好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

飯伏のやれることなら何でもやれるロア:10.7 G1 CLIMAX 31 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

ずいぶん久しぶりにG1を観たような感じがしてました。

やっぱりG1は良いですね。

G1 CLIMAX 31

今回も公式戦の感想を書くのですが、その前に少し公式戦ではない試合のことを書きます。

KENTA vs 高橋ヒロムのことです。

ヒロム選手の完封負けでしたね。

ここまでヒロム選手が何もさせてもらえないほど、KENTA選手とヒロム選手の間に差があるとは思ってませんで、驚きました。

やっぱりNOAHでトップ張ってた選手は違うということですかね?

go2sleepで決着つけなかったのがせめてもの優しさですかね。

いや、突き放したのかな?

ともかく内藤哲也選手の代打として出場してヒロム選手、エラい目にあっちゃいましたな。

めげずにトップ張れる選手を目指して欲しいです。

さて、今回のボクの予想はこうなっています。

ひとつだけ外しました。

それでは振り返ってまいりましょう。

飯伏のやれることなら何でもやれるロア

今回の公式戦でいちばん楽しめたのは飯伏幸太 vs タンガ・ロアでした。

出典:新日本プロレスリング公式サイト

ここに来て、ロア選手が真価を発揮してきました。

「飯伏は身体能力の高さを売りしてるけども、飯伏のやれるなら俺にだって問題なくやれるぜ」と言わんばかりに飯伏選手の使う技をバンバン使ってみせるロア選手。

※もちろん実際には言うてません。

まるでこれまでの試合はずっと飯伏選手の輝きを消さないように自分を抑えていたのか?と思わせるほど、動きに動いていました。

あまり自己主張をしてこなかったロア選手が、自己主張をし始めて、その刺激に快感を覚えて、ここから誰にも気を使わずやれることをどんどんやってくれたら、ロア選手はさらに面白くなります。

間違いありません。

この日、このG1で2発目になるその場飛びムーンサルトを見せましたが、空中で屈伸するような形でした。

単に形が崩れただけなのかも知れませんが、次回は意図的に空中で一回身体を縮めてから、相手に当たる瞬間に体をパッと開いて当たるようにしたら、ジェフ・コブ選手とかぶらなくて良いんじゃないでしょうか。

リバース・フランケンシュタイナーなんて飯伏選手のほうがミスっちゃいまして、ロア選手は心理的に有利に試合を進めているように思いました。

最後は格の差で飯伏選手が勝てましたが、もう次はこの流れで勝つのは難しいんじゃないでしょうか。

飯伏選手も鷹木信悟戦では素晴らしかったのに、この試合ではそうでもなかったです。

このようにムラがあると、チャンピオンをやるのはキツいです。

これはロア選手を引き出そうとして、飯伏選手自身の良さは横に置いちゃったのかな?とも思いました。

負けるのか-O-カーン

次は石井智宏 vs グレート-O-カーンです。

出典:新日本プロレスリング公式サイト

KENTA戦での-O-カーン選手は、土下座から逃げてオチのない情けない姿を晒してしまいましたので、この試合では汚名返上して欲しいと思っていました。

その点については、結果は負けてしましたが、内容的にはしっかり石井選手に対応してましたので、良かったです。

-O-カーン選手があえて石井選手の土俵に乗っかって闘った上で、石井選手からも-O-カーン選手に近づいてくるような試合になってましたね。

石井選手は基本的にいつも同じような試合をしますけども、その中で相手に合わせた普段開けない引き出しを開けることで、驚きを演出します。

それが「いつもの試合」の安心感と「いつもとは違う」驚きが絶妙な割合で見せてくれるので、石井選手を名勝負製造機と呼ぶんです。

そして-O-カーン選手もまた、このG1で今まで見せていなかった技術を少しずつ披露していますが、この試合でもいろいろと見せたことのない-O-カーン選手を見れまして、楽しめました。

なぜ飯伏 vs ロアのほうが楽しかったのかと言うと、-O-カーン選手が負けちゃったのが残念で残念でならなかったからです。

内容的にはこっちのほうが驚きが多かったから、楽しめはしたんですけどね。

-O-カーン選手が勝っても良い展開だったのに、ギリギリで石井選手が勝っちゃったのが実に悔しかったのです。

さすがチャンピオン

次は矢野通 vs 鷹木信悟です。

出典:新日本プロレスリング公式サイト

鷹木選手が、IWGP世界ヘビー級チャンピオンの懐の深さを見せましたね。

鷹木選手は、自ら袋をかぶり、消毒スプレーをたっぷりもらい、リング下に入れられ、金的をもらい、コーナーマットはずしに付き合い、フロントスープレックスをもらいました。

ここまで矢野戦術に付き合える選手はそうそういません。

王者の意地を観ました。

裕二郎の試合

最後はザック・セイバーJr. vs 高橋裕二郎です。

出典:新日本プロレスリング公式サイト

ダラダラとした裕二郎選手のペースを最後まで崩せなかったザック選手。

もうちょっと楽に裕二郎選手に勝てるんじゃないかと考えていたかも知れませんが、結果はザック選手の勝ちですが、内容は裕二郎選手の勝ちだったように思いました。

裕二郎選手はこの試合には手応えがあったのか、バックステージは絶好調でした。

絶対、折れてる。痛ぇもん……。右腕もよ、意外と、痛いんだ、今……。今よ、健康なのは……3本目の、太い腕だけだな

3本目の腕はよ、いつでも、元気ビンビンだぜ……

新日本プロレスリング公式サイト

なんだろ、解説の獣神サンダーライガーさんも同じようなことを言っていたのが、なんか悔しかったです。

トンチンカンなことを言うのがライガーさんだと思っていたので、同じことを考えてしまった自分がいよいよトンチンカンなことを言い出しているのかも知れないと思えた夜でした。

それではまた。

ありがとう!


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