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舞ひめぽいしか勝たん:10.9 10th Anniversary GRAND FINAL OSAKA DREAM CINDERELLA 2021 ~大阪めっちゃスターダム~ 観戦記 3

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

試合の感想を綴るシリーズの第二弾です。

観戦記としてはパート3になります。

ややこしくてすみません。

10th Anniversary GRAND FINAL OSAKA DREAM CINDERELLA 2021

今回は第3試合〜第5試合の感想を書いて参ります。

ちなみにここまで観戦記はこちらです。

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それでは振り返ってまいります。

舞ひめぽいしか勝たん

中盤でいちばんの楽しめましたのはアーティスト・オブ・スターダム選手権試合の舞華&ひめか&なつぽい vs 渡辺桃&AZM&上谷沙弥です。

出典:スターダム公式サイト

遠くから観てる時には普通に試合をしているような感じがしていたのですが、改めてワールドを観てみますとずいぶん印象が違いました。

クイーンズ・クエスト(以下QQ)の面々は、最初から負けるのがわかってるので、歴史的ビッグマッチであるにも関わらず、何も特別なことを用意してこなかった手抜き感を感じました。

クイーンズ・クエストの皆さん

一応、AZM選手だけはポ〜ンと飛び出してきましたけど、他の2人は特に桃選手は旗を持っているから飛べないということなんでしょうけど、もうちょっと何かなかったのだろうか?と思わせました。

もしかしたらコスチュームもマイナーチェンジしていたのかも知れませんが、遠くから見ても近くから見てもいつもとなんら変わらぬQQであることに、少しガッカリしました。

試合も連携があんまり噛み合っていない感じがしまして、そりゃこの状態では舞ひめぽいしか勝たんとなります。

最初、上谷選手が出てきて舞華選手の「舞華来い!」と言ってといて、いざ試合が始まったら桃選手が闘っていました。

これ、どういうプロレスだったんでしょう?

カメラが撮影していないところで、なんかやり取りがあったのかも知れませんが、この辺からもうQQが今ひとつ噛み合ってない感じがしました。

QQがというよりも桃選手と上谷選手が噛み合ってないというほうが、正確かな?

AZM選手はカットプレイも連携も、卒なくこなしていたように思いましたし。

かたや舞ひめぽいは最初から最後まで、本当に素晴らしかったです。

かわいいし、楽しいし、強いし、何も言うことはありません。

なつぽい選手はちょっとジャーマンの投げ方を変えてましたね。

バックを取って持ち上げて最高点まで来たところでパッと話してしまうというジャーマンでした。

ほぼブリッジせずに、膝立ちしてました。

ボクはYOSHI-HASHI選手が見せるフルネルソンスープレックスのような全く反らずに後ろに倒れる形になるスープレックスが嫌いです。

昔で言うと、小橋建太さんなんかもそんなスタイルで大っ嫌いでした。

レスラーなんだから、ブリッジが基本でしょ?と思いがあるからです。

でも、なつぽい選手のはそんなに反ってはいないのだけど、そんなにイヤじゃない投げ方に思えてしまいました。

ドンナ・デル・モンドのことは無条件で褒めてしまいます。ごめんなさい。

ジャーマンといえばAZM選手も珍しい形のジャーマンを見せましたね。

片足を胡座かいたような状態でクラッチして投げてました。

形にオリジナリティがあって、技に入るスピード感もあって、AZM選手に実にしっくり来る技でした。

今後も使って欲しいです。

ひめか選手の2人同時アルゼンチンは久しぶりに観ましたね。これ好きです。

アルゼンチンは林下詩美選手とかぶる技なので、使いにくいところがありますが、タッグマッチだとこの形で使えるので良いですね。

前からずっとひめか選手の動きが速いと思っているので、せっかく相手にAZM選手がいるのだから、なつぽい選手とばかり絡まずにひめか選手ともハイスピード的な攻防を見せて欲しかったですね。

単純にもっとひめか選手が観たいだけなんですがね。すみません。

最後の舞華選手の畳み掛けは良かったです。

実況ではラリアットと言ってましたが、みちのくドライバーⅡの前のは、多分アックスボンバーだったんじゃないでしょうか。

ちなみにひめか選手のラリアットも本当はアックスボンバーだと思います。

相手にぶつける腕と足が両方前に出るのはアックスボンバーだと思うのですが、どうでしょう?

コズミック・エンジェルズにQQと倒してきて、次はSTARSか大江戸隊となるんですが、大江戸隊は小波選手もお休みなので、難しいですかね。

そうなるとSTARSということになりますが、こちらも選手が足りません。

ということで、やっぱり舞ひめぽいしか勝たんのです。

コグマに勝つのはいくらなんでも無理がある

残りの2試合はどちらもそれほど楽しめはしませんでしたが、どちらかというとコグマ vs 葉月のほうが良かったですかね。

出典:スターダム公式サイト

これは昔からスターダムを観てないボクのようなものにとっては、ピンとこない試合でした。

解説の大江慎さんも、長与千種さんも泣いておられたのを見ると、試合内容はともかく、2人がリングで再開したことに意味があるみたいですね。

ボクは単純に試合のみの評価となってしまいます。

この絵はコグマではなく親熊だの図

葉月選手の仕上がりで、今のコグマ選手に勝つのはいくらなんでも無理があるな〜と思いました。

ドロップキックは素晴らしかったんですが、ロープワークが不格好で、トペの姿勢もちょっと危なかったし、ダイビングセントーンも、運悪くこの日、先にフキゲンです★選手が見事なダイビングセントーンをやっているおかげで余計に下手に見えました。

飛んでいるというよりも落下しているように見えましたから、このレベルでコグマ選手に勝っちゃうのはキツいです。

コグマ選手本人が、葉月選手には一度も負けたことがないということで、復帰戦ということで花を持たせたのでしょうけどね。

また、顔面ウォッシュは以前使っていたのでしょうけども、それはすでに琉悪夏選手が使用中ですし、コーナーに相手を座らせてのコードブレイカーは、国士無双十三面待ちの名前で、ウナギ・サヤカ選手が使用中です。

しかもそれがどちらもこの2人の選手と大差がないのでは、出してはいけないと思います。

せめて独特の入り方や、独特の決まり方すれば良いんですがね。

フルネルソンバスターの要領で持ち上げてからのバックブリーカーかな?あの技もスゴく雑でした。

この試合を現場で見たときにこのようなツイートしまして、

葉月選手本人かな?から「いいね」をいただきました。

ここに書いた「少し前のスターダム」というのは、ボクが初めて観た時の、ジュリア選手がやってくる少し前で、ブシロードグループではない時のスターダムのことです。

そして、この葉月選手の試合はその時のレベルの低い試合だったという意味です。

それに「いいね」を頂いて恐縮しましたが、それは葉月選手本人が一番わかっておられることなのかもしれませんね。

今後、スターダムの生え抜き選手の活性化を目指しているというのなら、葉月選手自身が質の高いパフォーマンスを見せないと、あまりにも説得力がありません。

この後、タイトルを防衛したばかりの林下詩美選手へ挑戦表明しますが、生え抜き選手で最も輝いている選手に挑戦することのどこに「刺激」があるのでしょう。

リングでのパフォーマンス、マイクでの言葉、行動がどうもチグハグに思えます。

まだ復帰1戦目ですから、ここでどうこう言うのは早いのかも知れませんが、全てブラッシュアップしておかないと、現在のスターダムで目立つのは難しいんじゃないでしょうか。

たぶん、ミラノコレクションA.T.さんのコーチもまだ受けておられないでしょうから、まずそれから受けてみると良いんじゃないでしょうか。

さて、ちょっと脱線します。

先日トラプロさんの動画を観てまして、ボクはトライウォリアーさんと概ね意見で、特に尖ったことを言っているように全く思わなかったのでビックリしました。

ブシロード以前と以後では価値観が違うんでしょうね。

スターダムを観始めたのがトライウォリアーさんと同じくらいで、葉月選手の試合をほとんど観たことがありません。

なので、ここで葉月選手のことをああだこうだ書くと怒れちゃうのかな〜とちょっと不安にはなってます。

コメント欄では、せめて葉月選手の昔の試合を観てから意見を述べよ的なことが書かれていたのですが、以前どれほどやれたかはさておき、たぶんこの大阪城ホール大会のコグマ戦は、しっかり観ておられると思います。

現状の葉月選手を観て、いくら何でもいきなり赤いベルト挑戦はないんじゃない?という印象を持たれたんだと思います。

それに、引退直前の格付が同時期に引退なさった花月さんと同格だというのならまだしも、違うでしょ?

葉月 – Wikipedia

こちらを確認しますと、引退直前まではハイスピードのチャンピオンだったようですね。

仮に現ハイスピードのチャンピオンのスターライト・キッド選手が1年半ほど休んでて、いきなり出てきて赤いベルト挑戦させろって言っても「は?」ってなりませんか?

キッド選手は決して下手なプロレスラーではありませんが、今ならまだしも長期の休業明けだとしたら違和感あるでしょう。

しかも、まだ赤いベルトに挑戦していないコグマ選手に勝っただけで、挑戦させろにも違和感がありますし。

これはかなり葉月選手にとっては厳しいシチュエーションです。

タイトルマッチまでにいくつか試合があるでしょうから、そこで挑戦者にふさわしいと思わせる試合をやって欲しいところですね。

かわいそうなスターライト・キッド

最後は、ボク的にはこの日いちばんスベってたのがスターライト・キッド選手だと思わせたハイスピード選手権試合のスターライト・キッド vs フキゲンです★です。

出典:スターダム公式サイト

まず入場から意味が全然わからなかったですね。

謎の入場

大江戸隊入りする前のコスチュームで出てきて、早着替えで今のコスチュームになるという演出だったわけですが、今更こんな演出に何の意味があるのか、さっぱりわかりませんでした。

え?まだSTARSの時の自分とは決別してなかったの?

5★STARのときに岩谷麻優選手と闘ってやっぱりSTARSがいいな〜と思っちゃってたの?

他の人は知りませんが、ボク的にはとっくにどこからどう見ても大江戸隊のスターライト・キッド選手なので、何が表現したいのか全然わかりませんでした。

しかも早着替えというほど早着替えでもなく、むしろ一旦消えたときに今一生懸命黒のコスチュームに着替えてるんだろうな〜と思ったので、変わってもな〜んの驚きもありませんでした。

オーバーマスクに獣神サンダー・ライガーさんみたいな角が生えているのも意味がわかりませんでしたし、てっきり角生えたままで闘うと思ったので、あっさり脱いじゃったときもガクッとして吉本新喜劇みたいに転けそうになりました。

しかも試合もフキゲン選手がほぼほぼペースを逃げったままで、フキゲン選手がネタをやりきったところで黒虎天罰をやって急に締めるという感じでしたので、どっちがチャンピオンだったの?と思ってしまいました。

フキゲン選手の「ブレーンバスターです」というくだりは、それをフキゲン選手が言った直後にブレーンバスターで投げられて落ちるのに、キッド選手は2回のチャンスを2回とも投げませんでした。

しかも2回目はキッド選手が投げられてました。

長与選手がべた褒めでしたけど、ほぼ全部スベってまして、とても気の毒でした。

また、ハイスピードのベルトに絡みそうな選手が、この試合よりもあとに出てくるので、次の挑戦者が誰も出てこなかったというのもちょっと寂しかったです。

キッド選手の思惑とは全く違う展開をしてしまったようで、さすがにかわいそうでした。

それではまた。

ありがとう!


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