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【NJPW】面白さで毘沙門の勝ち:12.11 WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAGLEAGUE 2022 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回はヘビー級のタッグリーグ戦、最終戦の感想を書いてまいります。

WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAGLEAGUE 2022

ボク的にはとりあえずは内藤哲也&SANADAが日本人チーム代表になると踏んでました。

※つまり内藤&SANADAが優勝すると思っていたのです。

毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)は昨年優勝してますし、決勝に残らなくてもドームには6人タッグのほうで出るという方法もありますから、やっぱりドームに出場する日本人タッグチームは内藤&SANADAだろうと思っていたのですが、そうは行きませんでした。

それでは振り返ってまいります。

ゲイブにはもっとスターになって欲しい

まずはアレックス・コグリン&ゲイブリエル・キッド vs 鈴木みのる&ランス・アーチャーです。

ゲイブ選手はいつもと違うコスチュームで登場しました。

ストリートファイトスタイルというのかな?

最初から喧嘩マッチをやってやるぞという意思表示で、私服っぽい服装で出てきました。

とうに優勝戦線には絡んでませんし、結果もみのる&アーチャーに勝てるわけ無いと本人たちも観てるだけの我々も考えていたことでしょう。

そこにゲイブ選手は、この試合はリーグ戦の一つではなく、喧嘩上等のみのる選手に喧嘩を売る若手という図式、見方を提示してきたというところが、素晴らしいな〜と思いました。

1つ前の試合もそうでしたけど、ゲイブ選手は1試合1試合を大切に闘っている印象を受けてます。

それ比べてコグリン選手はいつもと同じを守っているように見えます。

ちょっとゲイブ選手に引っ張られちゃって、いつも通りできないことに不満があるようにも見えます。

それが合体ラストライドを普通にラストライドしちゃって、クスクス笑われるようなことになったのかな?と思いました。

となると、どうしたら今の自分達がこのカードで試合を面白くできるだろうかと必死に考えているように思えるゲイブ選手を応援したくなります。

こういう選手がきちんとスターになる、そういうプロレス界であってほしいな、と思いました。

コグリン選手は素材抜群なんですが、今のところはあんまり活かせてない感じですので、もうちょっと頑張らないといけませんかね。

かたや鈴木軍ですが、年々みのる選手の存在感が薄れてきている気がします。

そろそろ「鈴木軍」という冠はなくしても良いんじゃないかな〜と思います。

こんな扱いでみのる選手を使うぐらいなら、他にもっと活かしてもらえる団体もあるかと思いました。

アーチャー選手にはまたタイミングが合えば、来日して欲しいです。

ヘナーレは敢闘賞

次は棚橋弘至&矢野通 vs グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレです。

このカードも消化試合なわけですけども、-O-カーン&ヘナーレは最後までインパクトを残そうと頑張っていた気がします。

特にヘナーレ選手は最後まで集中力を切らさず試合に臨んでいたように見えました。

これまでは扱いの悪さにふてくされているように思えることもありましたが、どうすれば自分が美味しくなるのか、なおかつ試合が面白くなるのか、それをしっかり考えるようになったのかな、という気がします。

もちろん、ただただ試合をこなすだけでも充分食ってはいけるでしょうけども、更に上を目指すとなると、技術ももちろん大事ですが、どう見せるか、どう見えているのか、を考えた上でリングに上がらないとダメなんじゃないかと思います。

このリーグ戦でヘナーレ選手はそれを掴んだんじゃないかと思います。

そもそもジェフ・コブ選手の代打での出場だったわけで、多くの人がコブ選手だったらどうなったんだろう?とか最初こそ考えたかと思います。

でも、最終戦では-O-カーン&ヘナーレとして観ていたのではないでしょうか。

コブ選手の代打だったことなんて忘れてしまっているのではないでしょうか。

このワールド・タッグリーグ2022、敢闘賞をあげるとしたらヘナーレ選手だと思いました。

これからのヘナーレ選手が楽しみです。

内藤&SANADAはドームに出ないの?

次は内藤哲也&SANADA vs “キング・オブ・ダークネス”EVIL&高橋裕二郎です。

ここでHOT(ハウス・オブ・トーチャー)が勝ってどうするの?と思いましたね。

ま、内藤&SANADAが勝ってしまうと、オージーオープンが優勝決定戦に出られないという星回りなんで仕方がないのかも知れませんが、そうなると内藤&SANADAは東京ドームに新日本ランボーとかでダークマッチにしか出ないの?と心配になります。

「逆転の内藤」がさっぱり逆転できなかった2022年となりそうです。

まだ、今年の最後のシリーズが残ってますから、そこでどえらいことが起こるかも知れませんが、この試合でしっかり負けてしまったSANADA選手には光が当たることはなさそうな気がしてきました。

内藤選手よりもSANADA選手の扱いのほうが気になりますね。

いい選手なのに、なぜこんなに光が当たらないのか。

全てはここからというところでケガをしてしまった、あのUSヘビー級王者時代の運の無さでしょうか。

来年の奮起を祈ります。

面白さで毘沙門の勝ち

次は毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)vs TMDK(マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト)です。

結果は消灯で毘沙門が勝ったわけですけども、試合そのものは完全にTMDKのほうが上でした。

特に後藤選手はついて行くのもやっとという感じがしました。

YOSHI-HASHI選手の指示待ちなところも感じましたし、どうも自分で考えて動くというのが苦手なんでしょうかね?

それなのに、バックステージでは「コイツ」呼ばわりや「アンタ」呼ばわりに異を唱えて「ごっちゃん」ならOKという天然爆発の空前絶後のバックステージコメントを残しました。

YOSHI-HASHI選手もご存知の通り天然ですが、YOSHI-HASHI選手はそれを出さないように必死に取り組んでいる気がしたのですが、後藤選手はダダ漏れでした。

これじゃあ「コイツ」呼ばわりも致し方なしだと思いました。

この面白さだけでTMDKに勝ったような気がします。

今後も毘沙門として新日ヘビーのタッグ戦線で活躍していくつもりなら、呼び方なんて気にせずYOSHI-HASHI選手に素直に従うほうがいいんじゃないかと思いました。

ドームには日本人タッグチームがIWGPタッグを取り返して欲しいという気持ちはありますが、ドームにはFTR(ダックス・ハーウッド & キャッシュ・ウィーラー)vs オージーオープンが相応しいと思います。

よって毘沙門の連覇は勘弁して欲しいと思いました。

それではまた。

ありがとう!


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