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いつの間にかYOSHI-HASHI&後藤になってた:12.12 WORLD TAG LEAGUE 2021 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は『ワールド・タッグリーグ』の最終戦の感想を書きます。

WORLD TAG LEAGUE 2021

『スーパージュニア』の優勝決定戦が高橋ヒロム vs YOHになりましたがYOH選手が思ったほど面白く仕上がらず、勝ち取った優勝決定戦進出というよりも、石森太二選手やエル・デスペラード選手が負けたから勝ち上がれた感じがして、このカードがメインはしんどいんじゃないかと思っておりました。

ゆえに『ワールド・タッグリーグ』のほうはわかりやすく手堅い優勝決定戦で行くのだろうと思っていたのですが、どっちも冒険しましたね、新日本プロレス。

来年は創立50周年イヤーということで、勝負に出ているということなんでしょうかね。

それでは振り返ってまいりましょう。

最後ぐらいは勝って欲しかった

まずは天山広吉&小島聡 vs 鈴木みのる&TAKAみちのくです。

みちのくドライバーⅡが炸裂した時は、ついに勝った〜とテンション上がったんですが、いつも通りのウエスタン・ラリアットでTAKA選手が負けてしまいました。

みのる&TAKAは、全敗させるほど悪いチームではないと思うんですけどね。

少なくとも永田裕志&タイガーマスクよりは良いコンビネーションを見せていたと思うだけに、悔しい結果でした。

バックステージではみのる選手が、ここまではTAKA選手のアイドリングだったと言っているので、それを信じてここからのTAKA選手の活躍に期待します。

最後は真壁が飾るのね

続いては真壁刀義&本間朋晃 vs 永田裕志&タイガーマスクです。

真壁選手のキングコング・ニードロップでタイガー選手が負けてしまいましたが、このリーグ戦ほとんど機能しなかった真壁選手が最終戦を締めるというのはどうにも解せないところがあります。

しかも、相手がタイガー選手というのもまたショボいと思ってしまいました。

※もちろん、タイガー選手には何の落ち度もありません。

そこは何が何でも永田選手から取らにゃあイカンでしょう。

階級が下の選手には基本的に勝って当たり前なんだし。

言うても元IWGPヘビー級王者だし。

理想は本間選手が永田選手に勝って締めくくったら最高に盛り上がったと思います。

コンディションも良かったし、試合も良かったのに、勝ちに恵まれないという本間選手を何度観させられたら良いんですか?

しかもバックステージコメントを見ると、2戦目か3戦目でケガをしちゃったというじゃないですか。

そういう状態でもそれを全く感じさせない試合をしていたわけですから、もうちょっと結果を伴わせてあげても良かったんじゃないかと思います。

とにかく真壁選手にはたっぷりガッカリさせてもらいました。

お疲れ様でした。

オーエンズが勝つほうが面白かったのに

次は棚橋弘至&矢野通 vs バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズです。

この前の『スーパージュニア』のメインでは、ロビー・イーグルス選手がジタバタしても高橋ヒロム選手のTIME BOMⅡが炸裂して勝ちましたが、オーエンズ選手のパッケージドライバーはなぜあそこまで持ち上げても食らわせないものなのか。

ジタバタ具合もパッケージされているから、TIME BOMBⅡよりも小さいはずなのに、決まらないんですね。

オーエンズ選手はああ見えても若い選手なので、もうちょっと格上げしてあげてもいいじゃないかと思っていたので、棚橋選手がパッケージドライバーで持ち上がった時には、こりゃ決まったなと思ってテンションが上ったんですが、ダメでした。

ハイフライフローが普通に一発当たって終わりました。

棚橋選手にはそろそろ後進の指導をリングでして欲しいんですが、やっぱりまだ自分自身が目立ちに行きたいものですかね。

ヤングライオンの誰かをタッグパートナーにしたり、海外から返ってきた選手のサポート役として活躍して欲しいんですけどね。

だから、ここもスカッとオーエンズ選手に負けて、もう一度オーエンズ選手の格上げを実現して欲しかったです。

そうすると、二度も棚橋選手を倒した男ということを大々的に打ち出して更に調子に乗るオーエンズ選手が観られたのに。

そのほうが面白くなったと思うんですけどね。

ロア vs ヘナーレ

続いてはタマ・トンガ&タンガ・ロア vs グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレです。

最後はマジックキラーでヘナーレ選手が負けてしまいました。

この時点で優勝戦線に絡んでいないG.o.D.というのは実にもったいないですね。

さすがに-O-カーン&ヘナーレの決勝進出はないだろうと思っていました。

※あまりに華がないので。ごめんなさい。

さらにG.o.D.がこれ以上負けるわけには行かないだろうと思っていたので、この勝敗には興味がありませんでした。

内容がどんな感じになるか、それを観てました。

なんとなくロア選手がヘナーレ選手を意識しているような感じが見られたのが、ちょっと興味が湧きました。

思えばこの両者、なんとなくキャラクター的に似ていますね。

ロア選手のほうがキャラ立ちしていますし、技でも動きでもヘナーレ選手を凌駕していますから、まだまだライバルというわけには行かないんですが、ロア選手のほうがもっと上がってこいよと発破をかけているような気がしました。

きっとヘナーレ選手はみんな好かれているんでしょうね。

いつかメインでロア vs ヘナーレが組まれるように頑張って欲しいですね。

拷問の館が勝ってもいいの?

次はセミファイナル、内藤哲也&SANADA vs EVIL&高橋裕二郎です。

EVIL選手がイービル(技名)で勝っちゃいましたね。

拷問の館が優勝決定戦に上がってどうするの?

そこ勝ってもいいの?と思っちゃいました。

点数を積み重ねたから優勝決定戦に進出したわけですが、そんなに点数を重ねているイメージがなかったので驚きました。

ボクは内藤哲也&SANADAはドームに出なきゃならないから間違いなく優勝だと思っていたのですが、このカードがセミファイナルに組まれた時点で、あれ?違うかもと思い始めました。

メインでチャンピオンチームが勝って優勝決定戦に進出するというわけには行きませんから、まず間違いなく後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが勝つだろうな〜とは思いましたが、相手が後藤&YOSHI-HASHIならば内藤哲也&SANADAのほうが盛り上がるだろうと考えていたので、やっぱりこの結果には、驚くしかありませんでした。

拷問の館の皆さん的には、そのヒールっぷりがウケているという認識なんですかね。

お客さんが声を出せない状況というのは、ヒールの皆さんがどの程度お客さんにウケているのかを図る術がないということです。

だから、こんな結果にしちゃったんでしょう。

ボク的には優勝争いをするほどのチームじゃないと思っています。

ディック東郷選手だけが良い仕事をしているだけで、タッグチームとしてはこれからでしょう。

世間は違うのかな?

これで正月のドームに内藤選手とSANADA選手はどういう絡み方するんでしょうね。

よくわからない適当なスペシャルタッグマッチで茶を濁すんでしょうか。

いつの間にかYOSHI-HASHI&後藤になってた

最後はメインの後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs タイチ&ザック・セイバーJr.です。

結果は後藤選手の後藤弐式で勝ちまして、この展開ではこの勝ち方が最善だろうなぁと思いました。

後藤選手がずいぶん攻められてYOSHI-HASHI選手がそれをカバーし、反撃の際には鼓舞し、いつの間にか後藤&YOSHI-HASHIはYOSHI-HASHI&後藤になっていました。

この試合までは、チームリーダーは後藤選手という認識だったのですが、この試合は完全にYOSHI-HASHI選手がリーダーでした。

序盤にコンビネーションプレイだけが取り柄なのにミスったシーンがありました。

本当のところはわかりませんが、なんとなく後藤選手がミスったように見えて、YOSHI-HASHI選手に「しっかりせぇよ」とアタマ叩かれるんじゃないかと思いました。

それぐらい、この試合まではYOSHI-HASHI選手が上だったのです。

YOSHI-HASHI選手、ホントに逞しくなりました。

そのおかげで後藤選手がショボくなるとは思いもよりませんでした。

せっかく良い決め台詞見つけたんだから、もっと言えるように頑張って欲しいです。

それではまた。

ありがとう!


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