元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回も昨日に引き続きまして後楽園ホール大会のNJPW WORLD認定TV王座トーナメントの感想を書きます。
元気ですか〜!?どうも、ろけねおです。今回は久しぶりに新日本プロレスの感想です。8試合ありましたが、今回はNJPW WORLD認定TV王座決定トーナメントの2試合についてだけ感想を書きます。バトル・オータム[…]
バトル・オータム
昨日はわずか2試合の感想だったのですけども、書きたくなることがたくさんありまして、濃密な内容で良かったです。
今回もなかなか濃い試合2試合でした。
この日から2回戦ですね。
正直、誰が優勝してもいいと思うんですけど、
※ボクはデビッド・フィンレー選手のファンなのでフィンレー選手が優勝してほしい気持ちが強めではあります。
問題は王座決定戦が東京ドーム大会であるということで、これは初代王者を決めるというだけでなく、ドーム大会の出場権もかかっているところが重要です。
来年のドームは例年と違いまして、1日しかありませんから、出場選手が限られてくるのです。
だから推しの選手がドーム出られるかどうかは誰しも関心事でしょう。
このトーナメントに推しが出場し、なおかつ勝ち上がっている方は応援に否が応でも力が入るってものですね。
ボクも力が入っておりました。
だがしかし・・・。
それでは振り返ってまいります。
ディック東郷がイキイキしている
まずはYOSHI-HASHI vs ”キング・オブ・ダークネス”EVILです。
昨日と同じくお客さんが声を出してもOKの大会だったわけですが、声を出してもらっていつもより余計に張り切ってしまうのは、どちらかといえばヒールサイドなんじゃないでしょうか。
ブーイングを誘発するために、いろんな悪いことを重ねるのに、コロナ禍で拍手しか出来ないものですから、応援されちゃってるのか、ブーイング浴びてるのかわからない日々が続きました。
それが声を出せるとなると、明らかに「ブー」が飛ぶわけですから、「あ、オレのやってることはヒールとして正しい」と確認できたことでしょう。
ヒールとしての承認欲求が満たされるのではないでしょうか。
この一つ前の試合の外道選手もいつも以上にリアクションが大きめで、張り切って試合していたように感じましたが、この試合では同じくベテランヒールのディック東郷選手が入場からイキイキしているように感じました。
やっぱりプロレスというのは選手とファンが一体となって作り上げるものなんですね。
もちろん試合でも東郷選手は大活躍。
最近、スターダムの刀羅ナツコ選手が女子では珍しくカウントをするレフェリーの足を引っ張ってカウントさせなくするという技を見せましたが、レフェリーの位置はロープ際でした。
ところがこの日の東郷選手はかなりロープから離れていたように見えたレフェリーを、その高い身体能力で一瞬に近づいて、一瞬にしてカウント2.99ぐらいで場外に引きずり下ろしてしまいました。
あの時、多くの方がYOSHI-HASHI選手の勝利を確信したと思います。
ボクもそうでした。
ところが絶妙なタイミングで、まさかの方法で、カットするんですから、たまりません。
これはまさに声出しOKだったからこその大活躍だったのではないかと思います。
このシーンが最大の見せ場でしたが、それ以外も甲斐甲斐しくEVIL選手を世話する姿は、まるでお母さんみたいでした。
母一人子一人で、このプロレス界の荒波を乗り越えてきましたって感じでした。
泣けます。
EVIL選手もヒールになってから、コロナ禍になりましたから、そんなに「ブー」浴びてないので、楽しかったでしょうね。
あ、YOSHI-HASHI選手も良かったと思います。
パワーとスピードで勝るフィンレーが有利だ
最後はデビッド・フィンレー vs ザック・セイバーJr.です。
試合前、今の勢いからして、フィンレー選手が勝ってもおかしくないと思いましたし、
※冷静に考えると、フィンレー選手はウィル・オスプレイ選手に負けちゃってますし、ザック選手は内藤哲也選手に負けちゃってますから、大して勢いに差はないはずなんですが、なぜかボクにはフィンレー選手のほうが勢いがあると思い込んでました。
テクニックに関してはザック選手のほうが上でしょうけども、フィンレー選手もそんなカンタンにやられるほどのテクニックの差はないでしょうし、むしろサブミッションでなく、丸め込みなら逆に押さえ込んだりしてしまうことも出来るだろうと考えていました。
また、パワーとスピードにおいてはザック選手よりフィンレー選手のほうが上でしょうから、ザック選手の土俵に乗らずに、フィンレー選手の土俵で勝負ができさえすれば、ザック選手など恐るるに足らず。
軽いザック選手をヒョイと持ち上げてのトラッシュ・パンダで終いだ、と思い込んでました。
ところが最後はザック選手にタイミングを合わしに行っての丸め込み(ジャックナイフ)で負けてしまいました。
フィンレー選手がザック選手の想定以上のスピードで動いていたんでしょうね。
ちょっとだけフィンレー選手が待ってバックスライドをもらっていたように見えました。
それだけにこれならキックアウト出来るだろうと思ったら、ガッチャッと鍵がかかったみたいに見事に折りたたまれて、全く動けないまま3カウントを聞いてしまいました。
こういう丸め込みなら普通、3カウント入ってないだろ!とレフェリーに詰めるものですが、それも許されないほどガチャッと決まってました。
本当にザック選手の丸め込みは説得力があります。
大事なトーナメントでまたしてもフィンレー選手が敗北。
実に残念でした。
でも、バックステージでザック選手がフィンレー選手に最大の賛辞を送ってくれました。
それからデビッド・フィンレー、ワオ! こんな凄いバージョンのフィンレーを今までどこに隠していたんだ!? 今の“THE REBEL”のデビッド・フィンレー、いいじゃねえか。
引用:新日本プロレスリング公式サイト
ザック選手からも覚醒のお墨付きをいただきました。
これで新日外国人選手のトップクラスであることを証明したのです。
フィンレーはドームに出るのか
さて問題は、我らがフィンレー選手のドーム大会出場が、遠のいてしまったということです。
この日、フィンレー選手が勝つだろうと思っていたのは、推しであるということもあるのですが、ザック選手には次のタッグリーグで目立てば、タッグ戦線のほうでドーム出場が可能性があるからです。
きっとデンジャラス・テッカーズで出場するでしょ?
元IWGPタッグチャンピオンなわけですから、当然優勝候補の一角でしょ?
ならばタッグの4WAYでもやれば、そのうちの1チームに名を連ねることは可能でしょう。
ところが、フィンレー選手の場合はジュース・ロビンソン選手がBULLET CLUBに異動になりましたから、フィンジュースは解散してしまいました。
タッグリーグに出場するというのが、なかなか難しい状況です。
それでも今の勢い?を考えると、フィンレー選手をドームに出場させないということはありえないわけです。
もしかしたら新年は家族と迎える主義なので、ドームにはどんなにチャンスだろうと出ないという方針の可能性もないこともないんでしょうけど。
となると、やっぱり次のタッグリーグで優勝でもして、ドーム出場を目指すよりほかありません。
ではジュース選手に代わるパートナーは誰だ?ということが、来週辺りからファンの間で話題になるはずです。
ボク的にはタンガ・ロア選手がタッグリーグに出るのなら、ヒクレオ選手がパートナーでも良いかな、とか思いますし、アレックス・ゼイン選手なんかも良いし、優勝を本気で狙いに行くのなら、棚橋弘至選手というのも良いんじゃないかと思っています。
フィンエースになるのか、エースフィンレーになるのか知りませんけども、棚橋選手も現時点ではドーム出場の切符を持ってないので、どこかで受け取るはずです。
フィンレー選手はそこに便乗して欲しいです。
ともかく、フィンレー選手がいずれIWGP世界ヘビーを巻くことを信じているので、応援し続けます。
それではまた。
ありがとう!