元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
2021年最後の試合を年が明けて1週間経ってみることが出来ました。
STARDOM DREAM QUEENDOM 2021
第1試合の5WAYは飛ばしちゃいましたので、それ以降の試合の感想を書きます。
意欲的な羽南
まずはフューチャー・オブ・スターダム選手権試合の琉悪夏 vs 羽南でございます。
この両者は同期だそうで、昔の映像が流れました。
昔のことは知らないので御二人とも順調に成長なさっているのだな、と知れて良かったです。
このカードがいずれビッグマッチのメインで組まれるようになるその日が楽しみなるような試合でした。
ここから何度もこの2人はぶつかって、どんどん試合が良くなっていきそうな気がしました。
琉悪夏選手は以前からコンプリート・ショットのタイミングが抜群でしたが、今回もビシッと決めてました。
これがありとあらゆる場面で出るようになったら、どんなにピンチになっても形勢逆転できるので、これはプロレスラーとして大きな強みです。
更に磨きをかけて欲しいですね。
逆にずっと使っておられるのですが、どうにも迫力の出なかったセントーンが、この試合はいい感じになってきましたね。
ちゃんと体重が相手に乗るようになりました。
ホントはもっと高さが出ると見栄えも良くなるんですが、その体のデカさが自然と説得力を生むので、まずはしっかりヒットすることに注力したのかな、と思いました。
これまた大きな強みになります。
かたや羽南選手ですが、実に意欲的に新ムーブ、新技、新コスチュームを導入しておりまして、この試合にかける気持ちが凄く出ていたな、と感じました。
何が何でもベルトを獲ってやろうというよりも、琉悪夏選手と良い試合を作りたいという思いのほうが強かったのかなと思いました。
クルクルっと回って蹴っ飛ばすハイキックを使っておられましたが、今後はキックも武器にしていくんですかね?
キックを得意とする選手が結構いるのでしっかり教えてもらって欲しいですね。
あ、STARSにはいないか。
これまでの羽南選手の印象はプロレスのリングでプロレスのコスチュームで柔道する選手というイメージだったんですが、徐々に柔道色が抜けてきました。
柔道経験者もそこそこいるので、個人的にはあまり柔道殺法にはこだわらなくてもいいかな、と思っていたのでフェイマサーなんて素晴らしいチョイスだなと思いました。
手足が長いのでとっても映えます。
そして最後は少し形が崩れてしまったのですが、バックドロップホールドでした。
スターダムの中でもひときわ重い琉悪夏選手を相手にしっかり決められたら、今後強力な武器になる印象がもっと強くなったでしょう。
だけど、ここから実践でしっかり磨きをかければ十分フィニッシャーとして説得力が出てくるように思いました。
おそらくフューチャー戦線には、ドンナ・デル・モンドに加入したMIRAI選手が参入してくるでしょうから、羽南選手がどんなチャンピオン像を見せてくれるのか、楽しみです。
舞華無双
続きましてはアーティスト・オブ・スターダム選手権試合の舞華&ひめか&なつぽい vs 白川未奈&ウナギ・サヤカ&桜井まいです。
この試合は桜井選手がどこまでやれるのか、その一点だと思っていました。
そもそも舞ひめぽいは、中野たむ&白川&ウナギの3人からベルトを獲っていますので、戦力が落ちたコズミック・エンジェルズで勝てるわけないんです。
勝ち負けは横に置いておいて、桜井選手が他の選手にどこまで近づけるのか、がポイントだった思うんですが、まさかのみちのくドライバーⅡ3連発。
たった1人でコズミック・エンジェルズの3人共やっつけてしまいました。
桜井選手どころか、中野たむ以外のコズミック・エンジェルズは目くそ鼻くそであるということを舞華選手が突き付けたのです。
こりゃ厳しいです。
今後、どうするんでしょう?
ダンスのほうも舞華選手のぎこちなさがかわいくてしょうがなかったですし、まさに舞華無双でした。
これぞハイスピード
次はハイスピード選手権試合のスターライト・キッド vs AZM vs コグマです。
最後の連続フォールは凄かったですね。
3カウント入っちゃったみたいに思えたシーンもありましたね。
1つ目のカウントが入るかどうかのところで、次の形に移って、次のワンがさっきのワンの続きのツーになって見えました。
※どういう意味なのかわかりますでしょうか?
それぐらい速い展開で、まさにハイスピードといった試合でした。
3人共マスクを持って入場してきて、ロッシー小川さんに試合前にマスクを預けてたのが、ちょっと面白かったです。
前から何度も書いてますけども、マスクマンでもない人が入場時にマスクをかぶったり持ってくるのは何なんですかね?
せめてかぶって出てきてリングで取るというのなら、入場コスチュームの一部なんだな、と思いますけど、手にぶら下げてるのはよくわかりませんし、特にカッコいいとも思わないです。
クイーンズ・クエストの皆さんがこのスタイルですが、入場時のコスチュームとマッチしてない気がするんですが。
この試合でもAZM選手のガウン?コート?メチャクチャカッコ良いなぁと思ったんですが、マスクだけが余計な気がしました。
それに全員虎のマスクなのもよくわかりません。
ところで、ここ最近AZM選手がグッと色っぽくなっているように感じます。
年上?のキッド選手が、どれだけセクシーさを演出しようともいつまでもその名の通りキッズファイター感を残しているのとは対象的に、観るたびにセクシーさが増しています。
女の人って急に「少女」から「女」に変わるんですね。
木村花に捧げる試合
次はジュリア選手の復帰戦にして小波選手のラストマッチとなるジュリア vs 小波です。
何から何まで木村花さんを思わせる演出がなされている試合に思えました。
ジュリア選手の髪型やタイガー・リリー、小波のコスチュームはそうですかね。
きっとこの2人をつないでいたのが木村花さんだったんでしょう。
また昨年復帰することなくスターダムを退団してしまったジャングル叫女選手のジャングルバスターも小波選手は狙いました。
ボクが知っているスターダムでの小波選手の集大成を見せてもらったような気になりまして、感激しました。
改めて木村花という人が亡くなってしまったのは、女子プロレス界にとって大損失であったと思わずにはいられません。
本当に悔しい気持ちになります。
このあと、小波選手はゲスト解説に回るのですが、ボクはスゴく良かったと思いますので、許す限り解説をやって欲しいです。
桃はこのままこのキャラで行くのかな?
スターダム観戦歴の浅いボクにはいまいちピンとこない岩谷麻優&彩羽匠 vs 渡辺桃&葉月です。
10周年記念マッチだそうですね。
それならばもっとOBを呼んできて、セレモニーもやったら良いのに、と思いました。
これは桃選手と葉月選手の抗争を勃発させるためのカードだったのかな?
桃選手のヒールターンという方向性は良いとして、このキャラクターで良いのかな?とボクは思っております。
だらけてやさぐれた感じですが、もっとカッコいい系のヒールでも良かったんじゃないかと思います。
なんなら髪の毛もバッサリ行って肉体改造して、ガラリと変えたほうが良いんじゃないかと思っておりますが、難しいですかね?
岩谷選手、2022年はベルトを巻くとおっしゃってましたが、何のベルトか名言しないところに、今年もないかもな、と思わせました。
こういうのもキャラクターとして受け入れられないようなら岩谷選手を語っちゃいけないのかなと最近思ってます。
試合はつまらなかったです。
文句なしの勝利
次はワンダー・オブ・スターダム選手権試合の中野たむ vs 上谷沙弥です。
ボクは現在Twitterで上谷選手にブロックされてまして、他の選手が上谷選手のツイートを引用しても読めないという、とても不便な状態です。
つまり、これはこれまで上谷選手のことを批判し続けた結果ですので真摯に受け止めています。
そんなアンチ上谷とも言えるボクも、さすがにこの試合の上谷選手には何の文句もありません。
ボクが知る上では過去最高の上谷選手でした。
キャリアから考えると繰り出すだけでも物凄いことではあるのですが、これまでは技の雑味が気になって仕方がなかったのです。
技のひとつひとつを丁寧に確実に繰り出せるはずなのに、どうしてこの人はこんなに雑なんだ?と。
ところがこの試合ではそう感じさせるシーンが皆無でした。
もう普通に試合して、このクオリティが出せる選手になったからベルトを戴冠出来たんだな、と納得させられました。
さらに、たむ選手の【情念】に対して、【狂気】で立ち向かうとチョイスも良かったです。
きっと飯伏幸太選手に寄せてるんだと思うんですけど、歩く情報漏洩事件も相まって、トンパチがしっくりくるので今後ももっともっと飯伏選手に寄せて良いんじゃないでしょうか。
かたやたむ選手はお母さんみたいでした。
上谷選手を上のステージに引き上げる試合をしていました。
そうでなかったら、トワイライト・ドリームを仕掛ける位置を間違うなんて凡ミスはしないでしょう。
過去最高の上谷選手でありながらも、たむ選手に下駄を履かせてもらった感もあったので、ここから更なる高みを目指してほしいです。
本当にたむ選手が背中を追いかけなきゃならなくしたら、大したものです。
次はウナギ選手とのトンパチ対決になるんでしょうか?
白いベルト戦線楽しくなりそうです。
ついに朱里が赤いベルト戴冠!
最後はワールド・オブ・スターダム選手権試合の林下詩美 vs 朱里です。
ついに朱里選手が赤いベルトを巻いたわけですが、このベルトを巻くために朱里選手はスターダムに入団したので、目的を果たしたら、スターダムを辞めちゃうんじゃないかと、心配です。
ボクにはずっとそのことが頭にあって、チャンピオンになってほしい気持ちは好きな選手ですから当然あったのですが、もうちょっと詩美選手がチャンピオンのままでも良いんじゃないか、という気持ちもありました。
でも、こうして戴冠した姿を見ますとやっぱり朱里選手がベルト巻くなら今だなと思いましたし、お母様へのメッセージは泣けました。
さて、試合の中身もスターダム最高峰の名に相応しいものでした。
まず仕掛けたのが詩美選手でしたね。
エプロンからの断崖式?コウモリ吊り落としは、思わず驚きと恐怖で声出ましたね。
エプロンの角に朱里選手の足がガッツンと当たって、もう試合続行が無理なんじゃないか、と心配になりました。
でも、何事もなく?試合が続いて、やっぱり朱里選手も超人なんだなと思いました。
その後、朱里選手の足攻撃で詩美選手の攻撃が多少弱くなっちゃうのか、と思ったらますます威力を増した攻撃をしてきました。
詩美選手もまた超人ですね。
そして、最後は新技の朱世界。
片翼の天使みたいな感じで落として、身体も浴びせるという女子の技とは思えない力強い技でした。
新技でも出さないと詩美選手とは決着つかないということなんでしょう。
多分、今年の年末はまたこのカードが組まれて、今度は詩美選手が新技披露して勝つとかあるんじゃないですかね?
しばらくはこの2人が勝ったり負けたりしながらスターダムのトップを張るんだと思いました。
朱里選手のいう朱世界というのがどういうものかわかりませんけども、スターダム単独でドーム大会が出来るところまで行けば良いですね。
大阪城ホールもやったし。
ますます楽しみです。
それではまた。
ありがとう!