元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回はスターダムの新人育成イベントって感じの『NEW BLOOD』の感想でございます。
NEW BLOOD
今回は知らない選手が多ございました。
このところ、この大会に出る選手がやや固定されてきたような気がしていたので、良く知らない選手が出るというのは良いことだと思います。
まだまだ未知の部分が多い女子プロレス界ですから、いい勉強になります。
それでは振り返ってまいります。
あまりにも小さい
まずは天咲光由 vs 美蘭です。
いきなり初めて観る選手の登場です。
美蘭選手ですね。
ワールド女子プロレス・ディアナの選手ですね。
ディアナのサイトを見ますとジャガー横田選手と井上京子選手の団体ですので、基礎はしっかりやってるんだろうとは思って観てました。
ただ、2009年生まれなので13歳ですか。
幼稚園や保育のお遊戯での出し物でプリキュアをやってる園児にしか見えませんでした。
あまりにも小さい。
体が出来上がってなさそうに見える人のプロレスを観るのは怖いです。
天咲選手もまだまだ体が出来てない華奢さを感じるのに、美蘭選手に比べるとまだゴツく観えるんですから、大丈夫かな、と心配なります。
試合もそれなりにはなっていたと思いますが、申し訳ありませんがボクにはプロレスごっこに見えました。
現在のAZM選手やスターライト・キッド選手の活躍を見ると、若いうちからリングに上がると全盛期が物凄く長くなるということが証明されてます。
今はヒヤヒヤしてても、これは女子プロレスのMIRAIにつながるんだ、と思い直して応援してました。
くれぐれもケガだけはしないようにして欲しいです。
最後、天聖ではなく天橋立がフィニッシュになったということで、この2人、年は少々離れていても同期に当たるわけですから、切磋琢磨して女子プロレスをさらに大きくしていってもらいたいです。
パフォーマンスとおふざけは違う
次は竹林早苗 vs 吏南です。
またしても初めて観る選手の登場です。
竹林選手です。
PROFILE所属レスラー 竹林 早苗TAKEBAYASHI SANAE 身長166cm体重53kg生年月日1 […]…
ベストボディ・ジャパンプロレスというところの選手だそうです。
申し訳ないんですが、ベストボディ・ジャパンって中途半端なボディビルのイメージです。
笑顔に無理があるのはボディビルと同じですけど、ずいぶん細くて、モテるんだろうな〜という感じです。
そこで体を作った人がプロレスもやってるということですかね。
他の選手は観たことがないので、何とも言えないんですが、竹林選手はちゃんとプロレスが出来てない感じに見えましたね。
キャラ上、ベストボディ・ジャパンでやってるポージングとかするのは、至極当然のことだとは思うんですが、そういうパフォーマンスはしっかりプロレスが出来てないとただふざけてるだけにしか見えないんです。
竹林選手のはおふざけに思いました。
吏南選手が上手なんで、なんとか試合として成立してましたけど、試合する機会が少なくてこんな感じになるのなら、もっと積極的に『NEW BLOOD』に出場して欲しいし、
他の仕事が忙しくて練習時間がとれず、この状態なら、プロレスは無理にしないほうが良いんじゃないでしょうか。
ケガしたら大変ですから。
カッコいい体なのはわかりますけど、プロレスをするための身体とはまた違うんじゃないですかね。
もっともっとななみ選手を観たい
次はMIRAI&稲葉ともか&ななみ vs 飯田沙耶&向後桃&羽南です。
そういえば、ななみ選手ってGod’s Eyeに加入したのに、全然スターダムのリングに上がらなかったので、God’s Eyeだったことを思い出すのに少々時間がかかりました。
となれば、せっかくGod’s Eyeの一員になったわけですし、若手の大会ですから、もっともっと前へ前へと出て目立っても良かったかな、と思いました。
ま、そうするつもりで出たけどSTARSの面々に阻まれたというところもあるでしょうけどね。
ディアナでの試合も忙しいのかも知れませんが、スターダムのリングにも頻繁に上がれるように、偉い人は調整してあげて欲しいです。
羽南選手なんて良いライバルになってくれそうなんで、ガンガン噛み付いたら良いと思います。
もう勝てないネタは飽きました
次は中野たむ&月山和香 vs ラム会長&尾崎妹加です。
またしても初めて観る選手の登場です。
今度は尾崎妹加選手です。
尾崎妹加 – Wikipedia
表現としてはあんまり良くないかも知れませんが、見た目がボクがよく見る素人っぽい熟女系AVに出てきそうな感じだな〜と思いました。
なんと、元ウエイトリフティング三冠王なんだそうです。
それだったら、もっと上半身がゴツくないとつじつまが合わない気がするんですが、あの重りは腕で持ち上げるのではなく、下半身で持ち上げるということなのかも知れませんね。
デビューが2015年だそうですので、キャリアは7年で、年齢は31歳ということでなんで『NEW BLOOD』に出ることになったのかがよくわかりません。
試合に関しては新人にしてはいい動きしてるな〜とか思って観てたので、これを書くにあたってキャリアを確認したもうベテランの域に到達しそうなんだから、あれぐらいの試合は普通にするわな、と思いました。
フィニッシュになったアルゼンチン・バックブリーカーはウエイトリフティング経験者な感じが色濃くてよかったです。
ちょっと形が崩れても構わず絞ったところに、この技へのこだわりを感じました。
さて、またしても負けてしまった月山選手。
試合後にラム会長にいじられていましたが、もう勝てないということでのいじりは飽きました。
最後にたむ選手と2人で残ってお涙頂戴なやり取りも、涙もろさには自身がボクですら全く心が動きませんでした。
それは月山選手が何が何でも勝つんだ、という気迫が感じられないからです。
今のまま面白おかしくプロレスしてたら、そのうちいい頃合いで勝たせてもらえるだろう、とでも思ってそうに見えます。
そんな時期は当に過ぎてます。
どんな手を使っても勝ってやるんだという姿勢を見せてないので、もう観てるだけの人間には月山選手がいるということは月山選手が負けると自動的に思いますから、結果については興味を失ってます。
いつも元気な月山選手が観られたら、それで良いと月山選手のファンだって思っているんじゃないかとすら思えてきます。
プロレスは勝ち負けが全てじゃないですしね。
もう月山選手には勝ちは求めてあげないほうが良いんじゃないですかね。
KARMAはまだ手探り状態
次はテクラ&桜井まい vs スターライト・キッド&KARMAです。
KARMA選手はまだ自分の中でもどういうキャラなのかが決まりきってないんでしょうね。
しばらく手探り状態が続きそうです。
いろいろ試して少しずつ仕上がっていくんだろうと思います。
そのためには、タッグでなくてシングルマッチのほうが良いんじゃないでしょうか。
シングルだとどの場面にもKARMA選手自身の責任が伴いますからね。
今は上手く落とせなかったらキッド選手に丸投げしてしまえますから、キャラ確立に時間がかかりそうです。
とはいえ、キッド&KARMAというコンビも、ボクにはかなりいびつに見えて、しっくり来ないです。
KARMA選手は通常の梅咲遥選手に比べるとセクシーさが前面に出てます。
でも、キッド選手にセクシーさは皆無ですから、タッグでありながらタッグでない感じに見えます。
キッド選手は無理にセクシー方面に持っていかないほうがいいと思うんですがね。
ま、ともかく今後もKARMAというキャラを使っていくのなら、早いこと確立出来るようにしっかり考えてリングに上って欲しいです。
ボク的には「KARMA」メイクしないで、通常の「梅咲遥」のまま「KARMA」のコスチューム着て試合してるところを観たいです。
スターダムのお母さん
次はレディ・C vs 高橋奈七永です。
ここまではスターダムにはもう高橋奈七永選手は必要ないと考えていました。
でも、この試合を観てちょっと考えが変わりました。
若手選手には奈七永選手は必要なんじゃないかと。
スターダムには強いお姉さん、カッコいいお姉さん、頼りになるお姉さんはいるんですが、お母さん的存在がいません。
ま、お父さんはロッシー小川さんということになるのかな?
若い選手を育てるには、お母さん的な存在というのがるほうが良いのかも知れないと思った次第です。
スターダムのお母さん、それがまさに奈七永選手なのです。
いつも以上にレディ選手のジャイアントスイングはグズグズでしたが、奈七永選手によってレディ選手は過去最高に力を引き出されていたような気がしました。
パッション注入マッチということですが、レディ選手は見事に注入されていたと思います。
ここからのレディ選手はちょっと変わるんじゃないでしょうか。
さて、そのスターダムのお母さんに見えた奈七永選手に、今度は月山選手がパッション注入して欲しいと言ってリングに上ってきました。
月山選手の成長に奈七永選手が関わることで、ついに月山選手が変わるんじゃないかという気がしました。
もういっそ、コズエン(コズミック・エンジェルズ)を抜けて、奈七永選手の内弟子になっても良いんじゃないかと思います。
奇しくもラム会長がここまで月山選手が勝てないのは、保護者のたむ選手にも責任があるんじゃないかとおっしゃってました。
ボクもそう思います。
たむ選手には人を育てる力がないんだと思います。
コズエンで上手く成長できた白川未奈選手やウナギ・サヤカ選手はたむ選手のおかげで成長したというよりも、自ら試行錯誤を繰り返して成長した印象です。
※本当のところは知らないので、あくまでボクの想像です。
だから、白川選手にしてもウナギ選手にしてもコズエン以外のユニットであっても成長できていたと思います。
しかし、以前コズエンにいた桜井選手は、ジュリア選手のお弟子さんになった途端に急成長しました。
それは白川選手やウナギ選手よりもキャリアが浅く、まだまだしっかりとした指導が必要だったことを表しているのではないでしょうか。
つまりたむ選手は好きなようにやらせることで白川選手達は成長したので、まだまだ直接指導が必要だった桜井選手までも放任主義で育てようとしてダメだったのではないか、そして今は、やっぱり直接指導が必要な月山選手を放任主義で育ててしまっているということなのではないかと思います。
それに早めに気がついた桜井選手は動きました。
月山選手も気がついたのかな?
対戦要求よりも奈七永選手のもとに行ったほうが良かったんじゃないかと思います。
琉悪夏はコンディション悪そう
最後はフューチャー・オブ・スターダム選手権試合の壮麗亜美 vs 琉悪夏です。
琉悪夏選手がこのタイトルに挑戦したのは、フューチャー卒業の機会を探してのことだったのかな、と試合後気が付きました。
ここ最近は完全にフューチャー圏内の選手以上の活躍でしたから、なんとなく卒業ということでも問題なかったと思いますが、きちんと手続きを踏みたかったし、ファンの皆さんにもこれで卒業です、と提示したかったんでしょう。
それにしても、琉悪夏選手は見るからにコンディションが悪そうでしたね。
胴に何重にもテーピングが巻かれてましたね。
アレはどこが悪いんですかね?
アバラかな?
冷蔵庫爆弾の連発をもらっちゃったからかな?
せめて、最後のフューチャー戦ならベストコンディションで出てもらいたかったし、本人も出たかったでしょうね。
来年からはさらなる飛躍を期待してます。
さて、勝った壮麗選手ですが、次の挑戦者として桜井選手が出てきました。
来年の2月には桜井選手がキャリア3年となってしまうということで、これまた最後のフューチャー戦になりそうです。
いつになるのかわかりませんが、ちょっと壮麗選手が負ける絵が思い浮かびませんので、挑戦までに少しでも桜井選手が勝っちゃうかも、と思わせるような戦いを見せて欲しいです。
それではまた。
ありがとう!