好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

SANADAの「一番好き」は軽い:11.19 WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

 

昨日、ジュニアの試合は観るまでテンションが上がらないけど、観たら面白いな〜となるというようなことを書きました。

 

逆に『ワタリ』はジュニアよりもテンション上がって観出してしまうわけですけども、観てみるとそれほど面白かった〜とならなかったりするのです。

 

最初の期待値の高さが観終わったあとの気持ちにかなり影響を受けてしまいます。純粋にその試合が面白かったかどうかよりも、自分の期待したものを上回ったかどうかで判断してしまっておりますので、ジュニアの試合よりも辛口になってしまいがちです。

 

その辺を考慮に入れた上でお読みいただけると大変助かります。

ハチェット?

まずは第2試合のグレート-O-カーン&ジェフ・コブ vs バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズです。

 

BULLET CLUBのこのコンビは人数合わせですかね?決して動きは悪くないと思うんですが、それぞれがそれぞれのやれることを一通りやってハイおしまいという感じがします。

 

タッグならではの面白さを見せに行こうとは、どうもしていないように感じます。どうせいろいろ面白いことやったって決勝戦に残るのはG.o.D.でしょ?という感じがしてしまいます。

 

もったいないですね。

 

かたやジ・エンパイアはやっぱりコブ選手がなんか元気がないです。グアムだったかな?ハワイだったかな?あっちのほうの燦々と降り注ぐ太陽光線のような明るさがコブ選手の魅力だったのですが、連日湿りがちです。

 

一度も行ったことはありませんが、その湿りがちの薄暗さはイギリスのイメージで、一周回ってしっくり来ます。

 

-O-カーン選手が実に張り切って試合をしていて、ウィル・オスプレイ選手が休みでもしっかりジ・エンパイアの存在感を出していくぞと頑張っているのですが、どうにも空回りしている感じがします。

 

戦績こそ2勝1敗と白星先行ですが、ずいぶん負け越しているように見えます。

 

そろそろ何かあっと驚くようなものを見せてもらわないと、-O-カーン選手にも飽きてきそうな気がします。でも、一本背負いは目の覚める1発でして、良かったです。

 

さて試合後、-O-カーン選手にうながされてコブ選手が一言いいました。

”ハチェット”…覚えとけ…

 なんのことかとさっそく調べました。

ハチェット – Wikipedia

いくつか挙がっているのですが、多分小型の斧ですかね。

最近キャンプがブームなので使用されている方も多いかと思います。

 

で、どういう意味?サッパリわかりません。でも、覚えておけとのことですから、覚えておきましょう。

元気ないジュースは面白くない

続きましては棚橋弘至&トーア・ヘナーレ vs ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーです。

 

前回もヘナーレ選手にほとんど変化がないというようなことを書いたのですが、トラースキックというのか後ろ回し蹴りというのかクルッと回ってグイーンと足が伸びるキックは良いですね。

 

あの技は以前やってましたか?記憶にないんですけどもアレだけ良いです。でも、その他は全然ダメでこれではNEVERの挑戦もままならないでしょう。

 

ヒールターンがいちばん簡単な打開策な気がしますが、ヒールはちょっと渋滞してますからターン直後は少しばかり注目を集めるでしょうが、あっという間にまた埋もれると思います。

 

棚橋選手は以前にも増して動けなくなりましたし、多分戦績は芳しくないと思うので、この間にいろんなことを試して次につなげて欲しいです。

 

さて、我らがフィンジュース。

 

見事ドゥームズデイ・デバイスといういわゆるダブル・インパクトで勝利しましたが、途中ジュース選手が鼻血なのか歯が折れたのか口もとが真っ赤に鮮血で染まりまして、そこから元気がなくなってしまいました。

 

その分、フィンレー選手が元気よく動いておりまして、フィンレー推しとしては嬉しいかったです。

 

久しぶりにフィンレー選手の姿を見た妻が、やや引き締まったフィンレー選手の肉体を観て「つまらん」と言っておりました。

 

ポチャっとしてナンボなんです。

ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー

出典:新日本プロレスリング公式ウェブサイト

バックステージでも(まだ動画は観てませんが・・・)どうも元気がなさそうです。

 

底抜けに明るく、明る過ぎて失礼なのが良いところなのですから、もっと元気出さないと連覇できません。

何だモメないのか

次はタマ・トンガ&タンガ・ロア vs EVIL&高橋裕二郎です。

 

試合は終盤、裕二郎選手がトペ・スイシーダを発射して、G.o.D.を倒してしまいそうだと興奮したところで、あっという間にオペレーション・邪道・キラーでタップしてしまうというガッカリな結末でした。

 

やんわり裕二郎選手をプッシュする風潮があるのに、すぐに無に帰してしまうところが裕二郎選手がイマイチ跳ねないところだと思うんですが、この試合でもまたそういう悪いところが出てしまった気がします。

 

結果は裕二郎選手の負けでも良いんです。

 

でも、一回くらいはロープに逃げましょうよ。もうひと山あってのタップアウトなら、もう少しガッカリした気持ちが和らいだのではないでしょうか。

 

さて、EVIL選手が加入してBULLET CLUBのお家騒動に発展するかとワクワクしておったのですが、そういうことはないそうです。

 

何だモメないのかと残念な気持ちになりました。モメてナンボのBULLET CLUBじゃないのか。

 

多くのファンの皆さんは、そのネタはエリートとやったしもうええわって感じですか?

YOSHI-HASHIが大きく見えた

次はセミファイナルのCHAOS同門対決。後藤洋央紀&YOSHI-HASHI vs 石井智宏&矢野通です。

 

全員が今やタッグの名人ですから、スベる試合は絶対にしないだろうという安心感があります。NEVER6人タッグを経て本当に良かったと思います。

 

それよりYOSHI-HASHI選手が覚醒というのか、開眼というのか、ひとつ上のステージに到達しまして、この試合でもこれまでの1人だけ格下感というのが完全に払拭されていることを証明しました。

 

石井選手と対峙した時には、実際に石井選手よりも背が高いんだと思うんですが、リング上では小さく見えていたYOSHI-HASHI選手が、この試合では石井選手より大きく見えました。

 

これこそ覚醒の証です。

 

また、コーナーマットのないコーナーに振られた時、ギリギリで回避した時、矢野選手のように「当たらないもんね〜」だったかな?と言ってました。

 

こういうお茶目なところも試合に余裕が出てきた証拠です。見事に一皮剥けたんです。

 

結果は負けてしまいましたが、心は砕けないので心配ありません。

チャンピオンがしっかり負けた

最後はメインの鷹木信悟&SANADA vs タイチ&ザック・セイバーJr.です。

 

このメンツで面白くならないわけないんですが、まさかチャンピオンチームがあんなにしっかり負けるとは思いませんでした。

 

しかもNEVERチャンピオンの鷹木選手にタイチ選手がラスト・オブ・ザ・ドラゴンでピンフォール負け。これにはビックリしました。

 

ドームでのシングルマッチを控えている鷹木選手のいるロスインゴに優勝の目はないし、チャンピオンに勝ってタイトル戦線に躍り出ることもないと予想していたからです。

 

バックステージで鷹木選手がいうように、ドームではシングルとタッグの両方のタイトルマッチをやりそうな気がしてきました。

 

これぞ2daysの旨味。

 

これが有りならば、他のシングルのチャンピオンや権利書保持者も『ワタリ』に参加できるのに。

 

タイチ選手の負けは新しい扉を開いたかも知れません。2daysも恒例になるかも知れませんね。

 

さて、試合後のマイクです。鷹木選手にお願いされて嫌々ながら最後はSANADA選手が締めました。

ハッキリ言って、いままでのタッグパートナーの中で、となりの“TKG”が一番好きです(場内拍手)。オイ、後楽園! シー・ユー・ネクストタイム!

SANADAの「一番好き」は軽い。ジゴロだ。

 

それではまた。

ありがとう!


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