元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
10.14までしばらく時間が空きますので、10.7後楽園ホール大会をじっくり振り返っていくことにします。
今回は第2試合のトーア・ヘナーレ vs 鷹木信悟です。
結果は誰もが予想した通りであったと思いますが、僕的には思っていた以上にヘナーレ選手が爪痕を残したと思います。
少し前にヘナーレ選手を評価していないと書きましたが、
この試合は今まで観たヘナーレ選手の試合で一番良かったです。こんな試合をやられたら、評価せざるを得ません。
ハカをしっかりやってくれたのに・・・
まずはいきなりヘナーレ選手がやってくれました。
ラグビーのワールドカップが盛り上がっているんだから、乗っかってしっかりハカをやれば良いのに、と以前書いたのですが、ついにしっかりやってくれました。
やっぱり先輩方とのタッグマッチが多かったので、遠慮してたのかな?シングルマッチなら大丈夫だろうとチャレンジしてくれたのかな?遠慮なら、そんなことしてたら上には行けませんから、この試合でハカをしっかり見せたら、会場が沸いたのを感じたでしょうから、せめてラグビーをやっている間中はやってほしいですね。
ところが、ところがですよ。未だにブロックされたままですが、書きます。
今日もカメラワークがアホでした。あんなにしっかりハカをやって見せてるのに、レフェリーの尻がかぶったり、鷹木選手をずっと映し続けていました。あの場面でヘナーレ選手を映さないという選択肢はないのです。こんなところでヘナーレ選手の持ってないところが露呈してしまいました。
鷹木選手の肩はパンピングによる負傷
少し前の試合から、鷹木選手の肩にテーピングが施されていて、一体何でケガしたんだろうと思っていたのですが、
解説のミラノコレクションA.T.さんによると、後藤洋央紀戦でのパンピングボンバーを放った時にやっちゃったそうです。
親日ではデカい選手の部類に入る後藤選手を、ダイエット後とはいえ豪快に一回転させてましたが、それが自分の肩を壊してしまうとは恐ろしいほどの破壊力を感じさせます。パンチ力がありすぎて拳を破壊してしまうボクサーみたいな感じです。
ということで、右のラリアットの使用を最小限にして、左のラリアットいわゆる龍魂ラリアットを多用していました。
そしてついに決まったパンピングボンバーは、
やはりいつもの迫力を生み出せなかったように思います。この辺もヘナーレ選手が持ってないな〜と思わせました。どうせ食らうなら100%のパンピングボンバーをもらってキックアウトしたいところでしたね。
フィニッシュもメイド・イン・ジャパンということで、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンには至りませんでした。ヘナーレ選手はよく頑張ったけども最終兵器を出すほどのことはないということなんでしょう。それとも肩の負担がラスト・オブ・ザ・ドラゴンのほうがかかるのでしょうか。いずれにしても、ヘナーレ選手には不運な気がしました。
今まで一番良かったヘナーレ
鷹木選手には余裕はなかったと思います。それはフィニッシュ直前の劣勢状態をひっくり返す時、
きっとヘナーレ選手のフィニッシュホールドのトーア・ボトムでも行こうとお客さんにtアピールした時にひっ捕まえて攻撃を加えて形成を逆転しました。
トーア・ボトムの体制に入られたら返せないと踏んだのではないでしょうか。トーア・ボトムを決められたら、さすがにキックアウト出来ませんから、どうやって食らわないようにするかが問われるところで、この選択をしたということは、肩もキツかったのかも知れませんが、かなり追い込まれたと思わせました。
余計なアピールが多めな気のするヘナーレ選手の問題点が浮き彫りになって、本人にとってもこの返され方は良かったんじゃないかと思います。
鷹木選手に余裕がないということはヘナーレ選手の攻めが良かった、鷹木選手を追い込んだということです。
特にこのヘッドバットはジャストミ〜〜〜〜〜トでした。気持ちでは負けないというのが出てました。
パワーを活かした闘い方はこれまでもやっていましたが、アピールしたとき逆転されたシーンはあったものの、変な間を取らずテンポよく攻めることが出来てるのが、今までで一番良かったです。
ガムシャラに前へ前へと出るのは、ヤングライオンでも出来ますから、そこにテンポ感が出せるとヤングライオンとのレベルの違いが出せると思います。
ヘナーレ選手は、この試合ではそれが出来ていたと感じました。ヘナーレ選手にはどんどんシングルマッチを組んであげたほうが、成長しそうな気がしました。
それではまた。
ありがとう!