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狙いは若手の育成か:12.18 OSAKA SUPER WARS〜大阪超女大戦〜 観戦記 2

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は昨日に引き続きまして、スターダムの大阪のビッグマッチの観戦記です。

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今回は朱里選手の3人がけです。

OSAKA SUPER WARS〜大阪超女大戦〜

年末にタイトルマッチが組まれている朱里選手ですから、それまでにホイホイ負けるわけにも行きませんし、負けないにしても無様な姿も晒すわけにも行かないということで、朱里選手にとってはチョロい試合が組まれたのかな?と思っていました。

ところが、怪覆面の登場によって、随分と見方が変わってきました。

謎の怪覆面はジュリアだった

話は前後しますけども、12月25日の後楽園ホール大会の岩谷麻優&コグマ&葉月 vs 中野たむ&桜井まい&月山和香の試合後にまたしても怪覆面が登場しました。

ターゲットはやっぱり桜井選手と月山選手というスターダム最弱コンビです。

これは終始一貫しているのですが、それがなんとジュリア選手の仕掛けだったんですね。

スターダム✪STARDOM

『STARDOM YEAREND CLIMAX 2021』 12月25日(土)後楽園ホール(観衆725人=超満員札止め/…

そこでジュリア選手はマイクでこのように話すんです。

COSMIC ANGELS、もうちょっとまともに試合させろ、このクソ新人どもが! 来年私はこの2人をドンナ・デル・モンドの新メンバーに加えます。オマエのユニットCOSMIC ANGELSをひねり潰してやる。それからクイーンズクエスト、大江戸隊、STARS、テメエらもだ。アリべデルチ、メリークリスマス

出典:スターダム公式サイト

これは桜井選手と月山選手が、いくら新人とは言え、あまりにも下手くそ過ぎるし、たむ選手が何もしないので、ジュリア選手自ら鍛え直してやるということでしょう。

最近は、毎回ヘタクソだと書くことになってしまうので、桜井選手と月山選手の試合の感想は書かないようにしておりました。

ボクが初めてスターダムを観に行った時なら、桜井選手も月山選手もそんなに浮かなかったんですが、あれからかなり全体的にレベルアップしてますので、浮きまくりなんです。

その団体全体のレベルアップを牽引してきたのはジュリア選手でしょう。

ジュリア選手がスターダムにやってきたタイミングでブシロードが親会社になって、ミラノ・コレクションA.T.さんなどがコーチをするようになったというのもありますが、ジュリア選手が外から連れてきた選手がいずれも即戦力でしたから、対戦する生え抜き選手の尻に火がついたというところもあると思います。

そうやってジュリア選手は、まるでアイドルを観に来てるような感じのファン(別にそれでも全然問題ありませんよ)だけではなく、普通のプロレスファン(主に男子のプロレスを観てる方)をもスターダムに取り込もうとしてきたのです。

それが功を奏したわけですが、たむ選手が連れてきた新戦力はいずれも技術が未熟な選手ばかり。

白川未奈選手とウナギ・サヤカ選手が、たまたまこの1年ほどで急成長しましたが、出入りの多いスターダムにおいて、新戦力が入ってくるたびにそんなに待っているわけにも行かないわけです。

しかも白川&ウナギの後に入った桜井&月山は、白川&ウナギよりもヘタクソということで、1年でどうにかなるレベルではないと思ったのではないでしょうか。

そこで生え抜きとの差を埋めて、フューチャーのベルト戦線を活性化することで、新人選手の底上げを図ろうとキャリアが浅いながらもそこそこやる選手をジュリア選手は連れてきたのではないでしょうか。

生え抜き選手と良い勝負する外様が現れたら、桜井&月山の出番がなくなります。

これで2人の尻に火をつけようということなんじゃないでしょうか。

それにちょうどドンナ・デル・モンド(以下DDM)にはフューチャーに絡む選手がいないので、そこに2人連れてくることでDDMは、全てのベルトに絡むことが出来るユニットになると意思表示なのではないかと思う次第です。

気になるのはDDMは他のユニットより顔面偏差値が高いので、それに見合った選手なのかどうかです。

何しろスターダムのモットーである「明るく、激しく、新しく、そして美しく!」を見事に体現しているのがDDMなのですから。

クイーンズ・クエストが3人なのに、7人というのはちょっと多いような気がして、誰かが抜けちゃうんじゃないかと心配にもなるんですがね。

朱里の査定マッチ

前置きが長くなってしまいましたが、大阪大会の朱里選手の3人がけは、朱里選手にもこの3人がどの程度の実力を持っているのか査定してもらうためのものだったのではないかと見方が変わりました。

怪覆面の2人は桜井&月山を蹴散らして、足を痛めてしまったレディ・C選手を無理やり引き起こして、ボディスラムで叩きつけました。

これはレディ選手だけが合格ということなのかな、と思いました。

また後日もう一度査定されるのは桜井&月山になったということだと思います。

裏で朱里選手を相手にどこまでやれるのかをジュリア選手が見て、そして怪覆面に支持を出したのかも知れませんし、ジュリア選手自ら出て行ってたのかも知れません。

12月25日の行動で、ジュリア選手が常に危機感を持ってリングに上っているというのがよ〜くわかりました。

自分のことだけでなく、団体全体のことも常に頭にあるんだな、と思いました。

この部分が他の選手にはないところです。

少なくともたむ選手にはありません。

月山はかなり厳しい

ここからようやく試合の感想です。

まずは朱里 vs 月山です。

月山選手はボクが観た最近の試合では全部スタートを両足タックルから入っています。

この試合もそうだったんですが、あんなヘタクソなタックルから、なぜ入るんでしょうか?

月山選手がそもそもアマチュア・レスリングの経験者とかいうのならわかるんですけども、それならあんな無様なタックルはしないでしょうし、なんであんなことをするんですかね?

まずは普通にロックアップをしたら良いのに。

手四つでも良いし。

ボクは全くプロレスの経験がないので本当のところはわかりませんが、タックルよりもロックアップのほうがカンタンなんじゃないんですかね?

まずはキチンとロックアップして試合をするというのも、きっと教わっているはずなんですけどね。

エルボーも少し形にはなってきた気もしますが、相変わらず腰の入っていない手打ちですし、ロープワークも前よりは良くなったような気がしましたけども、まだまだですね。

きっと練習はしっかりしているとは思うんですけど、あまりにも形になっていないです。

負けたら練習生に戻るマッチとかやって、プロテスト受け直したほうがいいと思います。

次は朱里 vs 桜井です。

月山選手よりは桜井選手は進歩しているように見えました。

技も雪崩式のダイヤモンドカッター(実況の方はなぜかこれをスタナーだと言いました)とかダイビング・エルボードロップとかしっかり決めてましたし、ロープワークにもかなり躍動感が出てきたと思います。

ただ、もっとヒドい月山選手を見た後だからよく見えるのかな?とも思いました。

STFも使っておられましたけども、やっぱり脚のロックが不十分に見えました。

あんな風に何となく相手の足を挟んだら良いというものではないのです。

一つ一つの技にしっかり説得力をもたせることはやらないよりはやったほうが良いので、まだそこまで気が回らないということなら、とりあえずSTFの使用は控えたほうが良いかも知れません。

最後は朱里 vs レディ・Cです。

この2人と比べるとレディ選手は頭1つ2つ抜けてます。

脳天唐竹割りは見事でしたし、ランニング・ネックブリーカー・ドロップもタイミングが前よりもずっと良くなったように思いました。

見る度に進歩に気付きます。

ただ、やっぱりチョークスラムを仕掛けるのが早すぎると思います。

ず〜っと前から使っている技ですし、フィニッシュになり得る技なので、もうちょっと大事に使って欲しいな〜と思いました。

現時点では持ってる技をどんどん使っていくことで精一杯なのでしょうけど。

そろそろレディ選手もユニットを決めてあげて欲しいです。

やっぱり一番数の少ないクイーンズ・クエストになっちゃうのかな?

それではまた。

ありがとう!


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