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【スターダム】ジュリア物語第1章完結:12.29 STARDOM DREAM QUEENDOM 2022 観戦記 2

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

昨日に引き続きまして、2022年最後のスターダムのビッグマッチの感想を書いてまいります。

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STARDOM DREAM QUEENDOM 2022

ここからはタイトルマッチが目白押しとなります。

それでは振り返ってまいります。

詩美が損しただけ

まずはKAIRI vs 林下詩美です。

新日のドーム大会でタイトルマッチが組まれている選手がこんなところで負けるわけないので、勝敗に関しての興味が出にくい試合ですね。

しかも15分1本勝負となれば、時間切れのドローはまず間違いないと誰もが思ったことでしょう。

圧倒的にしんどい状況の中で、詩美選手が一体何を見せてくれるのか、興味はその一点につきました。

結果、詩美選手がただただ損しただけの試合になっちゃいました。

最後までKAIRI選手の余裕を奪えませんでしたね。

15分間一方的にボコボコにしたら面白いな〜と考えてました。

こんだけやられたら、さすがのKAIRI選手もドームで中野たむ選手に負けちゃう可能性もあるんじゃないかと思わせてくれたら良いのに、と思っていたのですが、全然ダメでした。

むしろ詩美選手がかなり攻め込まれてしまい、場外では天咲選手に助けられてしまうというシーンまであり、来年も詩美選手が王者に返り咲くことはないんだろうな〜と思わせました。

スターダムは詩美選手をどう扱いたいんですかね?

ボクは本当に逸材だと思っているのですが、そうは思ってないんですかね?

本当にガッカリさせられる試合でした。

桃は凶器使用禁止

次はアーティスト・オブ・スターダム選手権試合の渡辺桃&スターライト・キッド&鹿島沙希 vs 世羅りさ&鈴季すず&柊くるみです。

チャンピオンチームが相手の土俵で闘って普通に負けたという試合でしたね。

ボクは観たことがないんですが、以前、有田哲平さんが『オマエ有田だろ!!』の中で、すず選手が繰り出したと話していた自転車の攻撃は、この日キッド選手が繰り出したコレなんじゃないかと思いました。

プロミネンスの3人を勢いよく轢いてましたが、割とあっさり轢けるものなんですね。

ハードコア戦における連携攻撃であったり、見せ方であったり、受けっぷりであったり、どこをとってもプロミネンスの3人のほうが上でした。

プロミネンスは専門家なんだから、そりゃそうなんですけどね。

今後もアーティスト戦はハードコアで行われるってことにはならないと願いたいんですが、プロミネンスがチャンピオンである限り、毎回ハードコアということになっちゃったら、もう誰も勝てないんじゃないかと思わせました。

女子プロレス界には、プロミネンス以外にもハードコアが得意な選手はいるでしょうが、プロミネンスほどしっかりプロレスまでもができる選手たちはそうそういないんじゃないかと思います。

さて、この試合の問題は桃選手でした。

何が問題かというと、桃選手がバット、世羅選手が竹刀でチャンバラしようとしたら、桃選手のバットがキレイに弾かれてお客さんのほうにバットが飛んでいってしまいました。

お客さんに当たらなかったら良いんですが、アレはどうなったんですかね?

アレを見て、以前も一度スパナを振り回してる時、手を離しちゃって飛んで行ってたことがあったのを思い出しました。

それでなつぽい選手だったかな?派手にケガしちゃったということがあったように思います。

絶対やったらダメなことで、当然桃選手本人だってやりたくてやったわけではないでしょうけども、桃選手は凶器を使うのをやめたほうが良いんじゃないかと思いました。

スパナからバットに凶器を変えたのは、スパナの扱いが下手くそだから、ちゃんとグリップのあるバットに変えたのかな、と思ってました。

それなのにお客さんに危険が及ぶということが起きたら、もうダメでしょうね。

凶器を使うのがヒールというわけでもないので、桃選手はまた新たなヒール像を模索して欲しいです。

これで歌手活動に専念できる

次はゴッデス・オブ・スターダム選手権試合の中野たむ&なつぽい vs 高橋奈七永&優宇です。

meltear(たむ&なつぽい)はなんでこの感じでチャンピオンになれたんだろ?というぐらい全然勝負になってなかったですね。

予想よりも遥かに手も足も出てなくて、meltearはどうせ負けるんだから何しても同じと7Upp(奈七永&優宇)対策を全くしてなかったように見えました。

それとも普段通りに闘ってもちゃんと勝負が出来るとナメてたんですかね?

小さい人が大きい人に勝つセオリーみたいなものはプロレスにはありますが、それが一切なかったです。

そして最後はいちばん小さいなつぽい選手がいちばん大きい優宇選手に豪快にぶん投げられて負けるという悲惨なことになりました。

たむ選手はIWGP挑戦が決まっていたので負けられなかったし、ケガも出来なかったから7Uppの攻撃をあまり受けてなかった気がします。

※ビンタの応酬は派手にやってましたが。

最後、奈七永選手が社交辞令もあるでしょうが、根性あると認めてくれた上で、立場は変わったがまた闘おうというと、なつぽい選手は「お願いします」と素直に頭を下げました。

それなのに、たむ選手はそんなことするなとなつぽい選手の下げてた頭を上げました。

新チャンピオンが試合直後にリマッチを飲むと言ってくれたわけだから、ボクはなつぽい選手のほうが正しいと思いました。

こんな完敗劇、普通はリマッチしたって無駄だと言われかねないですし。

それにこの悲惨な負けっぷりには、たむ選手の責任も大いにあるわけです。

それなのに、あの態度はどうなんだろ?と思いました。

このあともたむ選手は、バックステージにてもっと強くなろうというなつぽい選手を無視して奥に下がりました。

ドーム大会を観た時は、たむ選手が気の毒に思えてたのですが、これでその気持ちは帳消し。

※時系列的には逆なんですけどね。

これではKAIRI選手の咬ませ犬にされても仕方ないです。

とはいえ、meltearもこれで存分に歌手活動に専念できるし、良かったんじゃないですか。

たむ選手は月山和香選手に期限付きで追放を言い渡しましたが、この分だとたむ選手が他のメンバーから追放されることになるかも知れません。

梅咲にはまだ早い

次はワンダー・オブ・スターダム選手権試合の上谷沙弥 vs 梅咲遥です。

退屈な試合でしたね。

このところのワンダー戦はずっと面白かっただけに、そんなにダメな試合ってわけでもないとは思いますが、イマイチ感を強く感じてしまったみたいです。

原因は梅咲選手です。

キャリア(あと3ヶ月ほどで丸4年)を考えると上出来なんでしょうけど、ほぼ同じキャリアの上谷選手が遥かにやれているんで、やや劣って見えました。

たぶん、このカードを組んだのは上谷選手と同じぐらいのキャリアの選手の底上げの意味もあったと思います。

でも、上谷選手ぐらいのキャリアで上谷選手と良い勝負する選手はやっぱり居ないのかなと思わせただけでした。

最後もウラカンラナっぽいフランケンシュタイナーだったのは、追い込まれて勝つには丸め込むしかなかったというよりも、必殺技を使う必要がなかったに見えました。

梅咲選手はKARMAなんてやってる場合じゃないですよ。

さて、次の挑戦者は白川選手を一旦呼んどいての壮麗亜美選手となりました。

すぐにやらないんなら、白川選手のことはバックステージで話せば良いのにって思いました。

壮麗選手が白とフューチャーの二冠王になったら面白いなぁと思うんですが、白川選手的には上谷選手から白いベルト獲りたいでしょうし、複雑です。

ジュリア物語第1章完結

最後はワールド・オブ・スターダム選手権試合の朱里 vs ジュリアです。

2020年の女子プロレス大賞をジュリア選手が獲った時、なんで白いベルト狙いで赤いベルト狙いじゃないのか、少々不満な気持ちがボクにはあったように記憶してます。

それから2年。

ここに来てやっとジュリア選手が赤いベルトのチャンピオンになりました。

この結果から、ジュリア選手的には2年前に勢いで赤いベルトを巻いたのでは意味がなかったのかなと思えてきました。

ここからはボクの妄想です。

赤いベルトはスターダム最強の証。

2年前に赤いベルトを巻いたとしても胸を張って「スターダム最強である」とはいえないと考えて、どうすれば本当の意味で最強といえる存在になれるかとジュリア選手は考えたのです。

そこで、その時のスターダム最強とは朱里選手であり、朱里選手を直接倒してベルトを巻かなければダメだ、となります。

とはいえ、その前にまず朱里選手に赤いベルトを巻いてもらわなくてはいけない、ということで朱里選手の戴冠をしっかりサポート。

戴冠したら対決しやすくするために、朱里選手にはDDM(ドンナ・デル・モンド)から出てってもらう。

5★STAR GPで見事優勝して挑戦権を獲得して、挑戦。

そしてついに赤いベルト戴冠を果たす。

途中長期欠場があったりして少々予定が狂ったかも知れませんが、ほぼ計画通りに胸を張ってスターダム最強と名乗れた、となるわけです。

実際試合後のマイクでジュリア選手は自らを「スターダム最強」と言ってます。

そして、ここでジュリア選手のスターダム物語の第1章が終わったということなのです。

第1章を完結させるためには朱里選手の力が必要で、きっとジュリア選手的にはこれでようやく朱里選手と同じ位置まで来たという感覚なのではないでしょうか。

朱里選手が負けたということは、ジュリア選手のことを認めてくれたということでもあるでしょうし。

朱里選手的にもやっとライバルとしてやり合えるほどにジュリア選手が成長したというのは嬉しいことなんじゃないでしょうか。

ここからジュリア物語の第2章が始まります。

ワクワクしかありません。

朱里選手とは違った形で最強を提示してくれることでしょう。

それではまた。

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