元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は新日のバトル・オータム’22で行われているNJPW WORLD認定テレビ王座決定トーナメント2回戦の感想を書きます。
バトル・オータム ’22
アメリカの新日は全然観てないので、どういう事になっているのか理解してないんですが、とりあえず大阪にカール・アンダーソン選手が来られなくなって、その代わりが高橋裕二郎選手になりそうだということですか?
11月5日のカードを確認すると、これを書いている時点ではアンダーソン選手が来ることになってます。
一体どうなっているんでしょうか。
アンダーソン選手、WWEと掛け持ちなんでしょ?
それで、最近はAEWと仲良くやっていたけども、WWEとも良好な関係なのかな?と思っていたら
ノアの来年1月1日東京・日本武道館大会で、〝魔界の住人〟グレート・ムタと米WWEの〝キング・オ...…
WWEといい関係なのはNOAHだったのね、というニュースが飛び込んできました。
いずれにしても、ボクならアンダーソン選手を観るつもりでチケットを買って、出てきたのが裕二郎選手だったらメチャクチャ落ち込みます。
ということで、TV王座の試合を振り返ってまいります。
ここでの新技導入?!
まずは成田蓮 vs 矢野通です。
実況でも言うてましたが、石井智宏選手とはある種、真逆のスタイルである矢野選手をどう攻略するかは、今後の成田選手のプロレスラー人生を左右しかねないことです。
ちょっと大げさですが、世代交代を掲げたからにゃ、いろんな先輩がいるわけですから、どんな相手でもしっかり受け止めた上で自分の試合をして、しっかり勝つと懐の深さを見せたいところです。
それを矢野選手もちゃんと理解しているので、あらゆる引き出しを開けて成田選手を揺さぶってましたね。
ずいぶんと翻弄されてしまいましたが、そんなに慌てることもなくキチンと勝てました。
充分な内容でした。
しかも素晴らしいのが新技の「断頭台」というのを、ここで出したというところですね。
新技披露って普通は凱旋試合のときでしょ?
つまり石井戦で使うでしょ?
それをガマンして、ここで出してきたというセンスに感服致しました。
技の名前もいいですね。
かつてマンガ『キン肉マン』の中に出てきた悪魔将軍という超人レスラーのフィニッシャーが「地獄の断頭台」という技だったのですが、
それを思い出しましたね。
悪魔将軍の地獄の断頭台はダブルアーム・スープレックスの体制から相手を上空に放り投げて、足を相手の首に引っ掛けながらマットに突き刺すということをするんですが、成田選手はそれを水平方向にやった感じです。
柴田勝頼選手とは違うものをやっと出してきたのも嬉しかったです。
これはもう、優勝でしょう。
SANADA vs KENTAでは弱い
最後はメインのSANADA vs KENTAです。
試合内容は悪くなかったんですが、現場で観てる人が少なかったみたいですね。
SANADA vs KENTAではちょっとチケットを買おうかという気にさせるには弱かったんですかね。
会場の空席の多さがムチャクチャ目立ってました。
SANADA選手が勝って、ギフトを頂戴するまでは誰もが予想したとおりだったと思いますが、あのギフト、ある程度の人数のお客さんが入ってないと逆に寂しいものになりますね。
ワールドの中継がなかった前日10月29日の埼玉は越谷大会は866人動員しています。
メインにL.I.J.(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)揃い踏みで、「デハポン締め」が予想出来れば、土曜の夜だとこれぐらいは入るわけです。
満員というわけではないっぽいですけど。
ところがこの日千葉は幕張メッセ、日曜の夜というのもあるのかな?では493人という動員数です。
ここになかなかSANADA選手が天下を獲れない理由があるんじゃないかと思いました。
男前だし、技も良いし、喋っても面白いのに、なんか響かないのはなぜなんですかね?
幕張メッセのキャパは約7,000人〜10,000人だそうで、そこで500人足らずとなると、ずいぶん寂しい感じになっちゃいますね。
コロナで大ダメージを負ったプロレス界ですが、近頃の新日の盛り上がりの悪さは、それだけが原因じゃない気がします。
いつまでも声の出せない日本よりも、大声援のアメリカでの試合のほうが選手も楽しいんでしょうけど、どうにか日本国内でも盛り上がれるようにして欲しいですね。
それがこの新王座だったりするのかな?
だとすれば、それは間違っていると思います。
ベルトが増えることに対して、ある一定数はアレルギー反応がありますから。
だってIWGPというのは、世界中でアホみたいにベルトが増えて、どいつもこいつもチャンピオンという状況を嘆いて、そこら価値のよくわからんのを無くして、1つのベルトに統一してそれをみんなで奪い合えばいいじゃないか、という感じの理念でスタートしてるんです。
その言い出しっぺである新日が、じゃんじゃんベルトを増やしてどうする?となりますよ。
TV王座はまだ15分一本勝負というルールを設けることで、差別化を図ってますから、そんなに逆風はないんじゃないかと思いますが、ここ最近ではIWGP女子なんてそうでしょ?
スターダムにはすでにワールド・オブ・スターダムとワンダー・オブ・スターダムというちゃんとしたのがあるわけですから。
SWAもあるけどね。
タイトルマッチしたほうがお客さんが入るのかな?
IWGPにしたって、せっかくインターコンチと統一したのにUSヘビーがすぐ出来て、アメリカで運用するんかと思えば、STRONGのベルトが出来たでしょ?
NEVERもあるし。
NEVERも無差別級と謳ってはいるけど、ジュニア選手はほぼ絡まないし。
もうちょっと丁寧に権威付けをして、しっかり運用してもらいたいです。
ということで、ほとんど試合の感想ではなくなってしまいまして、すみません。
KENTA選手がコイントスを見せてやると言っていたので、かなりワクワクしてたんですが、それもガッカリでした。
TV王座の良いところはドローになったら無情にもコイントスというルールが良いところなのに。
楽しかった〜面白かった〜ばっかり書きたいので、新日の偉いさんの皆さん、宜しくお願い致します。
それではまた。
ありがとう!