果があり、説得力満点でした。

ブリッジする前にポンと跳ね上げてられてしまいそうだったんですが、少し強引に折りたたんだのが良かったですね。

ところで、モンゴリアンチョップってついトライしたくなる技なんですかね。

あからさまな点数調整

次はタイチ&ザック・セイバーJr. vs EVIL&高橋裕二郎です。

あまりにもあからさまな点数調整で、つまんない試合でした。

フィニッシュはスポイラーズチョーカーでしたからね。

アレが例えば場外でザック選手にスポイラーズチョーカーで足止めしているうちにリングでEVIL&裕二郎の連携でタイチ選手を倒すという展開であれば、まだ良かったと思うんですがね。

EVIL選手が自分が法律というのなら、いっそ拷問の館だけ3人でエントリーしてもいいという風に出来たら、まだ面白がれたんですがね。

セコンドが介入するというのは、たまにちょこちょこっとあるから良いんですが、フィニッシュを奪ってはマズいと思います。

餃子を酢コショウで食べて酢の味しかしなかった感じです。

金的が効かないんじゃ勝てません

最後は棚橋弘至&矢野通 vs タマ・トンガ&タンガ・ロアです。

フィニッシュはマジックキラーでした。

ボクはせっかくG.o.D.には合体トンガンツイストがあるんだから、それをフィニッシュにすればいいのにと思うんですが、マジックキラーがいろんな意味で使い勝手が良いんですかね?

終盤、矢野選手の巧みな金的が攻撃からの丸め込みが炸裂したのですが、カットではなくキックアウトでした。

大会の締めを棚橋選手がするために、このカードがメインで組まれたんだろうと思っていたので、思ってたとおりG.o.D.に勝ったわ!となったのに。

まさかのキックアウト。

あれはタマ選手のミスかな?

本当はタマ選手がカットに入って、そのままガンスタンだったんじゃないかと思うんですがね。

矢野選手の必殺の金的からの丸め込みで勝てなかったら、トオルとヒロシに勝ち目はありません。

順当な結果なんですが、ちょっとガッカリしました。

英語で締められても何を言ってるのかわからないし、邪道選手がフォローするならまだしも、それもないわけですからなんとなくグダグダで終わっちゃった感じがしました。

G.o.D.はいいチームなんですが、なんか面白くないです。

リミッターがかかってる感じがするんですよね。

ホントはもっと凄いことができるのに周りに気を使ってそれを抑えてるような。

きっと本気になったら、どのチームもとても勝てそうな気がしないという感じになっちゃうんじゃないでしょうか。

いつも物足らないんです。

G.o.D.をしっかり受け止められるチームがもっと出て来るとドームまでの繋ぎシリーズだなんて思わないんじゃないでしょう。

それではまた。

ありがとう!


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