元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は昨日に引き続きましてスターダムの広島ビッグマッチの感想を書いてまいります。
元気ですか〜!?どうも、ろけねおです。今回はちょうど1週間前に開催されました広島のビッグマッチの感想を2回に分けて書いてまいります。広島女神祭り〜きんさいスターダム〜『ゴッデス・オブ・スターダム』やってる最[…]
広島女神祭り〜きんさいスターダム〜
ここからタイトルマッチが4戦並びます。
ビッグマッチではタイトルマッチが組まれるのは普通ですが、なぜ組まれたのか、組まれてからどうなったのか、そういう部分をきちんとなぞらずに本番を迎えてしまうと、盛り上がりにくいんだな、と思わせました。
ストーリーって大事だな、と思いました。
それでは振り返ってまいります。
SWAはこれにて封印かな
まずはSWA世界選手権試合の岩谷麻優 vs アルファ・フィーメルです。
直近でフィーメル選手とKAIRI選手に比べると、岩谷選手は対応できてたように思いますが、印象としてはフィーメル選手って強いな〜でした。
解説の大江慎さんもおっしゃってましたが、あんなにでっかくてプロレスプロレスしたことを得意にしている選手がしっかりグラウンドでの絞め技も使ってこられたら、勝つのに無理が出てしまいます。
本来、見るからにパワーファイターのフィーメル選手を相手にするので、見るからに非力な岩谷選手はテクニックやスピードで翻弄しないといけないのに、それが全然出来ませんでした。
出来れば普段は見せないグラウンドのテクニックやサブミッションでフィーメル選手をヒーヒー言わせた上でIWGP女子を巻いて欲しかったですね。
※岩谷選手がIWGP女子初代王者になると確信しています。
たまたまトラースキックが良いところにスパーンと入って勝てたという感じでした。
フィニッシュは派手にムーンサルト・プレス4連発でしたが、アレはオマケみたいなもんでした。
この試合の前に防衛戦でもムーンサルト・プレスをフィニッシュに使っていたみたいですけども、何でしっかり決められない技をフィニッシュに使用するんだろ?と疑問に思っていました。
でも、この試合では2発目と3発目がいい感じでしたね。
4発に2発という50%の確率だから、狙うんだな、と理解しました。
出来れば、押さえ込む4発目が3発目の当たり方だったら、かなり説得力が出たんですけどね。
フィーメル選手にはスターダムのトップクラスと闘って欲しいので、継続参戦して欲しいです。
以前のことは知りませんが、ここまでは不思議な負けばかりなので、普通に勝ったり、ちゃんと負けたりするところが観たいです。
さて、試合後IWGP女子に集中したいからSWAを返上すると岩谷選手が言いました。
別に2冠王になったら良いだけなのに、返上したということは、SWAはこれにて封印ということなのかなと思います。
国籍が違わないとタイトルマッチが出来ないというのは、現在も外国人レスラーがほとんど来ないスターダムでは持て余してしまいます。
そもそもどういう経緯でスターダムで運用されることになったタイトルなのかは知りませんが、今後はIWGPがSWAの代わりになるということですかね?
SWAの代わりというと、なんとなくIWGPの価値が低い気がしてしまいます。
そうならないように初代王者は価値あるタイトルマッチを重ねていって欲しいです。
ブラック・デザイアがほぼ勝ち
次はゴッデス・オブ・スターダム選手権試合の中野たむ&なつぽい vs スターライト・キッド&渡辺桃です。
meltear(たむ&なつぽい)の歌いながら入ってくるのが、ボクはあんまり好きではないので、ワールドで観る時は大体飛ばします。
が、今回は慌てて巻き戻しました。
大江戸隊が歌を途中で止めて奇襲をかけてたからです。
記者会見をちゃんと見てないのですが、どうもキッド選手がmeltearがアイドル?歌手?として武道館を満員にしたい的なことをおっしゃったことに、それより先にプロレスで武道館満員にせにゃならんだろう的な異を唱えたそうです。
まさにおっしゃるとおりで、ボクも順番が逆だと思うので、meltearが全然応援できません。
この広島大会は4つタイトルマッチがありますが、meltearのタイトルマッチ一本でビッグマッチが成立するようなタッグチームになるのが先ですよ。
そもそも現時点でセミ前に組まれてますし。
とはいえ、昨日も書きました通り、ブラック・デザイアが勝ち難いシチュエーションです。
出来れば、完膚なきまでにmeltearをやっつけてもらいたいという思いが届いたんでしょうか、試合内容はほぼほぼブラック・デザイアの勝ちという感じでした。
最初のほうからなつぽい選手の右膝にターゲットを絞ったり、ほとんどの時間meltearの2人を分断してなつぽい選手に攻撃を集めていたりと、どっちがチャンピオンなのかわからない闘いっぷりでした。
防衛はしたけど、チャンピオンチームとしては赤っ恥をかかされた感じですし、これでアイドルとしての武道館満員はかなり遠のいたと思います。
11月13日、つまり明日仙台でmeltearとブラック・デザイアがゴッデスの公式戦があるんですが、そこではブラック・デザイアに勝って欲しいです。
普通に闘ったら、タッグチームとしての完成度ではブラック・デザイアのほうが上ですし、大江戸隊の皆さんもいるので、もっと短時間で勝てそうな気がします。
桃選手、昔ソフトボールやってたそうですね。
スパナやレンチよりも、バットのほうがしっくり来ます。
過去最高の白川未奈
次はワンダー・オブ・スターダム選手権試合の上谷沙弥 vs 白川未奈です。
アクシデントによる試合終了というのは、悔しいでしょうね。
どちらも。
上谷選手も実に素晴らしいチャンピオンっぷりで、白川選手の猛攻をすべて受け止めた上でしっかり仕留めるという形になっていました。
そして、白川選手もここまでのキャリアの全てをここに出し切るような攻めっぷりだったと思います。
過去最高の「白川未奈」だったのではないでしょうか。
それだけにオチがキツかったです。
泣けました。
この試合だけは結果が気になっていたので、試合を観る前に結果だけは知っていたのですが、都合フェニックス・スプラッシュは2発出してたんですね。
1発目も白川選手の顔付近に着地してました。
その時は白川選手に届いてなかったから事故にはならなかったんですが、2発目もほぼ同じ場所に落下した上に、今度は足だけが白川選手に届いてしまって、不運にも上谷選手のかかとが白川選手のアゴに炸裂したように見えました。
以前から、上谷選手の技の精度というのは、あまり高くない印象でしたので、こういう事故が起こってしまったことはあまり不思議には感じなかったのですが、問題は1発目ミスったのに、2発目で落下位置を修正できなかったところかな、と思います。
もちろん、白川選手のヒザ殺しが効いていたから修正が出来なかったということもあったでしょうけど。
また、この場面、上谷選手はフェニックスに行く前に一度ロープを潜ろうとしてるんですね。
一瞬、ファイヤーバード・スプラッシュに行こうとしたんじゃないかと思います。
ファイヤーバードなら飛ぶ前に相手を目視できるでしょうから、事故にならなかったのかな〜という気もしました。
結果論ですけど。
プロレスはこんな危険なお仕事であるということを改めて思い知りましたし、冗談抜きで命がけでボクらを楽しませようとしているんだな、と痛感しました。
この2人だけでなく、全てのプロレスラーに感謝したい気持ちになりました。
ただ、やっぱり白川選手が負けたのは、悔しいですね。
これ、もしもKAIRI選手がキチンと挑戦してたら、白川選手が勝ってたような気がします。
※KAIRI選手が勝つことはないという前提で書いてます。それは次も同じです。
勝っても良いシチュエーションになっていたと思います。
こういうところも、白川選手はツキに見放されているのかと思えてきます。
でも、めげないでしっかりケガを治して、戻ってきて欲しいです。
この欠場期間がさらに白川選手の飛躍になることを願っております。
舞華もまたタイミングが悪い
最後はワールド・オブ・スターダム選手権試合の朱里 vs 舞華です。
この試合を観てると、朱里選手と舞華選手にそんなに大きな差はないと感じました。
ゆえに舞華選手がいつ赤いベルトでも白いベルトでも巻いても全然違和感がないと思います。
問題は挑戦のタイミングです。
これはひめか選手に言えることなんですけど、このタイミングではやっぱり朱里選手には勝てないですよね。
赤いベルトに関しては年末のビッグマッチでジュリア選手が挑戦することが決まっているわけですから、誰とジュリア選手が闘うのが今年の終わりを締めるのにふさわしいかを考えると、朱里選手に比べると舞華選手はちょっと劣るでしょ?
ちなみにこの試合の後に、林下詩美選手が次の挑戦者として出てきましたが、ここも年末にジュリア選手に当たるなら、詩美選手より朱里選手のほうが良いかな、と思ってます。
ジュリア vs 詩美も観たいんですけど、ジュリア選手が王者で詩美選手が挑戦者というシチュエーションでも良いかな、と思います。
だから、然るべきタイミングでベルトに挑戦できるというのも、チャンピオンになるための条件だと思います。
朱里選手はずっと首にテーピングが施してありますので、ボチボチ休ませてあげたい気持ちになりますね。
※朱里選手からすれば大きなお世話でしょうけど。
しかも、舞華選手の必殺技はみちのくドライバーⅡです。
勝っても負けても首にダメージを追うに違いありませんから。
ケガなく試合を終えて良かったと思います。
このシチュエーションでも舞華選手は勝ちに来てるな、と思わせたのが素晴らしかったです。
それが名前のわからぬ新技が2つも飛び出したことですね。
今週の週刊プロレスによりますと、
この新技は炎華落としニューバージョンだそうです。
ずいぶん形が違うのですが、本人がそうおっしゃっているのですから、そうなんでしょうね。
パイルドライバーのように叩きつける技はフィニッシュにもなり得るインパクトだったと思うのですが、ここで出したということはあくまで舞華選手のフィニッシュはみちのくドライバーⅡだということでしょうね。
ま、今回キックアウトされちゃいましたけど。
ここまでやっても勝てないとなると、悩んじゃいそうですね。
週刊プロレスによりますと、舞華選手はこれまでの闘い方を見直そうを思っているみたいです。
タイミングさえあれば、すぐベルト巻けると思います。
このところシングルのベルトは、1年を通して防衛するというのが普通になってきているので、そろそろ3回に1回ぐらいは挑戦者が勝つなんてことがあっても良いのかなと思います。
12ヶ月ありますから、年間で1つのベルトに4人の新チャンピオンが誕生するという感じですかね。
全部が全部そうならなくてもいいですけども、割と頻繁に移動があるベルトとそうでないベルトと分けて欲しい気持ちになってます。
さて、朱里選手ですが、DDM(ドンナ・デル・モンド)から離脱してGod’s Eyeを立ち上げたのですが、試合のクオリティが落ちたわけでもないのに、なんだかつまらなく感じております。
朱里選手の言っていた朱世界という状態に、今はなっているのでしょうか。
もっと朱里選手に注目が集まって、朱里選手の試合がもっと見たいという雰囲気になってても良さそうですが、そんな感じはありません。
そろそろ一旦王座から下りる時期なのかな、と思います。
それではまた。
ありがとう!