好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

新日で初めて見た強いKENTA:10.9 G1 CLIMAX 31 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

10.9はプロレス三昧でした。

ハシゴはしませんでしたが、たっぷりプロレスを楽しめる一日になりました。

ここでは新日本プロレスの『G1 CLIMAX 31』の感想を書きます。

ちなみに10.9の予想はこの様になっております。

1試合しか当たりませんでした。予想ベタです。

G1 CLIMAX 31

公式戦の感想だけを書くのですが、その前にその他の2試合のことも少しだけ触れさせて下さい。

まずは第1試合のヤングライオンズのタッグマッチですが、ヤングライオンズにとっては、初めてのタッグマッチだったということですが、初めてでここまですんなり動けていたら大したもんです。

こうなったら年末のタッグリーグ戦にヤングライオンズでエントリーするのも良いんじゃないですか。

経験したら色々吸収して急成長しそうな2人なので、普通ならありえないようなカードをバンバン組んで急成長してもらうのが良いんじゃないでしょうか。

次のスターをしっかり用意しておくべきですから。

それから石井智宏 vs 高橋ヒロムのスペシャルシングルマッチですが、ヒロム選手があえて石井選手の土俵で闘ったのか、石井選手がヒロム選手のペースにさせなかったのか、ちょっとわかりませんが、こんな展開だとどれほどヒロム選手が手数を稼いでも石井選手に勝てる雰囲気にはなりにくいです。

ジュニアにこだわりがあるのなら、ヘビー級の闘いをしてくる石井選手をジュニアの世界に引きずり込むような展開にしないとキツいんじゃないでしょうか。

※とはいえ、具体的に何をしたら良いのかはわかりません。

ヒロム選手のリズムって独特なのか、石井選手が受けミスをしたシーンは、ちょっと驚きました。

新日で初めて見た強いKENTA

この日、いちばん楽しめましたのは、ザック・セイバーJr. vs KENTAです。

出典:新日本プロレスリング公式サイト

ボクはこれまでKENTA選手の実力を見誤っていたようですね。

NOAHで最高峰のベルトを巻いていた実力はやっぱり伊達じゃないですね。

ゲストのエル・デスペラード選手が言っていたかと思うんですが、こんな試合を見せられるとKENTA選手の底が見えないという思いになりますね。

終盤はバンバン関節技を極められて、普通なら何も出来ずに一方的にやられているような印象を受けてもおかしくないのに、なぜかKENTA選手がいずれ逆転するだろうな〜という雰囲気を感じていました。

肩にはテーピングしてるし、ヒザにもテーピングしてるんだから、あんなに極められたらいつギブアップしても何らおかしくないのに、KENTA選手はきっとギブアップしないだろうな〜という雰囲気がずっとあったのです。

むしろザック選手からギブアップを奪っちゃうんじゃないかという雰囲気まで感じてました。

いつの間にか、KENTA選手からザック選手には負けないだろうという安心感という名の「強さ」をボクは受け取っていたのです。

で、実際go2sleepが炸裂して勝ってしまいました。

これまでのKENTA選手はノラリクラリやって、相手にまとも付き合わず、自分のペースを崩さず、これまでのキャリアで積み重ねてきた「旨味」で勝負している選手と捉えていたのですが、この日は「強さ」を感じました。

新日のリングに上ってから、初めて強いKENTA選手を見れました。

次は同じような闘い方はしないとは思いますが、その気になればきちんと強さも示せるプロレスラーであることを知りました。

KENTA選手に感動しました。

泣ける試合

次は近年プロレスを見て、いちばん笑った試合になりました矢野通 vs 高橋裕二郎です。

出典:新日本プロレスリング公式サイト

ちょっと考えればこのオチは思いつきそうなものだったのですが、試合を観ているときは全く思いつきませんでした。

後ろ手に縛られた状態(正確には手錠が掛けられていました)でモゾモゾとリング下から出てくる裕二郎選手の姿に驚き、大いに笑わせてもらいました。

序盤も裕二郎選手があえて矢野選手の土俵で勝負を挑んで、実に積極的に動いてた姿が名勝負を予感させましたし、今年のベストバウト候補になってもおかしくないクオリティだったと思います。

このところ、プロレスを観て泣かされることが多いのですが、これは大笑いして泣かされました。

ごちそうさがまでした。

ほぼロアの勝ち

次は鷹木信悟 vs タンガ・ロアです。

出典:新日本プロレスリング公式サイト

今まで全く気がついてなかったのですが、この2人って似てますね。

しかもどの能力もロア選手のほうが少し上なのに、結果が出てる人と出てない人にくっきり区別されてしまうのがすごく不思議に思いました。

普通ならロア選手が勝つはずなのに、この試合も負けてしまうんですね。

しかも、しっかり。

プロレスがただ身体能力が高いだけでは結果が残せないことをロア選手が証明した試合でした。

雪崩式のアバランシュホールドをミスったのをみると、あれでロア選手がトップ戦線での活躍から遠のいた気がしました。

少し前に靴が脱げてしまうというハプニングがあったロア選手ですが、あの赤いナイキの靴はプロレスをするには向いてない靴なのかもしれませんね。

出典:新日本プロレスリング公式サイト

これってレスリングシューズではなくスニーカーですかね?

ボク的にはロア選手がほぼ勝ってたと思うので、結果は負けちゃいましたけど、鷹木選手とのタイトルマッチを組んであげて欲しいです。

鷹木選手から指名したら良いんじゃないでしょうか。

-O-カーンのほうが強そう

いちばん楽しめなかったのはメインの飯伏幸太 vs グレート-O-カーンです。

出典:新日本プロレスリング公式サイト

ギリギリまで飯伏選手に優勝決定戦進出の芽を残すためだけに、この試合は勝ちになった、そんな気がしました。

-O-カーン選手的にはザック戦と同じように相手の土俵で勝負しても全く引けを取らないという闘い方を見せて負けるという展開だったのですが、ザック戦の負けとこの試合での負けとは印象がぜんぜん違います。

この試合は-O-カーン選手が勝ちに行かなかったような気がしました。

もっと飯伏選手を圧倒した上でカミゴェをもらっても良かったのに、それはさすがにかわいそうだからやめておきました的に見えました。

キレてからが本当の勝負みたいなイメージが飯伏選手にはあるので、-O-カーン選手もその領域に足を踏み入れてみたいという気持ちもあったかと思うんですが、最近は飯伏選手も大人になった(充分大人ですけどね)のか、なかなかキレちゃうことがなくなってしまいました。

でも、キレてムチャクチャになった飯伏選手から勝たないと、本当の勝利ではないという感じもありますし、難しいところです。

今回も一応死力を尽くしての勝利という演出でしょうか、カミゴェが決まった瞬間に電池が切れたみたいに倒れ込んでフォールとなりましたが、それよりもボクが期待してしまうのは、とうに3カウントが入っているのに、まだ攻撃をやめないクレイジーな飯伏選手ですので、あれもイマイチでした。

それにこのパターン、1つ前のロア戦でもやったんでしたっけね。つい最近観たところなので、新鮮味がなかったです。

何もボク好みの試合をするのが正しいわけではないのですが、やっぱりボク的には飯伏選手の試合にはムラを感じてしまいます。

-O-カーン選手の優勝決定戦進出はなさそうですね。

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残念です。また来年。

それではまた。

ありがとう!


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