元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
2023年の感想2つ目はまたしても新日本でもスターダムでもないということになりました。
今回は昨年末に行われましたGLEAT Ver.4という大会の感想です。
【大会生配信】2022年12月30日 TOKYO DOME CITY HALL「GLEAT Ver.4」
この大会はYouTubeで観られます。
GLEAT Ver.4
吉野正人さんが解説。
吉野さんはGLEATチャンピオンベルト管理委員会、プロレスリング部門のコミッショナーをやっておられるそうです。
ドラゴンゲート系の人がどんどん増えているような気がしました。
ボクはあんまりドラゴンゲート的な世界観があっまり好きじゃなかったりするんですが、GLEATは面白く感じております。
それでは振り返ってまいります。
第1試合:田中稔 vs 藤原ライオン
第1試合はリデットUWFルールで行われました。
5ロストポイント制だそうで、出来るだけ曖昧さを無くすようにルール設定がされてます。
UWFインターのルールとほぼ同じかな?という印象です。
細かいところまでUインターのルールは覚えてないんですけどね。
藤原ライオン選手というのは、藤原組長の藤原姓を名乗っているそうです。
藤原組というのも落語家の一門みたいになってきているんですね。
こういうのがアリなら、LADojoの選手達も柴田一門として、柴田姓を名乗って欲しい気持ちになりました。
「クラーク柴田」とか、「アレックス柴田」とか、「ケビン柴田」とかね。
そして、田中選手も藤原組長のお弟子さんだったはずですから、2人は兄弟弟子って感じでしょうかね。
藤原選手はキックがドスンと重い感じがして良かったんですが、割とあっさり膝関節を取られちゃって負けちゃいました。
サラッと終わっちゃうところがUWFルールという感じがしました。
第2試合:宮城倫子&福田茉耶 vs 岩田美香&鈴木ユラ
この試合もUWFルールです。
宮城選手は練習着のまま出てきた感じで、何かコスチュームが間に合わなかったのかな?と思っちゃいました。
福田選手は小さいですね。
岩田選手が大きのかな?
打撃がめっちゃ軽そうでした。
格闘技よりの試合なんだから、もうちょっと体重の近い者同士で当ててあげて欲しいですね。
でも、UWFってこういうものか。
岩田選手は仙女(センダイガールズプロレスリング)の選手ということですが、仙女にも橋本千紘選手以外にUWFルールに対応できる選手がいるんですね。
格闘技のバックボーンがあるというよりも喧嘩の強い女性という感じがして、好きになりました。
そして、鈴木選手はブラジリアン柔術とキックボクシングをやっているという方でUWFルールにはうってつけの選手みたいです。
しかも18歳なんだそうです。
グラウンドでは福田選手を圧倒してましたが、打撃では逆に圧倒されていたので、キックボクシングより柔術のほうが得意なんでしょうね。
今回負けちゃいましたけど、これからバンバン活躍するんじゃないでしょうか。
で、福田選手のキックがポンポンと良いところに入ったみたいで、福田選手がKO勝ちとなりました。
宮城選手と岩田選手はほとんど何もしないままで試合が終わってしまいました。
宮城選手は最初からあんまり試合をする気がなかったんかな、と思いました。
この物足りなさもUWFルールって感じでした。
第3試合:伊藤貴則 vs 青木真也
この試合もUWFルールです。
スパッツじゃない青木選手を観るのは初めてでした。
青木選手がずっと楽しそうにしてました。
青木選手のグラウンドは観てて楽しかったです。
グラウンドに誘うのに体育座りを使う青木選手でしたが、こういうふざけてる感じが好きです。
青木選手がかなりポイントで有利だったのに、なんだかんだで残りポイントが1vs 1になってハラハラの展開になりました。
この辺は青木選手がコントロールしてるんだろうな〜と思いました。
しかし、結局は時間切れドローでした。
技術差があってもウダウダしてたらドローになっちゃうというのも、UWF的なのかな〜とか思っちゃいました。
この試合の前日に仙女の橋本千紘選手のオブライトことジャーマン・スープレックスで、青木選手は3カウントを奪われたそうですから、
DDT29日の東京ドームシティホール大会で、青木真也(39)がセンダイガールズの橋本千紘(30...…
そのダメージが残っていたのかな?という感じがしました。
UWFスタイルで闘う青木選手をもっと観たいと思わされました。
第4試合:飯塚優 vs 井土徹也
この試合はUWFルールのメインです。
序盤はゆったりとした回転体という感じのグラウンドの攻防が観られました。
若いのでもっと速く動き回るのかと思っていたので、少々物足らなさを感じてしまいました。
打撃もゆっくりしたリズムに思えて、新世代のUWFルールでの試合というのは、こういうリズム感なのかも知れませんね。
と思っていたら、どんどん早くなってきました。
体が温まってなかったのかな?
飯塚選手のほうがトリッキーな動きをしてて楽しかったです。
ボクが知っているUWFからは進化している感じがしました。
しかし、結果は井土選手のジャーマンが炸裂してKO勝ちしました。
ホールドしたおかげで余計に聞いてた、というような解説を吉野さんがされていましたが、そういうものなんだな〜と思いました。
第5試合:渡辺壮馬&ジャック・カートウィール&セブティモ・ドラゴン vs 頓所隼&佐藤恵一&グリンゴ・ロコ
ここからはプロレスルールです。
渡辺選手は前に見た記憶はありますが、その他の選手は全く知りませんでした。
ロコ選手は太めの体型からは想像がつかないぐらいに軽やかルチャっぽい動きを見せました。
この体型の選手にこんなに軽やかに動かれたら、他の選手は嫌になるんじゃないですかね?
カートウィール選手もまたズングリムックリなんですが、クルンクルン回って、オリジナリティ溢れる動きを見せます。
これまた面白い選手ですね。
その他の選手も、当たり前といえば当たり前なんですけども鈍臭い動きをする選手はいませんでした。
これはすごい試合になるんじゃないの?というワクワク感が試合始まってすぐからありました。
そして、その期待を上回る攻防を見せつけられました。
渡辺選手が技を失敗してましたけども、それ以外はすごい技が次々とノンストップで繰り出されるど偉い試合でした。
ルチャあんまり好きじゃないんですけども、この試合は普通に楽しかったです。
この試合がプロレスルールの第1試合で、ここからちゃんと尻上がりに盛り上がっていくのか心配になります。
第6試合:クワイエット・ストーム vs ハートリー・ジャクソン
この2人も知りません。
ストーム選手は名前だけは知ってましたね。
何で知ったのかは覚えてないんですがね。
ストーム選手がメチャクチャ足が短いことにまずビックリしました。
試合はこれからというところで、丸め込みでストーム選手が勝っちゃいました。
第1試合に比べると、かなり物足らないな〜と思ったら、試合を終えたばかりのロコ選手がストーム選手を襲いまして、ストーム選手にあれはスターダストプレスなのかな?を食らわせました。
ヘビー級であんなにくるくる回れるのは内藤哲也選手だけだと思っていたのですが、世界は広いです。
何やら、軍団抗争に発展するみたいです。
第7試合:CIMA vs ルイージ・プリモ
闘うピザ職人だというプリモ選手。
入場時に存分にピザを大きくしながら出てきました。
しかもピザを持ったまま、いや回したまま闘います。
いかなる技を繰り出しながらも、もらいながらも、常にピザを回しっぱなし。
ちなみにエプロンもしたままでした。
冗談抜きで終始ピザを回していたのに本当に驚かされました。
ピザを奪ってCIMA選手が攻撃しようとするとレフェリーが止めて、ピザを取り上げてプリモ選手に返却するというのも良かったです。
どうもピザはプリモ選手の体の一部のようで、ピザを回してないとプリモ選手は力を失ってました。
どこまで回し続けられるのか、気になるのでもっとプリモ選手の試合を観たいです。
第8試合:G-INFINITY選手権試合 田村ハヤト&チェック鳥谷 vs 鬼塚一聖&入江茂弘 vs フラミータ&YUTANI
3WAYによるタッグのタイトルマッチですね。
鬼塚&入江が勝てなかったら、鬼塚選手がストロングハーツを追放になるということで、それが鬼塚選手にとってどれほどしんどいことなのかがイマイチわかりませんので、試合を観るにあたって、ボクには何の効果もないシチュエーションでした。
YUTANI選手というのは、高校卒業後に単身メキシコに渡ってプロレスラーになったそうです。
DOUKI選手もそんな感じじゃなかったかと思うんですが、これからはそんな逆輸入プロレスラーが増えてくるかも知れませんね。
この試合もルチャテイストの強い試合でしたね。
ボクはどうしてもルチャの試合ってどれも同じような試合に見えてしまいます。
1つ前が極端に短い試合で、その前がこの試合と同じような多人数タッグマッチでルチャテイストの試合となると、さっきも観たな〜というような気持ちになってあんまり楽しめません。
最後はチャンピオンチームの田村選手が鬼塚選手にジャックハマーからのキン肉バスターかな?で勝ってしまいました。
リスク背負っているのが鬼塚選手だけなので、いずれにしても勝敗に絡むだろうとは思ってました。
終盤鬼塚選手の出番が増えてきた辺りから、ここで終わるな〜と思ってたら終わりました。
こういうしょうもない予想は裏切って欲しいところです。
さて、ストロングハーツはGLEATでは正規軍にあたるのかな?
そこを追放された鬼塚選手が今後、どこ所属になるんでしょうね?
3WAYでありながらも鳥谷選手がきちんと敵の3人を押さえてしっかり勝ちましたので、タッグワークではチャンピオンチームが一枚も2枚も上なんでしょうね。
どのぐらい防衛を重ねているのかは知りませんが、長期政権になりそうなチームでした。
第9試合:T-HAWK&カズ・ハヤシ vs SANADA&BUSHI
BUSHI選手のマスクがオーバーマスクも試合用のマスクも獅龍とのハーフマスクというのが良いですね。
90年代の新日にも獅龍の名前でハヤシ選手が参戦していて、その頃よく観てました。
その頃は、ジュニアの中でもひときわ小さいイメージでタッグでは活躍できるだろうけど、シングルではきつそうな選手だな〜というイメージでした。
それがマスク取ったらこんなに男前だったとはビックリしました。
SANADA&BUSHIはいつもよりもヒールっぽい闘いっぷりでした。
外敵であることをちゃんと理解しています。
そもそもLIJ(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)はヒール的な立ち位置だったのが、今は有耶無耶になっているだけで、本来はこういうことを普通にするユニットだったことを思い出しました。
SANADA選手はそんなに大きいと思ってなかったんですが、この中に入ると一回りぐらい大きく見えます。
あの大きさでピョンピョン飛べるのはスゴいことなんですね。
普通に見ていることなので、ありがたみを忘れていました。
最後はLIJの見事な連携でハヤシ選手を倒してしまいました。
レスラー生活30周年でしたかね?そういう節目の年を迎えたハヤシ選手が主役だとばかり思っていたので、普通に負けちゃったことに少々驚きました。
こういう予想の裏切られ方は嬉しいものです。
第10試合:G-REX選手権試合 エル・リンダマン vs 石田凱士
挑戦者メダルというのがあるそうです。
石田選手は元ドラゴンゲートだそうです。
リンダマン選手もドラゴンゲート系ですよね。
だったら、もっともっとルチャの香りがしてきてもいいかな?と思うのに全然しなかったので楽しめました。
石田選手というのは不思議な選手だなと思いました。
打撃ではリンダマン選手のエルボーのほうがインパクトが上だったし、投げについてもリンダマン選手のほうがインパクトが上。
そしてサブミッションに関してもリンダマンのほうが上だな〜と観てて思ったんで、普通なら石田選手がほとんどリンダマン選手に勝っているところがないように見えているわけですから、一方的に負かされても仕方がないはずなんです。
ところが、試合全体で見ると、それほど2人に差があるように感じないんですよね。
リンダマン選手のほうが一つ一つの技の見せ方がうまいんですかね。
それとも石田選手の受け方がリンダマン選手の技が強烈に見えるように受けてて上手ということなんですかね?
GLEATにやってきて2ヶ月で、それでこのベルトを獲ったほうがインパクトがあったと思いますが、ここで負けても、次は流石にリンダマン選手が負けちゃうんじゃないのという気持ちにさせたことが素晴らしいことだと思いました。
今の今まで、名前も見たことがない選手で名前に至ってはなんと読むのかさっぱりわからなかったのですが、これからの石田選手が楽しみになりました。
昨日感想を書きましたNOAHのビッグマッチと比べてしまいますが、
元気ですか〜!?どうも、ろけねおです。更新が遅くなってしまい申し訳ございません。2023年1発目の感想はNOAHになってしまいました。実は前に正月のNOAHには特に興味がないから観ません的なことを書いていた[…]
メインのグレート・ムタ vs シンスケ・ナカムラが素晴らし過ぎたので、そこまでのなんやかんやがは帳消しになりましたけど、もしもあのメインがなかったら、GLEATのほうが断然楽しめました。
GLEATはもしも観られるのならまた観たいと思いましたし、近々大阪でライブがあるそうなんですけども、ちょっと行ってみたいな〜という気持ちになりました。
※ちょっとスケジュールの都合で行けないんですけどね。
GLEATは以前はNOAHの親会社だったところが運営していたと思うんですが、NOAHで上手く行かなかったのに、なんでまたプロレス団体なんてやったんだろ?なんて思ってました。
でも、NOAHでのことが今GLEATで活きてるんでしょうね。
今後のことはどうなるかわかりませんけども、リンダマン選手がいる限りGLEATは大丈夫なんじゃないかと思いました。
それではまた。
ありがとう!