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G.o.D.に邪道はいりません:12.1 WORLD TAG LEAGUE 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

残りもすくなってきたワールドタッグリーグですが、皆さん、楽しんでおられますでしょうか。残念ながら僕はあまり楽しめておりません。何が悪いってわけでもないんですけども、なんとなく盛り上がらないのです。

G1と同じリーグ戦なのに。

とは言いながらも、今回も後日配信を楽しんでいるわけですから、見る気を失うってことはないのです。なんでしょう、この気持ち。

WORLD TAG LEAGUE 2019星取表
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

こちらが最新の星取表なわけですが、永田裕志&中西学の2点というのが目立ちますね。ヤングライオン卒業したばかりの選手を擁する後藤洋央紀&カール・フレドリックスが4点だというのに。

こんな白星配給係を入れる必要があったのかな?と。かつては第39代IWGPタッグのチャンピオンだったのに、こんな扱いを受けるくらいなら出場させないであげて欲しかった気もします。せめて勝てなくても引き分けがあっても良かったんじゃないでしょうか。ベテランの妙味で負けない闘いを見せたりしてね。

今回も3試合を振り返っていきます。

構成要素が似た両チーム

まずはこちらの試合です。

棚橋弘至&トーア・ヘナーレ vs EVIL&SANADA
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

試合が始まってから気がついたんですが、この両チームの構成要素が似てますね。テクニック&パワーのコンビであるということです。

テクニック系の棚橋選手とSANADA選手、パワー系のヘナーレ選手とEVIL選手。

でも、どっちの要素もEVIL&SANADAが上ということになっておりますので、結果は当然こういう事になってしまいます。こういう試合で、棚橋選手がEVIL選手を丸め込んで勝利するというようなことが起こると、このリーグ戦も盛り上がると思うんですがね。

普通にEVIL選手がイービル(技名)でヘナーレ選手を仕留めたところで、面白いですか?

EVILのイービル
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト/figcaption>

ま、凄いイービル(技名)でしたけどね。久しぶりに観ましたが、全然錆びてません。

この試合、スタートが棚橋 vs SANADAだったんですが、コッテリしたレスリング勝負をもっと観たかったです。

SANADA選手と渡り合える技術を持っているし、スピーディーに動いたり、高く飛んだりがドンドンしんどくなっていく棚橋選手ですから、これまで地味過ぎてあんまり見せなかったであろうテクニックで魅了して欲しいです。

全盛期の棚橋像をもう追いかけなくてもいいと思います。

何で勝っちゃうんだろ?

続いてはこちらの試合です。

石井智宏&YOSHI-HASHI vs KENTA&高橋裕二郎
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

タッグチームの完成度はKENTA&裕二郎のほうが遥かに上なんですけど、結果は負けちゃうんですよね。「ヒールだから」ということなのかも知れませんが、あまりに説得力がなさ過ぎやしませんか。

YOSHI-HASHI選手は肩のテーピングなくなりました。ようやく良くなったんだから、ラリアットも左に戻せば良いのに、右で打ってますね。

YOSHI-HASHIのラリアット
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

なぜか、ミラノコレクションA.T.さんが解説の時にYOSHI-HASHI選手のこのラリアットを褒めることが多いような気がするんですが、ヘタクソですよね?足の位置からすると、これはラリアットではなくアックスボンバーなのかも知れませんが、それにしても体重が全然乗ってないのがわかります。

昔、外国人選手がやる腕を出すだけのラリアットをクローズラインと呼んでましたが、まさにそれです。その後に繰り出す、石井選手のラリアットを引き立てる要素があるにしても、ミラノさんが褒めるほど良い技とは思えないし、多分利き腕じゃないんでしょうね、タイミングも合ってないように見えることが多いです。

やっぱりこの技を使いたいなら左に戻しましょうか。

石井&YOSHI-HASHIの勝ち星に説得力がないのは、石井選手の足の負傷です。突進力が失われてしまうと、技の威力も石井選手の魅力も半減です。それでも

石井智宏の噛み付き攻撃
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

こういうことを石井選手は見せますので、力やスピードだけでなく、頭を使っていることがわかります。

こんなに素晴らしい選手が未だにIWGPインターコンチすら巻いていないのは不思議です。

邪道さんは本当に不要

最後はメインです。

ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー vs タマ・トンガ&タンガ・ロア
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

フィンジュースはG.o.D.に勝たせてもらえないんですね。邪道さんがちゃちゃ入れしての勝利というのが、せめてもの譲歩というところなんでしょうか。

タッグリーグ戦も終盤となってきて、疲れも出ているとは思いますが、それでもメインに相応しいこのカードですから、お互いの死力を尽くしたタッグの名勝負がみたいですよ。

それをセコンドの金的で逆転って、ね。タンガ選手は今シリーズから邪道さんの技を導入して試合に幅が出ましたが、邪道さんの介入がある限り、そのインパクトが薄れて、次期シリーズにはもうOJKを使わないんじゃないかとすら思います。

タンガ・ロアのOJK
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

試合中も邪道さんがいらないんですが、試合後も全然ダメですね。

邪道「気持ちいいよ! 気持ちいいね! 滋賀の田舎モンのお前らじゃ、この気持ちよさ、わかんないかな? (※タマに)How do you feel、TAMA?」
タマ「イチバーン!」
邪道「気持ちいいね。(※タンガに)How do you feel?」
タンガ「ナンバー・ワン!」
邪道「気持ちいいね! 『WORLD TAG LEAGUE 2019』、主役であり優勝するのは、世界で1番、タフ、ストロング、ファースト、イン・ザ・ワールド。IWGPヘビーウエート・タッグタイトルチャンピオン、タマ・トンガ、タンガ・ロア、G.o.D with マスター・ヒーター! BULLET CLUB! 4~~ L~~IFE!(※3人でウルフサインを合わせる)」

悪ぶってその土地の名前出したんなら、もっともっと滋賀をいじっていかなきゃダメでしょう。「鮒寿司みたいなクセーもん食って喜んでる滋賀の田舎もん」とか「琵琶湖以外なんもねえ滋賀の田舎もん」くらいのことは言って欲しいところです。

たぶん、滋賀に来たよってだけでそれ以外何の情報も頭に入れてないでしょ?それがG.o.D.の代わりに喋る人として力不足ですよ。

それと「G.o.D with マスター・ヒーター! 」ってのを 決めゼリフにしようとしてるんでしょうけど、ピンとこないんですよね。邪道さんがG.o.D.を引き立てているのならまだしも、弱く見せちゃってますから。

邪道のマイク
出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

このまま続けても良いことないので、邪道さんには早い目にG.o.D.から離れて欲しいです。

我らがフィンジュースがチャンピオンには勝てなかったということで、タイトルに挑戦するには優勝しかないという状況になってしまったのは、実に残念です。これは優勝してドームでリベンジという流れか?だったら良いな。

僕は最後までフィンジュースを応援します。

それではまた。

ありがとう!


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