元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回はスターダムのタッグリーグ戦の『ゴッデス・オブ・スターダム』の感想を書いてまいります。
第12回 ゴッデス・オブ・スターダム
タイトル名とシリーズ名が同じというのも珍しい気がしますね。
新日でもボチボチヘビーとジュニアの両方でタッグリーグ戦が始まりますけども、どちらもタイトル名をシリーズ名には使ってませんからね。
むしろシリーズ名がタイトル名になった感じですかね。
それでは振り返ってまいります。
結果と内容が釣り合ってない
まずはシングルマッチ、桜井まい vs 向後桃です。
格付け的には桜井選手のほうが向後選手よりも上なんでしょうから、結果桜井選手がしっかり勝ったわけですけども、試合を観てると完全に向後選手のほうがリードしてました。
桜井選手の技術の向上が頭打ちになったように感じるのとは対象的に、向後選手はこのところ急激に向上しているような気がします。
桜井選手が勝ってしまうのがちょっと不思議な感じに思える試合になってました。
エルボードロップがフィニッシュというのが弱いというのもあるんですが。
これからこの2人は、シングルマッチをやるたびに印象が変わっていくんだと思います。
このタッグリーグ戦で向後選手の大いなる飛躍を期待したくなりました。
ナツコはまだまだ
次は飯田沙耶&羽南 vs 刀羅ナツコ&琉悪夏です。
スタートは羽南 vs 琉悪夏だったんですけども、その攻防がずいぶんのんびりして見えました。
琉悪夏選手は身体が大きいからゆっくり動くほうがその大きさがよりクローズアップされるので基本的には良いと思います。
ただ、緩急はつけたい。
早く動けそうな羽南選手相手にそれ以上にキビキビと身体が動かせれば、本当のスピード以上に早く見えると思います。
今回タッグリーグ戦に出ている優宇選手なんてナチュラルにそれをやっていますので、是非近くでしっかり見て技術を盗んで欲しいです。
羽南選手はチャンピオンじゃなくなって、かなり元気なくなりましたね。
だからスローに見えたのかな?
本人的にはもう吹っ切れているのかも知れませんが、見てるだけのオッサンからすると、まだまだ引きずっているように思いました。
そもそも、そんなに落ち込むことでもないと思うんですけどね。
実力の差がかなりあった相手に負けてベルトを落としたんですから、至極当然の結果です。
ここからもっと力をつけていけばいいだけですし、まだまだ若いわけですから、練習する時間も考える時間もたっぷりありますからね。
さて、ナツコ選手です。
ず〜っと前にも書いたような気がしますが、ナツコ選手のコスチュームの着方がルーズなのが本当に気になります。
ずっと前のコスチュームではレガースがずり落ちてることが多かったんですが、この試合では右脇の部分、ちゃんと上にあげてないのが気になってました。
お肉がはみ出しちゃってるだけなのかも知れませんが、コスチュームはきちんと着て欲しいです。
試合のほうも、何となくリズム感が悪いような気がしましたね。
まだまだ本調子じゃないんでしょう。
最後のスワントーンボムの説得力は素晴らしかったんですが、それだけでした。
1年以上の欠場で、欠場前に同格だった人とは大きく水をあけられてしまいました。
ここからナツコ選手がどう巻き返していくか、楽しみです。
今のところはもっともっと琉悪夏選手が前に出てチームを引っ張る形でも良いんじゃないですかね?
なつぽいの禊の試合
次は3WAYタッグマッチのジュリア&テクラ vs 中野たむ&なつぽい vs 舞華&ひめかです。
仕方がないんですが、大方たむ選手そっちのけで、DDM(ドンナ・デル・モンド)に対するなつぽい選手の禊のような試合でした。
もちろんなつぽい選手はやられっぱなしで許しを請うなんてことはしません。
しっかりやり返してはいましたが、多勢に無勢でした。
ずっとなつぽい選手の禊が済んでないのに歌なんか吹き込んじゃって、とムカムカしていた部分があったんです。
この半ば袋叩きのような様相を呈したことで、これにてDDMの人ではなく、完全にコズミック・エンジェルズの人と見られるようになりそうです。
あとはどんな革命を見せてくれるのか?だけです。
朱里選手の朱世界というのが、何が何だかサッパリわからないままで一年が経とうとしてる現在、革命や維新やロード?なんていずれ有耶無耶になるんだろうなって気がしてます。
天咲失速
次は葉月&コグマ vs AZM&天咲光由です。
キャリアから考えると相当やれているとは思うんですけど、スタートダッシュがエゲツなかったので、ずっとこのスピードで駆け上がっていくんだろうな〜と思っている部分がありました。
天咲選手のことです。
このリーグ戦ではさらなる成長を見せてくれるに違いないという大きな期待を胸に試合を観ております。
でも、ビタッと成長が止まってしまったように見える試合になっちゃってましたね。
なんならデビュー戦のほうがもっとやれてたんじゃないかと思えるぐらいに、普通の新人選手になってました。
普通よりはスゴいでしょうけど、天咲選手はこんなもんじゃないだろうと思っちゃうようになってしまったために、物凄く物足らなさを感じました。
この調子でほんとに天辺で咲けるのかしら?と若干心配にすらなりました。
やっぱり試合をしてないというのは大きいみたいです。
新たな詩美を出してきた
次は上谷沙弥&林下詩美 vs 鹿島沙希&フキゲンです★です。
思えば前回このコンビでリーグ戦に出場していた時は、詩美選手がチームリーダーでしたが、今は完全に上谷選手がチームリーダー。
同じタッグチームでもかなり性格が違っていると思います。
それを象徴するのが2人がリングに上がってすぐのパフォーマンスに出てました。
上谷選手に合わせて、詩美選手がバク転をしたのです。
かなり形は崩れてしまいましたが、その心意気にシビレました。
何もそんなことしなくて良いのに、タッグでも頂点を獲ってやるという意思表示にも取れました。
年末の赤いベルトのタイトルマッチは、誰がどう考えても朱里 vs ジュリアで決まりだろうと思っていますが、詩美選手が次のビッグマッチで勝っちゃうということもあり得るんじゃないか、とこのバク転だけで思ってしまいました。
上谷選手はああ見えてなかなかパワーありますし、このチームは何でもやれる凄いタッグチームになる可能性をかなり秘めてるように思えてきました。
シングルベルトを巻きながらタッグのベルトも巻くのは難しいんで、なかなかタッグチームとして活躍するタイミングはないかも知れませんが、いずれはチャンピオンになるでしょう。
ところでこのリーグ戦で、フキゲン選手が本気出すのはどことの対戦でしょう。
今回は違いました。
凱旋おめでとう壮麗亜美
最後は壮麗亜美選手の凱旋試合である朱里&壮麗亜美&MIRAI vs スターライト・キッド&渡辺桃&吏南です。
コスチュームが変わったこともあるんでしょうし、ベルトを巻いたことにより自信がついたということもあるでしょう。
壮麗選手は美しく輝いております。
そういう状態で凱旋試合が出来て、本当におめでとうって気持ちになりました。
また、それを我が事のように喜んでいるように見えたMIRAI選手も素晴らしい。
ちょっと前と比べると壮麗選手とMIRAI選手の立ち位置が入れ替わってしまいましたが、むしろ自分を追い抜くほど壮麗選手が上がってきたことが嬉しいし、自分の刺激になると考えてそうで、2人はいい関係なんだろうなと思わせました。
そして、大江戸隊の皆さんも大変優しい。
壮麗選手の晴れ姿をしっかり見てもらおうと、前半は一方的に壮麗選手をボコります。
親戚も来てるという客席にまでなだれ込んでまで壮麗選手を見せてあげてました。
スターダムはみんな仲良しって感じがして良いですね。
試合内容だったり、技術だったりもボクら惹きつける要因にはなっているんでしょうけど、この雰囲気がいちばんボクを惹きつけていると感じました。
それではまた。
ありがとう!