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【NJPW】令和の三沢光晴 vs 川田利明:10.16 バトル・オータム ’22 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回はNJPW WORLD認定TV王座決定トーナメントの2試合の感想を書いてまいります。

バトル・オータム ’22

今回は新日のリングでありながら、現在の新日は全日成分がかなり多いことを思い知る大会になっていました。

川田利明登場

今回、いちばん驚いたのは川田利明さんがゲスト解説として登場したことでしたね。

前にも書いたかも知れませんが、ボクは全日四天王の中でいちばん川田さんが好きだったので、川田さんの話が聞けるのはムチャクチャ嬉しかったです。

現在はラーメン屋さんでかなりお忙しいようなことを以前、本で読みましたから、

かなり特別なことでない限り川田さんが解説席に座るようなことはないと考えてました。

その特別なことが、少し前にあった全日の50周年記念試合ですね。

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だから、しばらくはプロレスに絡むことはないんだろうな、と勝手に思い込んでました。

しかも場所は新潟です。

東京と新潟は結構近いんですかね?

川田さんとタイチ選手の師弟の絆はボクが思っていた以上に強かったんだな、と思いまして、川田さんが出てきただけで涙腺が緩みました。

後藤轟沈

さてTV王座のトーナメントです。

まずは後藤洋央紀 vs KENTAです。

すっかり忘れておりましたが、KENTA選手は全日出身でしたね。

全日では初めての公募による(と実況の村田晴郎さんが言ってた)新弟子募集で入ってきたのがKENTA選手で、入門テストをテレビでやっていたのを見たような記憶が薄っすらあります。

小橋健太(当時)さんがいるのに、小林健太くんが入ってきてややこしいな〜と思ったのを思い出しました。

さて、若手中心と言われていたトーナメントに43歳になる後藤選手がエントリーされまして、それを自分が若々しく見えるからエントリーされたとポジティブに受け取ってリングに上ってました。

この実に後藤選手らしい捉え方は、後藤選手の大逆襲がここから始まるということだと、ワクワクしておりました。

ところがしっかりgo2sleepで轟沈。

直前にむき出しコーナーで頭をぶつけた状態でのgo2sleepということで、金具で頭を打ってなかったらキックアウト出来たんだけどな〜という言い訳が出来ないわけではないですが、かなり後藤選手に肩入れしている方以外はしっかり負けちゃったなという印象になったのではないでしょうか。

しかもKENTA選手はまたケガしちゃって、結構血が出てましたね。

きっと椅子を持ったままラリアットをもらったのが頭に当たっちゃったんですかね。

そんな状態で、一度はgo2sleepミスったのに、落ち着いてしっかり決めての勝利ですから、後藤選手にとってはキツいですね。

KENTA選手的にはピンチらしいピンチもほぼなかったわけですし。

ある程度の年令に達してから若く見られるのは、決して良いことばかりではないですから、後藤選手もそれが身にしみたんじゃないですかね。

いつの間にか、毘沙門のパートナーであるYOSHI-HASHI選手の格付けのほうが上になってしまった感じがしました。

藤波辰爾選手みたいに還暦をとっくに過ぎてもプロレスラーをしておられる方もいますが、ファイトスタイル的に現在の後藤選手のスタイルではそんなに長くも出来ないでしょう。

今すぐにでも全盛期を迎えてくれないと、IWGPのシングルベルトを巻かないままになってしまいそうで不安です。

もしかしたらG1初出場で初優勝した2008年が全盛期だったのかも知れませんが。

後藤選手は豪快さが売りではあるのですが、細かい技もキチンと出来るので、ここは思い切ってスタイルを変更して技巧派のプロレスラーに変身して、現役生活を少しでも伸ばして、ベルトを巻くチャンスを増やすようにしたらどうでしょう。

そうでもしないと、来年のG1はエントリーすらされないなんてことにもなりそうです。

令和の三沢光晴 vs 川田利明

最後はSANADA vs タイチです。

この2人が対戦すると毎度『令和の三沢光晴 vs 川田利明』になるのですが、今回はゲスト解説に川田さんがいらしてますから、それがさらに色濃く出ました。

もちろんボクもそれが観たいので単純に嬉しかったです。

そう言えば、声出し対象の大会ですが、あんまり声が出てない気がしました。

15分ではお客さんも温まり切らなかったですかね?

タイチ選手がありとあらゆる川田さんの技を使っておられますが「技は盗むもの」というのを川田さんがおっしゃってて、ボクもそういうものだと思っていたので嬉しかったです。

開発者からの直伝というのも良いんですが、現役選手が技を盗んで勝手に使っても、開発者には目くじら立てないで欲しいなぁと思います。

でも、技の名前だけは変えないで欲しいですがね。

変えたらあまりにもリスペクトがなさ過ぎる気がしますから。

あ、聖帝十字陵。

さらにはどういう形であれ「川田利明」をリングに残してくれるのは嬉しい的なことも語っておられて、良い師弟関係だなと思えて、ここでもちょっとウルっときました。

プロレス界の無形文化財?として「川田利明」が新日のリングに存在してるわけですね。

試合前、全試合ドローの末のコイントスで勝ち上がると言っていたタイチ選手。

本当にコイントスになりそうでしたが、何とか決着がつきました。

全部コイントスで勝つというのも、他のタイトルの差別化になって面白いなと思いましたし、タイチ選手ならそれをやってもOKでしょうから、ワクワクしてたんですがね。

かたやSANADA選手ですが、三沢さんを思い出させる技を使っておられます。

でもタイガードライバー’91とかエメラルド・フロウジョンといった頭から突き刺す系の技をやらないところにこだわりを感じて良いです。

この試合では珍しくSANADA選手は「アックスボンバー」を叫びながら繰り出してました。

これもレアなことなのでありがたいんですけど、次回同じような場面があらば、炸裂した後に旋回して着地する三沢さんが使ってたフライング・ラリアットをやって欲しいです。

あ、そうそう、川田さんの話で面白かったのは、三冠パワーボムと呼ばれる相手をまっすぐ突き刺す川田さん独特のパワーボムが、嫌な思い出とおっしゃっていたことです。

試合の序盤のほうでタイチ選手がやってみせました。

インパクト絶大で、きっとリアルタイムで観たプロレスファンには川田さんのカッコいい場面として記憶に刻まれていると思うんですが、ケガしてるわけだしそりゃそうかと思いました。

リングアナの阿部さんが全日出身なのは知ってましたが、レッドシューズ海野さんのキャリアのスタートが全日なのは知りませんでした。

WARだと思ってました。

現在の新日は意外にもかなり全日成分が多いんだなと思いました。

令和の三沢 vs 川田は定期的に観たいです。

次回もぜひ川田さんを呼んで欲しいです。

リングでタイチ選手と対峙する日は来るんですかね?

それではまた。

ありがとう!


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