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【STARDOM】朱里はスターダムの人になるの?:10.3 2020 Yokohama Cinderella 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

更新が遅くなってしまいまして申し訳ございません。

G1の中継が終わってしまいました。

YOKOHAMA CINDERELLA

書き始めるのが遅かったのもありますが、過去最高にこのエントリーが長くなってしまいましたためです。本当にすみません。

やっとスターダムのビッグマッチ『2020 YOKOHAMA CINDERELLA』全試合観戦いたしました。

ワールドなので実況などはありませんので、選手やレフェリーの生々しい声が入っていました。聞こえちゃマズいのもあったんじゃないかと思ったんですが、ものすごく楽しめました。

それではさっそく振り返ってまいります。

「終わり〜」が多過ぎる

まずはAZM vs スターライト・キッドのハイスピード選手権試合です。

AZM選手が結果的に勝ったわけですけども、そこに至るまでに両者がやたらと「終わり〜」と言うんですけど、全然終わらないわけです。

両者ともそんなにフィニッシャーがたくさんあるわけでもないだろうに、やたらに「終わり〜終わり〜」というのはどうなんでしょうね。

AZM選手って年齢の割にキャリアがあるということですが、ここまで何試合か観てきて、そのキャリアを感じさせないほど、何もかもが雑だな〜と思いました。

技そのものもそうだし、「終わり〜」もなんか言ってとけば盛り上がるだろう、くらいにしか考えてなさそうだし、終盤わざわざ腕にフットスタンプまで落として腕狙いをしたのに、フィニッシュはなぜか複合技だったりしてました。

※腕だけ極めたのでは逃げられるから足も掴んだと取れなくもないんですが、あそこはフットスタンプを落とした右腕オンリーのほうがより説得力が出たとボクは思います。

もうちょっと丁寧に試合が作れたら、さらにいい選手になると思うんですがね。それこそハイスピードのベルトの価値も上がると思います。

またキッド選手の、あれはキッちゃんボムというフィニッシュに使おうとした技がありますが、

Starlight Kid’s “Ki-chan Bomb!” #キッちゃんボム @StarLight_Kid11 pic.twitter.com/uDJyCquJL9

— We Are Stardom (@we_are_stardom) March 20, 2020

アレは相手が待ってる時間が長過ぎます。

楽しい試合だったら良いんですけど、チャンピオンシップはもうちょっと緊張感のある試合にしないといけないと思いますので、あの技はダメです。

どうしてもアレを使うのというのなら、もっと素早く技に入れる努力をしないといけません。

相手をロープに振ってガットショットを入れると同時に自らロープに飛んでズドンという具合にテンポよく行かないとダメでしょう。誰もアレでキッド選手が勝つなんて思わなかったんじゃないですか。

第1試合からタイトルマッチというのは、スターダムの意気込みを感じさせたんですが、内容がちょっとついてきてなかったですね。

なんでZにしたの?

当初Z vs 羽南だった、白川未奈 vs 羽南です。

なんで隠す必要があったのかよくわかりませんが、最初から名前を発表したらマズいなにかがあったんですかね。

さて、白川未奈という選手は初めて観ました。

美人でスーパーボインと来てますから、以前は東京女子プロレスに出ていたそうですが、人気もあったんじゃないですか?

こんなん出してはりますけども、プロレスラーが本業なんですよね?

昔『めちゃイケ』でめちゃ日本女子プロレスと称して、グラビアの人がプロレスをやる企画がありましたが、この試合が、めちゃ日本女子プロレスと同じカテゴリーなら大丈夫なんですが、違います。

この試合はプロレスラーのプロレスラーによる試合です。

しかもキャッチフレーズが「闘魂Hカップグラドル」なんですね。

「闘魂」を使っといてこれはないでしょ?という内容でした。羽南選手のほうがしっかりやっていたのに、負けなきゃならんのはちょっとかわいそうに思いました。

タッグリーグ戦には中野たむ選手とのタッグで出場するとのことですが、現状では全然ダメなんじゃないですかね。

とはいえ、まだスターダム第1戦目。結構な大きな会場ですから、緊張もあったかも知れません。ルックスは大好物なんで、是非ともしっかりプロレスをやってくれることを祈ります。

羽南選手は柔道をやっていたのかな?そういう感じの投げを出してました。それはもうすでに林下詩美選手や舞華選手がやっているので、もう柔道はそんなにプッシュしないほうが良いと思います。

それよりもダブルリスト・アームサルトを使ってらっしゃいました。アマチュア・レスリング出身の選手ならいざしらず、柔道出身であの技を使うところが面白いな〜と思いました。ブリッジもキレイでしたし、この技に磨きをかけて欲しいです。

白川選手の技がどれも雑だっただけに、余計に美しく見えました。しっかり磨いて欲しいです。

もっとボインを使えばいいのに

またしても観たことがない選手が混じっていた試合の里歩&飯田沙耶 vs 夏すみれ&まなせゆうなです。

観たことがないのはまなせ選手です。

正確には初めてではなく、少し前にAbemaでDDTのとしまえんのやつを観まして、プールにブラジャー投げられてたのは観ました。

でも、あれを試合とカウントするのはボクには出来ませんので、今回が初めてまなせ選手が試合をしているところを観ることになります。

夏選手のブロンコバスターに合わせて、まなせ選手がそのボインで、里歩選手の動きを完全に封じている場面がありましたので、この選手はボインを武器に闘う選手なのだな〜と認識したんですが、それ以降は特にボインに頼ることはなく、試合は終わってしまいました。

アレは昔、WWFにいたリキシ・ファトゥさんがケツを使うようなもので、

www.wwe.com

使わないほうがおかしいと思いました。もっと使えばいいのに。

DDTでのブラジャーを投げられたのにしたって、ボインが売りということなんでしょうけども、だからといってそれを全面に押し出していこうという感じではないんですね。

巨体の割にパッと側転したりして、昔クラッシャー・バンバン・ビガロさんが側転切って「おお!」と驚いたのを思い出しました。

動けるデブってことなんでしょうけど、それならもっと小さい飯田選手を圧倒的な体格差で吹き飛ばすような場面があっても良かったかなと思いますし、ロープワークももっとシャキッと走らないとダメだと思います。

今やデカいのに動ける選手なんて五万といますので。

飯田選手がイメージチェンジをして髪が緑になっていましたが、なんとなく年をとってしまったように見えて、ボクは反対です。

ただ試合は良かったです。

ずっと手打ちになっていたように思えた逆水平チョップの連打に、しっかり腰が入ってきたと思います。

この中に入ると、里歩選手の動きの素晴らしさが、頭一つ抜けてました。

なんで組まれたのかよくわからんカードでした。

どエラいべっぴんさんですな

続きましてドンナ・デル・モンド(以下DDM)の新メンバーが登場しました。なつぽい vs DEATH山さん。です。

これまた観たことがない選手です。

以前は「万喜なつみ」という名前だったそうですが、なんでまたカッコいいユニットに入るに当たって、「なつぽい」なんてカワイイ名前にしちゃったんでしょうね。

それはさておき、どエラいべっぴんさんでビックリしました。DDMの顔面偏差値がまた上がりました。

問題は試合ですが、これまたビックリ。

動きが実に速かったです。正直、ハイスピード選手権を闘った2人よりも遥かに速く見えました。試合後、ハイスピードをターゲットにしていると言っていました。そりゃ当然です。

今日のタイトルマッチを観たら、こりゃチョロいなと思ったんじゃないですか。

フィニッシュはジャーマンで特になつぽい選手の色は出てなかったんですが、ヘッドハンターを使っていたのが、ちょっと面白かったです

桃の不遇は続く

SWA世界選手権王座決定戦というビー・プリーストリー vs 渡辺桃です。

どこの国のタイトルなのかもよくわかってませんが、このところあんまりイイ扱いを受けていない印象のある桃選手がこれをきっかけにいい波に乗れるといいのにな〜とちょっと思っていたのですが、負けちゃいましたね。

桃選手の新コスチュームがとってもカッコよくて、こりゃ勝っても良いんじゃないかと思ったのですが、試合を始まるとビー選手は1枚上手でした。

桃選手が勝てそうだな〜と思う場面はありませんでした。今、桃選手の持ってる武器ではもう一つ上のステージに行くのは難しいのかな〜という感じがしました。

またビー選手はデカくて強くて悪いナンバー外国人です。

そんな選手に全然負けてないという内容になってないと赤いベルトには届かないかも知れませんね。なんとなく行き詰まりを感じてしまいました。

まだしばらく桃選手の不遇は続くかも知れませんね。詩美選手がシングルで結果を出したんだから、タッグくらいは桃選手に、と思うんですがね。

小波だけが美味しい

トーキョー・サイバー・スクワッドが解散になっちゃったジャングル叫女&小波 vs 刀羅ナツコ&鹿島沙希です。

以前、コロナ自粛で試合がない時に、YouTubeでトーキョー・サイバー・スクワッドはライブ配信をやっていましたが、木村花さんと小波選手は好き勝手にやってて、叫女選手だけがちゃんと進行しようと必死になっているというのを観て、なんか叫女選手がかわいそうに思えました。

その時、叫女選手のような生真面目な人はあの2人には合わないって思いました。

それなのに、叫女選手はトーキョー・サイバー・スクワッドを守ろうとして、小波選手はあっさり見限って大江戸隊に異動したわけです。

いったいオマエはいつまで、どれだけ同情を買うつもりなんだ? 主役のいないTCSは解散して当然。

試合後、小波選手はこんな言葉を叫女選手に浴びせましたが、同情されるユニットにいたのではいつまでもステップアップできないと思ったんでしょうね。

トーキョー・サイバー・スクワッドは木村花さんがいてナンボのユニットであると小波選手は考えていたということです。ボクもそう思ってました。

大江戸隊が勝って小波選手が異動するということになったわけですが、この試合に関しては大江戸隊もまた美味しくない内容でした。

刀羅選手は多分フィニッシャーの1つだと思われる変形昇天が普通にキックアウトされてしまいました。鹿島選手は丸め込みで勝ちました。

小波選手が裏切りのイスを振り下ろしたところで、一発大技を決めて勝つほうが良いと思うんですが、起死回生を選んでしまいました。

小波選手の裏切りが最大の見せ場だったとはいえ、大江戸隊を勝利に導くに当たって、もっと派手に叫女選手をやっつけても良かったのにな〜と思います。

こういうところが、この2人の選手がイマイチヒールとして機能してない感じになってしまうのかなと思いました。

ヒールというものはこういうものであるという型にハマっているように見えます。

ベビーよりも自由度の高い試合が出来るのがヒールだと捉えると、もっと大江戸隊は良いユニットになるように思います。また、ビー選手と小波選手が加わった(ビー選手は前から加わってはいますけど)ことで、大江戸隊はよくなるはずです。

結果、この試合は小波選手だけが美味しい試合になってしまいました。

小波選手はおしゃべりも良かったです。なんだろうな〜この喋り、どこかで聞いたことがあるような、と思っていたら内藤哲也選手でしたね。

喋りのテンポと身振り手振りが、どこかの2冠レスラーに似てる気がした。 https://t.co/C8H4pVkBTH

— u-low (@muttyoptpwota) October 4, 2020

ま、フォロワーの方に教えてもらったんですがね。

内藤選手のオマージュだとわかってから再び小波選手のマイクを聞くとより楽しくなりました。しかも『半沢直樹』の大和田さんの名セリフまで追加してますから堪りません。

この後、小波選手のコスチュームは黒くなりましたが、これまでよりもずっとカッコいいいです。これは間違いなく大活躍します。

上谷が期待に応えた

続きましてゴッデス・オブ・スターダムの選手権試合です。林下詩美&上谷沙弥 vs 舞華&ひめかです。

舞華選手は新コスチュームで、ひめか選手はガウンが新調されました。どちらも実にお似合いで、カッコよかったです。

あんなにカッコ良いんだし、詩美選手は5★STARを獲ったわけですから、シングル戦線に専念するということで、そりゃDDMにベルトが移ると結果を知らなかったら思ったでしょう。

それが負けちゃいました。

この試合が上谷選手の格上げのためのものとはサッパリ考えていなかったのですから、驚くより他ありません。

とはいえ、どれだけ周りの人間が上谷選手の格上げを画策したとしても試合をする本人がそれに見合う試合をしない限り、結果が出ても上手く行かないものです。

そして、上谷選手は期待に応えました。

持てる力をすべて出し切ってたんじゃないでしょうか。

ランニング・シューティングスター・プレスからのキークラッシャーからの、マジックキラーを挟んでのフェニックス・スプラッシュという見事な畳み掛け。

フェニックス・スプラッシュがクリーンヒットとは行かなかったんですが、大舞台で見るからに難易度が高そうな技をトライして、多くのお客さんの度肝を抜いたわけですから大したもんです。

そうそう、ずっとダメ出ししてた上谷選手のニールキックですが、この試合ではスピードが乗ってましたね。やっぱり気合が入ってたんでしょう。

DDMが負けたのは残念ですが、これは仕方がないです。しかもタッグリーグでは舞華&ひめかでは出場しないんですから、勝たなくて良かったのかなと思います。

わがままなたむ

続きまして、ワンダー・オブ・スターダムです。ジュリア vs 中野たむです。

短期間に擦り過ぎてる感じもありますが、これで一旦この対決は終わりということですし、良いエンディングなったんじゃないかと思います。

試合を観ておりまして感じたのは、たむ選手が自分のわがままを結構押し通す人なんだなぁというとこほです。

つまりはあんまりジュリア選手の技を受けないんです。序盤から中盤だけですけど。

次はジュリア選手の番かな〜という場面でたむ選手が仕掛けるんですよ。だから、ジュリア選手が受けるシーンが普通(普通ってなんじゃいってボクも思いますけど)より多かったように思います。

でも、結果それだけ続け様に技を貰ってもジュリア選手が倒されなかったということで、強さが際立ったような気もしまして、これはこれで良かったのかなと。

ジュリア選手のほうが現時点では格上であることがハッキリしたんじゃないですかね?プロレスラーは受けてナンボだと思いますので。

次はタッグリーグですが、白いベルトには誰が名乗りを上げるんでしょうね。

スターダムの人になるの?

最後はメインの岩谷麻優 vs 朱里のワールド・オブ・スターダムのタイトルマッチです。

朱里選手が普通に勝ってたと思います。

岩谷選手がなんで勝っちゃったのかわからないくらいに、ボコボコにされてました。この後チャンピオンは詩美選手や彩羽匠選手の試合が控えているから、勝ったという感じしかしませんでした。

一応、スターダムのトップですから、他所者がこの2人の相手をするわけには行かないということです。

もっと朱里選手が右ヒザにもっと攻撃を集中していれば、もっと岩谷選手を圧倒できたんじゃないかと思いますが、それをやっちゃうと岩谷選手が勝つのがあまりに不自然になってしまうから、徹底的には行かなかったのかな?と思わせるくらい、差を感じました。

ただ、この負けで朱里選手がスターダムの所属選手になるのなら、良かったのかなと思えなくもありません。

ま、ホントに所属になるのかどうかはわかりませんが。

wwr-stardom.com

今のところはまだフリーです。

本当に所属になるのかな。他の契約がまだ残っているから余計なことは言えないのかな。

あんなに強過ぎる朱里選手に勝ったんだから、岩谷選手はここからの試合、しっかりやって欲しいです。

ということで長々と感想を書きました。神興行とおっしゃられる方もいましたが、まさしくそういう大会でした。

それではまた。

ありがとう!


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