元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回は『We are STARDOM!!』観戦記ですが、本当は4回目の放送のことを先に書くべきなのですが、5回目の放送の方を先に観てしまったのでそちらの感想を書きます。
なぜ、そっちを先に観てしまったのか。
それは木村花 vs ジュリアが放送されたからに他なりません。
この試合の他には葉月選手のラストマッチが放送されたんですが、かなりダイジェストでこの感じで感想を語るのは無理と判断しまして、今回は木村花 vs ジュリアの感想のみです。
それにしても、葉月選手の扱い悪さを見た思いがしましたね。試合も写真だけを見ますと楽しそうな攻防があったようなのに、ほぼほぼフィニッシュだけ。引退セレモニーもほぼなし。モメたからとはいえ、ちょっとかわいそうでした。
解説に大江慎さんがプラス
4回目の放送から大江慎さんが解説に加わっていました。
お名前はUインターが大好きでしたから存じ上げてますが、どんな方で、今何をやっている方なのか全然知らなかったんですが、プロレスキャスターをなさっているそうですね。ビックリです。
立ち技の方という印象だったのですが、
ゴリッゴリのプロレスファンだったんですね。ま、嫁もプロレスラーをもらうくらいですから、かなりのもんです。
※ちなみに大江さんの奥様は中西百重という女子プロレスラーでした。この人いいレスラーだったんです。たしか息子さんがプロレスの英才教育を受けているようで、ヒジョ〜に楽しみです。
週刊プロレスの成川さんも解説も良かったんですが、大江さんが加わることで厚みが出ましたね。更に楽しくなりました。
とにかく美しい
さて、試合の感想です。
15分一本勝負という時点で、決着をつける気がないんだな〜とは思いました。特に何もないままケンカに終始したんだろうな〜と思っていましたが、しっかりプロレスをされていて想像以上に面白い試合でした。
最初はあの伝説の高山善廣 vs ドン・フライを彷彿とさせるような壮絶なるどつき合いでした。まずは木村選手が打撃で圧倒したんですが、あっという間にグラウンドになるとジュリア選手が上になってしまうんですね。
解説によると木村選手は小さい頃から母でプロレスラーの木村響子さんと一緒にMMAの練習もしていて、本人もそういうのも好きだということですし、ジュリア選手に至ってはMMAの試合にも出たことがあると言うのです。
こんなところでも共通点があるのな、とこれまたビックリしました。

殴って蹴って頭突きしてとボコボコのシバキ合いの中に、プロレスらしい技の攻防や場外乱闘といったものまでしっかり展開された濃厚な15分間でした。
その間、どんなに壮絶になって、どんなに凄惨なシーンになっても、とにかく2人とも美しいんです。
こればっかりは男子のプロレスでは出せない、女子ならでは美しさでしたね。ボクの表現力ではこれを正確に伝えることが出来ないんですが、怒りの表情も苦痛に歪んだ顔もとにかく美しいのです。
これは名勝負数え唄になりますよ。
男ですから、女子プロレスをついついエロ目線で見てしまうんですが、この2人の美しき攻防を見ているとそういうエロい気持ちがどんどん薄れていって、攻防そのものにのめり込んでいきました。
二人共なんでも出来るのがいい
上にも書きましたように、 2人ともサブミッションをキチンと使われます。
多少偏見も入ってますけども、女子プロレスのサブミッションというと、雑に形だけマネてみました的なものが多い印象だったんですが、この2人は単純に痛そうとおもわせる説得力がある技を使っていました。

女子選手ならではの、体の柔らかさが男子では考えられないほど反り返っていたり捻られていたりで、男子のサブミッションよりも痛そうなくらいです。
さらにこの見事な正面飛びドロップキック

などの飛び技やら
※木村選手のドロップキックは正面飛びにこだわりがあるそうです。この辺横向きにひねるように飛ぶジュリア選手と対象的なのが良いですね。
投げ技やら

※これは前回の放送で見たグロリアス・バスターの変形版で同じクラッチで持ち上げてから正面に落とすグロリアス・ドライバーという技です。ジュリア選手はなかなか多彩です。

場外乱闘もしっかりと決めてました。
本当に2人とも何でも出来て、いずれもしっかり決めてました。
ま、やっぱりジュリアの選手のロープワークは歩幅が短くてちょっとカッコ悪いのは気になりましたが・・・。
とにかく、雑さは感じませんでした。
美人で、背が高くてが、カッコ良く、あらゆる攻防が出来て、感情も剥き出しにしながらも、冷静さも持っている。
こんなに才能に溢れた2人が同時期にリング上で対峙するなんて、奇跡でしょう。これから何度もこの奇跡を観られるなんてホントにラッキーです。
久しぶりに女子で興奮する試合が観られて、たまらなく嬉しかったです。
それではまた。
ありがとう!