元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回はG1クライマックス31の優勝決定戦の感想です。
試合の感想というよりもオカダ・カズチカ選手の優勝についての感想ということになります。
試合のほうはまさにこれからというところで終わっちゃいましたし感想の書きようがありません。
G1 CLIMAX 31 優勝決定戦
予想は当たったんですが、ちゃんと激闘の末の優勝のほうがスッキリはしますね。
『G1 CLIMAX 31』10.21 武道館 勝敗予想! https://t.co/uKGdqeGOFU #njpw #G131 #G1S1021_2
— ろけねお of プロレス (@locatedonneouni) October 20, 2021
でも、アクシデントは仕方がないです。
これをどう活かすか?
新日本プロレスが問われるところです。
今年は運に恵まれない飯伏
改めてフェニックス・スプラッシュという技は危ない技なんだなと思いました。
ヘビー級のレスラーの中では軽いほうに思える飯伏選手であってもコーナーポストの高さから遠心力を得てマットに叩きつけられると、筋肉でガチガチのあのゴツい肩でもケガしてしまうんですね。
肩は外れたんですかね?
昔、大横綱の千代の富士関が肩に脱臼グセがあったので、肩周辺の筋肉をゴツくして外れないようにしたという話を聞いたことがあります。
それで言うと飯伏選手の肩もちょっとやそっとじゃ外れそうにない肩をしているのに外れたとしたら、その衝撃はどんだけエグいねんと思います。
それにしても飯伏選手は今年は運に恵まれません。
いや、思えば新日所属のヘビー級になってからは、それほど順調に行ってないような気がします。
飯伏選手はプロレスラーとしての才能が溢れている感じなのに選手として突き抜けられないわけですから、プロレスラーでトップになるというのは、いろんな要素が複雑に絡み合ってほんの一握りの特別な人だけがなれるんだな、と思わせました。
誤嚥性肺炎から復活したところだったのに、またしばらくお休みとなるのは、特に飯伏選手が好きなわけでもありませんが実に残念です。
復帰した時には、ぜひとも優勝決定戦の続きをやって欲しいです。
このG1でこの試合ほど、オカダ選手の動きを先読みして技を繰り出した選手はいなかったのですから、仮にアクシデントがなければ、今年のベストバウト候補になる試合になったんじゃないでしょう。
そんなことを書いてしまうと、飯伏選手が責任を感じてしまうかも知れませんね。
今は治療に専念してしっかり復帰することを第1にして欲しいです。
オカダ決意のマイク
こういうアクシデントが起きた時のこそ、トップレスラーの腕の見せ所です。
ましてや新日本プロレスはこれまでも様々なアクシデントを肥やしにしてきた歴史がありますので、ここでオカダ選手がどう〆るか、は誰もが固唾を飲んで観ていたことでしょう。
決勝戦、ケガでレフェリーストップという形になってしまいましたけども、僕は胸を張って『G1 CLIMAX 31』のチャンピオンだと言いたいと思います!!(※大拍手) 日本全国で熱い闘いをしてきたという自負もありますし、勝ちは勝ちです。『G1 CLIMAX 31』、チャンピオンはこの俺だーー!!(※大拍手) 本当に、1ヶ月のあいだに、熱い熱い熱い声援、本当にありがとうございました!(※大拍手) これから東京ドームに向けて…ま、東京ドーム、関係ないね。新日本プロレスの中心は“レインメーカー”オカダ・カズチカでしょう。俺が盛り上げていかないと、面白くないでしょう!(※大拍手) 任せて下さい。新日本プロレス、また俺がいろいろと背負いたいと思います(※大拍手)。
新日本プロレスリング公式サイト
飯伏選手があんな事になっちゃったけども、俺たちにはオカダ・カズチカがいるじゃないかと思わせてくれるような力強いメッセージだったのではないでしょうか。
「また俺がいろいろと背負いたいと思います」という言葉は、ここからは不入りやブシロードの赤字も俺が背負って全部ひっくり返してやるという決意の現れです。
内藤哲也選手もお休み中の今、その決意には惜しみなく応援したくなりました。
よし会場に行こう。グッズを買おう。
そして、ゲームは事前登録だ。
レインメーカー今度こそ完全復活
さて、問題はここから。
上に引用しましたマイクの後、何故か急にIWGPヘビーの話を差し込んでくるオカダ選手。
『G1』チャンピオンとして、新日本プロレスに、ひとつお願いさせて下さい(※大拍手)。飯伏幸太と、またやらして下さい(※大拍手)。その飯伏幸太を待つ証として、“4代目IWGPヘビー(ベルト)”を俺に下さい(※大拍手)。(※笑顔で)別にチャンピオンじゃないですよ。“IWGPヘビー”を、飯伏幸太を待つ証として、俺に預けて下さい。
新日本プロレスリング公式サイト
普通なら来年のお正月のドーム大会のメインでIWGP世界ヘビー級王座に挑戦するための権利書が授与されるんですが、そんなのはいらないので、IWGPヘビーのベルトをくれ、というわけです。
なんでそれが待つ証になるのかはよくわかりませんが。
最初、鷹木選手がIWGP世界ヘビー級の第3代王者ですから、第4代目の王者になるのは俺だということなのかと思っていたのですが、かつてオカダ選手が長らく巻いていた「IWGPヘビー」のベルトを権利書代わりによこせと言っているのです。
※タマ・トンガ選手には権利書を懸けて闘えと言われてますので、権利書は権利書であるのかも知れませんが。
どういうこと?となりました。
そこでバックステージです。
4代目のベルトが2つあったのを、一つにしたのは飯伏さんですから。それでね、別に「IWGPヘビー級チャンピオンだ」と名乗るつもりもないですし、その証として、僕がそれを持ってて、またそれを飯伏さんを待つという意味で僕が持つということはいいことじゃないかと思いますし、『G1 CLIMAX』のチャンピオンですから。いつもだったら権利証と言ってましたけども、別にそれは持っててもいいんじゃないかなと思いますけどね
新日本プロレスリング公式サイト
ますますナンノコッチャわからなくなります。
※権利書だと思っていたのですが権利証が正しかったんですね。上に書いたことは頭の中で「権利証」に変換してお読み下さい。自分への戒めのために、間違えたままにしておきます。
ボクの想像ですが、IWGPヘビーを奪われたのは飯伏選手で、飯伏選手がウィル・オスプレイ選手に奪われたのはIWGP世界ヘビーだから、IWGPヘビーは飯伏選手のところに残っているでしょ?と。
で、優勝決定戦で勝ったからIWGPヘビーは自分のところに、よこせと。
こういうことなのかなと考えております。
※たぶん、このブログがアップされる前に一夜明け会見があるので、オカダ選手の真意がそこで語られると思います。なので、これは10月22日の早朝のボクの妄想です。
さらにボクがシビレたのはここからです。
──それはイコール、鷹木選手の持っているベルトに、すぐにでも挑戦したいということになるんですか?
オカダ「……挑戦? 僕がですか?」
──IWGP世界ヘビーのベルトに。
オカダ「向こうでしょ、挑戦するのは。だって俺ですよ、チャンピオンになったの。向こうはなってないですよ」
──IWGP世界ヘビーではなく、IWGPヘビー?
オカダ「だって僕(が獲ったの)はずっとIWGPヘビーじゃないですか。別に、チャンピオンが出てるトーナメントでも、優勝したのが僕ですから。まぁ、やりたければ別に、やりますよと。お願いされれば別に、僕もやりますし。まぁいつもだったら、東京ドームで『G1』チャンピオンが“チャレンジ”という形でしたけど、IWGPヘビーじゃないんで、世界ヘビーなんで、だったら挑戦してきなさいと。どっちが上だと思ってんの?って。どっちがこの新日本プロレスを盛り上げてんの?って。満足させてるの?って。この『G1 CLIMAX』(を盛り上げたのは)どっちですか?って。鷹木選手なの? いや俺でしょ。どんだけ俺がこの『G1 CLIMAX』盛り上げてきたと思ってんの? チャンピオンは誰なの? 俺でしょ! っていうことですね」
新日本プロレスリング公式サイト
これこれ。
これが「レインメーカー・オカダ・カズチカ」です。
ホントは、IWGP世界ヘビーの第3代王者決定戦をやってなくて、この言い草だったらより良かったんですがね。
この誰に対しても上から目線で物を言う姿こそ、ボクが好きなオカダ選手です。
最高です。
このG1、オカダ選手がレインメーカー復活のテーマでやって来ましたが、なんとなくノレない自分がいたのです。
しかしようやく、ここにきてレインメーカーが今度こそ完全復活したと思いました。
こんなことを言われて黙っている鷹木選手ではありませんので、ワクワクしますね。
ホントに新日本プロレスがここから盛り返しそうな気がしてきました。
それではまた。
ありがとう!

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