元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は10月9日にありましたスターダム名古屋大会の感想を書きます。
名古屋大会
当たり前ですが、『5★STAR GP』が終わりシングルマッチがグッと減りまして、今までがずいぶん特別なものだったんだなと実感しております。
これからタッグマッチの面白さを再確認することになるだろうと思うとワクワクします。
それでは振り返ってまいります。
レディ結構ヤバい
まずはレディ・C vs 琉悪夏です。
レディ選手はデビューが結構遅かったので、トントント〜ンと成長していかないと行けないと思うんですが、『5★』に出場してなかったということもあるんでしょうけども、この半年ほど成長が頭打ちになっているような気がします。
積極的に新しいことにチャレンジしようとか、ファイトスタイルに何か変化をつけようとか、そういうものが見えません。
現状で、ある程度「レディ・C」というプロレスラーを確立してしまった感があるような気がしてるのかな〜と思えます。
もしかしたら、ここからどうブラッシュアップしていけば良いのか、悩んでるんじゃないかとも思えてきました。
そんな中、琉悪夏選手のリバース・スプラッシュで負けてしまいました。
琉悪夏選手からの明らかな格下扱いです。
結局のところ、プロレスラーはそれぞれが個人商店ですから、本人が何か行動を起こさないと何も起こらないんです。
だから、レディ選手もそろそろアクションを起こして、無理から自分を変えていかないと埋もれてしまいそうです。
大きな特徴であった身長が高いということも壮麗亜美選手がやってきて、そんなに特別なものではなくなったしまいました。
ジャイアント・スイングはずっとレベルの高いのを世羅りさ選手に使われてしまいました。
そして、同格に近い琉悪夏選手相手で、ジャイアント馬場殺法もあまり出せないとなると、もう何を見せてくれるつもりでリングに上ってるんだろ?となります。
面白い選手になれる素質はあると思うので、チャレンジして欲しいです。
一回ぐらいエスケープしても良かったかな
次は白川未奈 vs 飯田沙耶です。
飯田選手の古傷にしっかり攻撃を集めましたね、白川選手。
最近はそうでもないのかも知れませんが、スターダムの選手はあんまり相手の負傷箇所を狙うようなことはしない傾向にありました。
それは負傷箇所は狙うものだと教育されてきたボクにとってはぬるいな〜と思わずにはおられないところだったのですが、白川選手がしっかり攻撃していたので嬉しかったです。
なかなか噛み合った良い試合でしたが、やっぱりひとこと言いたくなるのは飯田選手です。
最初の四の字固めに対しては極まる前にエスケープをしてましたが、フィニッシュになった四の字固めでは一度もエスケープすることなくギブアップをしてしまいました。
筋肉とパワーがウリの選手で、その盛り上がった腕で四の字固めを極められたまま、白川選手ごとロープエスケープするところが飯田選手の見せ場だと思っていたので、それが出来ずに終わってしまったことは実に残念でした。
本当にシャレにならないぐらいにしっかり四の字が決まっていて、見せ場なんてどうでもいいってことだったのかも知れませんが、入場時に筋肉ポーズやったらそれで筋肉の出番は終了というのはもったいないです。
肩紐はずして、飯田ロケットに行ってより肩から腕にかけての筋肉が見えやすくなったわけですから、一回ぐらいはエスケープして欲しかったです。
よく似た師弟コンビ
次は岩谷麻優&向後桃 vs ジュリア&桜井まいです。
この両チームは関係性が似てる感じがしますね。
師匠と同じ技を同じようなフォームで使うというところが共通してます。
向後選手は岩谷選手から直接指導を受けてるのではなく葉月選手から教わっているそうで、厳密には師匠は葉月選手になるのかも知れませんが、岩谷選手に憧れてスターダムにやってきたということですから、知らず識らずに岩谷選手のエッセンスを吸収していることでしょう。
そこでトラースキックなんかは同じようなフォームになってます。
以前からコンビを組んでいるジュリア&桜井のほうがコンビネーションが良いんだろうな〜と思っていたのですが、岩谷&向後のほうがこの試合ではコンビネーションが良かったように見えました。
向後選手はジワジワと伸びてきているように思います。
この試合は向後 vs ジュリアで始まったのですが、ジュリア選手が指導するような感じに見えました。
それは別のユニットではありますが、ジュリア選手は常にスターダム全体のことを考えているので、向後選手には期待しているから、あんな試合にしたのかと思います。
それに比べると、この試合の桜井選手はちょっとあっさりとし過ぎてたかな、と。
もっともっと岩谷選手に食らいついていっても良かったのに、と思いました。
続きタッグリーグで
次は葉月&コグマ vs 舞華&ひめかです。
こないビッグマッチのメインになってもおかしくないカードがシレッと組まれるんですから、現在のスターダムは選手層が厚いです。
この両チーム、今年のタッグリーグ戦では同じブルーゴッデスです。
だから決着は先延ばしになるだろうと思っていたのですが、まさか両者リングアウトになろうとは。
またタッグマッチでありながら、ぽぽ葉月 vs 舞華、コグマ vs ひめかで固定されていました。
それなのに面白いってのは凄いことです。
組み合わせ変えたバージョンとゴチャ混ぜバージョンと他2種もあるので、このカードで何回も楽しめるはずです。
これでどっちがタイトル獲得して、それを懸けた試合となったらさらに面白くなるでしょう。
もうタッグはこの2チームだけで良いんじゃないかと錯覚してしまいそうです。
また葉月 vs 舞華は、意地の張り合いのブレーンバスター合戦でのドローでしたが、コグマ vs ひめかはコグマがひめかの身体をコロコロと転がしてリングから遠ざけることに夢中になってリングに戻れずのドロー(試合の権利を持っているのは葉月選手と舞華選手なんですがね)と方向性が真逆の両リンにも感動しました。
これは全員がプロレス頭が良いから成立した試合ではなかろうかと思うわけです。
悩ましいのはコグマ選手もひめか選手も好きなので、どっちを応援したら良いのかわからないという問題だけです。
月山の育成方法を変えたほうが
次は朱里&MIRAI&壮麗亜美 vs 中野たむ&なつぽい&月山和香です。
また月山選手のことになってしまいます。
ダンスのことはさておき、試合での間の悪さはちょっとしんどいですね。
他のコズエン(コズミック・エンジェルズ)のメンバーのように派手なことをやらせてますけども、致命的に出来ない感じが見受けられます。
無理にコズエンのカラーに合わせるよりは、ちゃんとやれることをひとつひとつしっかり磨いていくほうが良いんじゃないかと思います。
オースイ・スープレックスなんかスゴく良いと思いますが、この試合ではポジションがマズくてもらった選手の足がロープにかかってましたね。
あれも派手なコンビネーションの中でやったからロープ寄りになっただけで、月山選手1人ならばあんなことにはなってないように思います。
つまりコズエンでの育成には向いてない選手なんじゃないかと。
この調子だと、いつまでも勝利を挙げられません。
いっそ月山選手はGod’s Eyeで預かってもらうほうが良い感じになるんじゃないかと思います。
月山選手的にはGod’s Eyeのスタイルは、自分の理想のレスラー像ではないかも知れませんが、別にGod’s Eyeでかわいい感じをやっちゃいかんこともないでしょうし。
God’s Eyeポーズなら、月山選手でもバッチリ出来るでしょうから、月山選手にとっては良いことづくめだと思います。
そうなると、ウナギ・サヤカ選手がいなくなって、さらに月山選手もとなるとコズエンは3人になってしまいます。
でも、その為にCOLOR’Sと連立を形成してるわけですし、問題ないでしょう。
それよりも月山選手をしっかり育てることが重要ではないかと思います。
ところで、この試合で月山選手は越中詩郎選手ばりにヒップバットをやってましたね。
アレは良かったと思います。
今後も使い続けて磨きをかけて、月山選手といえばケツとなってもいいんじゃないでしょうか。
たむ選手はずっと右ヒジにテーピングがありましたが、この試合では左足に大きなテーピングがありました。
満身創痍ですね。
朱里選手もず〜っと首にテーピングがありますね。
キツいシングルリーグ戦のあと、お休みがない感じで体のメンテナンスが出来てないんでしょうかね。
ちょっと心配です。
ドロー防衛
最後はアーティスト・オブ・スターダム選手権試合の渡辺桃&スターライト・キッド&鹿島沙希 vs 林下詩美&上谷沙弥&AZMです。
QQ(クイーンズ・クエスト)のコール順やら並び順がナゼなのかわかりませんが、変わってます。
ずっと白いベルトの王者の上谷選手が中央だったんですが、詩美選手が中央に戻りました。
コールの順番も詩美選手が最後になりました。
これは白川選手が白いベルトの王者になるというフリですかね?
単にリーダーだから詩美選手を中心にしたり、最後に呼んだりってことなら、もっと前からそうしてるはずですしね。
この試合は時間切れ引き分けのドロー防衛でしたね。
キッド選手ならこんな防衛は納得いかないから、今度は無制限でやろうと言い出すものかと思っていたのですが、なぜか外敵に目を向けてました。
桃選手が嫌がるんじゃないかと心配です。
ボク的にはわざわざ外から選手連れて来なくても、普通にスターダムな内でやったら良いんじゃないかと思います。
それに試合を観てるとQQのほうが上手でしたので、タイトル移動して欲しく思いました。
ともかくドローのままはダメだと思うので、早いうちに決着戦をやって欲しいです。
それではまた。
ありがとう!