元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
さ、いよいよ明日開幕ですよ『WORLD TAG LEAGUE 2019』!今さっき、カードを観たら、ほとんど公式戦(1試合だけ違う)なんですね。そうでもないと
この試合数、こなせません。これだけの選手をいっぺんに観られるわけですから、お得なシリーズですよね。それでは明日の試合の個人的見どころを書いていきます。
第1試合〜第4試合
フィンレーの新技がフレドリックスを粉砕
フィンジュースは第1試合なんですね。相手が後藤洋央紀&カール・フレドリックスだからかな?
第1試合から会場を明るく盛り上げて欲しいという願いがこもっていると受け取ります。
注目はもちろん、先日ランス・アーチャー選手に粉々に砕かれたデビッド・フィンレー選手の活躍です。これが普通にジュース選手のパルプ・フリクションがフレドリックす選手に炸裂で勝利ではダメです。
もちろん後藤選手のGTRでフィンレー選手が負けるというのはもっとダメです。
パッと見、フレドリックす選手のほうが強そうだし、技もいちいち強烈かも知れないけど、そこは先輩の意地でフィンレー選手がしっかり受けきって、新技の旋回式プリマノクタで、スタートダッシュとしたいです。
ただ、開幕戦に勝利するチームはたいてい決勝には残らないんですがね。
点数調整係対決
さて、第2試合は矢野通&コルト・カバナ vs ジェフ・コブ&マイキー・ニコルスです。
こう言ってはなんですが、この第2試合の両チームとも優勝戦線にはまず間違いなく絡んでこないでしょう。でも、優勝戦線に絡むチームはこのチームとの戦績が大きな鍵を握るような展開になります。このチーム相手に星を落としたから優勝戦線から脱落した、なんてことになるのです。
いわゆる点数調整係です。
そういうチームを開幕戦で当てておいて、両チームの星を早々と決めておいて、終盤の展開に影響が出ないようにしておこうということかと思います。
勝った負けたなんて小さいことがどうでも良くなる試合をするのが、矢野&カバナです。とにかくその動き一つ一つに意味があるので瞬きせずに観ましょう。
テリブレを思い出す作業
第3試合はテンコジ vs 鷹木信悟&テリブレです。
本来、第1試合と第2試合が第3世代の定位置ですが、開幕戦はそれすら許さないという新日の姿勢に第3世代への風当たりの強さを観たように思います。
確かに全然動けはしませんが、使い方次第ではまだまだ面白い存在になり得ると思うので、こんな雑な扱いをしないで欲しいと思わなくもないんですが、なにしろ第3世代には何の思い入れもない上に、彼らがパッとしなかったからプロレスは暗黒時代を迎えてしまったとすら考えているので、明日から急にいなくなっても気が付かないでしょう。
そんな僕をあっと驚かせるような試合を見せてもらいたいのですが、この試合はテリブレ選手の確認作業になります。
名前こそ覚えているのですが、どんな選手だったのかサッパリ覚えていません。オリジナルのロス・インゴベルナブレスだそうですが、そもそもオリジナルがどういうメンバーでどういう実績を残しているのかもよく知りません。
テリブレ選手、良い選手だね、となることを祈ります。
優勝戦線に絡みそうかな?
第4試合は永田裕志&中西学 vs KENTA&高橋裕二郎です。
この試合での注目は当然BULLET CLUBの2人です。僕的にはこのチームが優勝戦線に絡んでくるような気がしています。いや、違う。絡んできて欲しい。タッグ職人である裕二郎選手にスポットがあたって欲しい、という気持ちが強すぎて、優勝戦線に絡んでくると信じたいのです。
前に書きましたが、ゲスト解説でのコメントが素晴らしすぎて感動してから、僕の中での裕二郎選手の株価は爆上がりです。あれから全然ゲストに呼ばれてません。元井美貴さんを解説で呼ぶくらいなら裕二郎選手を呼べよと、元井さんオンリーの時はイライラするくらいです。
※元井さんは他にちゃんとした解説の人がいて、おまけでくっついてる時はバツグンですが、彼女のみを解説にした時は実況の人の話を聞かずに仕入れてきたデータばかりを離したがるので、本当に嫌いです。
個々の力は弱いけど、力を合わせば力が何百倍にもなるタッグの魅力を全開させるのは、KENTA&高橋裕二郎です。乞うご期待。
第5試合と第6試合
優勝候補筆頭がサラリと勝つ
たぶん、多くのプロレスファンがこのコンビを見た瞬間に、こんなもんこのチームが優勝するに決まってるやんけ!となったであろうコンビが第5試合に登場です。
KENTA&裕二郎とは真逆の個々の力が強いから力を合わせりゃそりゃ凄いというタッグチームである、みのる&アーチャーです。対するはBULLET CLUBの最近パッとしなかったバッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズです。
チェーズ選手が名人なので、試合は間違いなく面白くなりますが、ここはサラリとBULLET CLUBを粉砕するでしょう。
ファレ選手も結局ナンバーワン外国人には成れず終いになれそうです。
デカく強くて怖いというファレ選手の特性を全部上回るアーチャー選手。完全にファレ選手の存在理由を消してしまいました。やっぱりファレ選手は早いところBULLET CLUBを離れてベビーターンしたほうが美味しいと思うんですが、BULLET CLUBは居心地が良いんでしょうかね。
負けるのチェーズ選手ではなく、ファレ選手で、しかもアーチャー選手のEBDクローで負けたら最高です。
公式戦じゃないのはこれだけ
内藤哲也ファンの皆様には申し訳ないですが、なにゆえ内藤選手がジェイ・ホワイト選手のインターコンチのベルトに挑戦できることになったのか、全然理解できません。
第6試合はそんなインターコンチ戦の前フリになるであろう内藤哲也&BUSHI vs ジェイ・ホワイト&外道の唯一公式じゃない試合です。
このことに関してはジェイ選手の主張(今回のインターコンチ挑戦が前王者の内藤選手のリマッチだというのなら、自分もIWGPヘビーの前王者だからリマッチ出来るのに何もなかった。G1でジェイ選手に負けているタイチ選手に勝って挑戦できるってどういうことなのか?)のほうが真っ当だと思えます。
そもそもなぜそんなに2冠王にこだわるのかもよくわかりません。
だから、ここはスカッとジェイ選手に勝ってもらいたいですが、多分負けるのはBUSHI選手ですよね。
第7試合と第8試合
ヘナーレの大チャンス
セミファイナルは棚橋弘至&トーア・ヘナーレ vs 真壁刀義&本間朋晃です。
本隊同士?ヘナーレ選手もG.B.H.に入ってたんだっけ?この際、ユニットにおける関係性はどうでも良いか。
ここは復活したG.B.H.がどんな感じに仕上がっているのかが観たいです。しかし、そんなおかえりなさいG.B.H.ムードを無視してヘナーレ選手が前へ前へと出てきたら面白いんじゃなかろうか。
少し前にtwitterでヘナーレ選手がそもそもMMAをやっててプロレスラーになったというのを知りました。そういう要素があるならそういうのをもっと出せばいいじゃないかと。そういう練習もしているような動画だったかな?が観れたので、これまでよりもずっと面倒くさい(相手の技をなかなか受けないとか展開無視して極めに行くとか、ナックルでバンバン殴るとか)選手に変貌を遂げていることを期待します。
なだめる棚橋選手をぶっ倒そうとする勢いが欲しいです。これヘナーレ選手にとっては美味しいシチュエーションですので、ぜひ爪痕を残して欲しいです。
なぜこれがメイン?
メインは石井智宏&YOSHI-HASHI vs ザック・セイバーJr.&タイチです。
こんなんYOSHI-HASHI選手が負けるに決まってるじゃないですか。こんな勝敗のわかりきった試合をメインに持ってくるのは、一体どういうことなんでしょう。
そこにこの試合がなぜメインなのかの謎が潜んでいます。
これはつまり、またしてもザック選手がYOSHI-HASHI選手の緊箍児によって丸め込まれて勝つのです。
- 石井 vs ザック
- 石井 vs タイチ
- YOSHI-HASHI vs ザック
- YOSHI-HASHI vs タイチ
この組み合わせにおいて、一番盛り上がるのはどの組み合わせのどういう勝利でしょうか。そりゃもうYOSHI-HASHI選手が勝つパターンしか考えられませんね。しかもザック選手に勝つほうが面白い。
どう考えても負け役のYOSHI-HASHI選手が予想に反して勝つ。これ以上のサプライズはありません。しかもザック選手が負けた後にイライラを爆発させるシーンは、プロレスファンの大好物でしょう。一体どんな名言が飛び出すのか。想像しただけでもワクワクします。
それではまた。
ありがとう!