元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
僕がプロレスファンに戻った2012年から今まで、ロッキー・ロメロ選手が活躍したのは今年だけです。パートナーを変えてジュニアタッグのチャンピオンになっていたのは知っているし、それ以前、僕は観たことはないのですが、マスクマンとしてリングに上っていたこともあるそうです。
なんでこんなに良い選手を今の今まで眠らせていたんでしょうね。3Kの監督という謎のポジションやら英語実況席の解説やらで試合が組まれないこともいっぱいあったのは、なぜなんでしょう。オスプレイ選手からシングルのベルトを奪うのがロッキー選手であっても驚きません。
さて、昨日の試合を振り返ってみましょう。
辻くん、良いじゃないか
vs ヘナーレ戦ではパッとしなかった辻選手ですが、相手が変わるとここまで変わるのかという感じの第1試合。
LA Dojoを強烈に意識しているのかも知れませんが、相手によってムラが出るようじゃまだまだ。
と言いたいところですが、常にカール・フレドリックス選手を相手にしているよう試合をすれば、かなり良くなるはずですので、この試合でのことをしっかり復習して欲しいです。
いつもながら見事な跳躍を見せるフレドリックス選手ですが、このあと後転して開脚したフレドリックス選手の上を、辻選手は華麗な飛び込み前転をしたんです。パワフルさばかり目立ちますが、軽やかでスピーディーに動くことも出来ることを思い出しました。
ただ、そういう辻選手をフレドリックス選手が引き出しとも取れるんですがね。
試合の中で、自分の持ち味を余すことなく常に発揮すればジュニアタッグリーグに抜擢されている上村優也選手よりもインパクトを残すことだって可能だと思います。
カール「またヤングライオンを相手に勝利を挙げた。『ヤバい! うれしい!』と俺が思うと思うか? 俺がスリルでいっぱいの顔をしてるか? してないよな? 驚いた顔をしてるか? してない! 俺はもう、こんなことで驚くような男じゃないんだ。
日本に来た初日から、この後楽園ホールに来て、 ゴールデンボーイ2人を倒した。その後、9月にまた戻ってきて、 言葉通りにヤングライオンを一人ずつ倒し、『俺が最強だ』 という言葉を証明してみせた。 俺はもう次のレベルに行けるタレントだと思っている。でも、 今は頑張っても頑張っても何かがうまくいかない。実際、俺は今、 とてもイラ立っている。 このイラ立ちは俺自身に対するものなのかもしれない。 俺はすでに次のレベルに行っていると分かっているし、 そう感じているにもかかわらず、 それを体現することも実現することもできない。 足踏みしている感じだ。俺の中で、 しっかりと答えを導き出さないといけない。もう、 ここでヤングライオンを相手に勝っただけで喜ぶ男じゃないんだ」
こちらは試合後のフレドリックス選手のコメントです。
イライラしてます。そりゃそうです。ヤングライオン杯に優勝したのに、変わらずヤングライオンなんですから。LA Dojoの選手にとっては日本に来て試合するのが海外武者修行ということになるのかも知れませんが、それならジュニアタッグリーグ戦にエントリーされているクラーク・コナーズ選手のほうが優遇されているように見えます。
手っ取り早いのは黒のショートタイツをやめることでしょうが、なにしろLA Dojoのボス、柴田勝頼選手が黒のショートタイツでしたから、急にカラフルになったり、ロングタイツなど形状を変えたり、はしにくいですかね。
腐らずに試合を続けて欲しいです。
こちら⬆︎は通常決してフィニッシュにはならないとみんなが思っているローリング・クラッチ・ホールドなんですが、腕のクラッチを少し変えることで、ま、相手が辻選手ということもあるんですが、ガチッと決まって3カウント入っちゃうんじゃないの?と思わせるのが、フレドリックス選手のセンスの良さです。
こういうことがスッとやれる選手は、間違いなく上にいけます。きっと東京ドームの第1試合には出られるはずです。
DOUKIに光を当ててあげて
EVIL選手がケガをして欠場となり、代わりにBUSHI選手が出場しています。
そのついでにウィル・オスプレイ選手にIWGPジュニアヘビー級のベルトに挑戦させろと迫っています。思わぬところでチャンスが巡ってきたという感じでしょうが、僕はこんな感じで挑戦できるのなら、DOUKI選手もオレもオレもと行けばいいのにと思っちゃいます。
第2試合は最終戦のスペシャルシングルマッチの前哨戦だったわけですが、
SANADA vs ザックの目まぐるしい攻防や鷹木信悟 vs 鈴木みのるの壮絶なるシバキ合いやDOUKI選手の素晴らしい動きに目を奪われてしまいました。
ず〜っとタッグマッチの負け役ばかりやらされているDOUKI選手。一昨日はそれを気の毒に思った内藤哲也選手がレフェリーに暴行で反則負けを選んでDOUKI選手を負け役から救いましたが、昨日はしっかりディスティーノでした。
負け役ばかりでありながらも、その動きはインパクトを残して、BUSHI選手が出落ちオンリーなのに対して、リング上でしっかり仕事をしているんだから、もうちょっと光を当ててあげて欲しいと思ってしまいます。
オスプレイ選手が挑戦を受けると言っちゃったので、きっと近いうちタイトルマッチが組まれることでしょう。ドーム前に。
でも、その前に挑戦者決定戦と称してDOUKI選手とのシングルマッチを組んで欲しいです。きっとBUSHI選手が新日所属選手ということで勝つでしょうけど、記憶に刻まれるのはDOUKI選手でしょう。結果は伴わなくとも世論はDOUKI選手がBUSHI選手の次に挑戦すべきだとなるはずです。
この見事なDOUKIボム?場外へのダイビングセントーンは美しい空中姿勢を保ったままきっちりと炸裂。
ヘビー級の選手をも吹っ飛ばすパワーに加えて、モタモタすることなくササッと入るジャベ。
本当にバランスの良い選手です。なんでこれほどの選手なのに、扱いが悪いのか。単に手を挙げないからだったりして。いずれにしても、もうちょっと自己主張をして欲しいですね。
KENTAがとっても良い
完全に手のひらを返しています。
KENTA選手のことです。もう最高です。こんなにBULLET CLUBに馴染むとは思いませんでした。さらにこんなに石井選手と噛み合うまでアジャストできるとは思ってもみませんでした。
外道さんからアドバイスでももらったのかしら。
試合の中でやっていることは以前とそんなに変わらないと思うのですが、今のキャラクターとフィットしたということでしょうかね。やることなすこと楽しいです。
元祖だという串刺しドロップキックの当たり方がやっぱり柴田勝頼選手には劣るのも、今や味と捉えてしまえるようになりました。
試合後にローブローを噛まして、トゥースイートを石井選手と勝手に交わして去っていきました。最高でしょう。さらには試合後のコメント。
KENTA「気持ちよかったな。気持ちよかった。(※カメラを指し)NEW JAPAN WORLD? NEW JAPAN WORLDはこっち? (※カメラうなずく)どこ行ってた? どこ行ってたの? すげぇ心配したんだからね! 巡業中、全然来なかったじゃん! 大丈夫だった? 大丈夫だった? 大丈夫だったのね?(※カメラうなずく) 俺のこと避けてた?(※カメラ、首を左右に振る)いいねぇ(笑)。久しぶりだから、ちょっと座ろうぜ。
めっちゃ気持ちよかったな。あれ、NEW JAPAN WORLDのアレ、TOMOのコメント、見たよアレ。全っ然、何か……怒ってるっぽかったけど、あのアニメ声が気になって、全然内容が入ってこない。全っ然入ってこない。しかも、鬼のように滑舌悪いでしょ? 何言ってるか全っ然わかんない。ヤバいよマジで。(※カメラに)遠征も全部来てた?(※カメラうなずく)TOMOヲタがさぁ、いよいよウチワに『TOMO』って書いたヤツ持ち始めたでしょ? アレ、ビックリした! 今日も70~80人はいたべ、アレ。ビックリした! そういうとこあるからな、新日本のファンは。やめろよ! ウチワに『TOMO』って書いて、それを振って応援するようなことはやめろよ? な? あと、『#TOMO』で自分のお気に入りのTOMOの写真をツイッターに上げてトレンドを騒がせようなんて思うなよ、オマエら。絶対、それはやめろよ! な、分かった?
結局何が言いたかったかっていうと……『YOSHI-HASHIはブス』って言うと本気でキレる人がいてビックリしたってこと! (※立ち去りながら)ブスはブス!」
現場にはいなかったYOSHI-HASHI選手の名前まで出すというサービスっぷりには脱帽です。
大阪がますます楽しみになりました。
ということで、前半戦が楽しすぎてジュニアタッグの感想まで書けませんでした。明日ジュニアタッグの感想を書きます。
それではまた。
ありがとう!