元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
いよいよG1も終盤ですね。Aブロックも優勝決定戦に進出する可能性がある選手がずいぶんと絞られてきました。
G1 CLIMAX 31
イメージでは今年の飯伏幸太選手はあんまり勝ってないように思っていたのですが、残ってますね。
この日を終えて、飯伏選手、KENTA選手、鷹木信悟選手、ザック・セイバーJr.選手の4人が12点で並んでおりまして、この中の誰かが優勝決定戦に進出となります。
ややこしいのが最終戦で勝った選手がそのまま優勝決定選出というわけには行かないところです。
飯伏選手と鷹木選手とザック選手が勝つと、飯伏選手はザック選手に負けていて、鷹木選手もザック選手に負けているので、ザック選手が優勝決定戦に進出です。
KENTA選手と鷹木選手とザック選手が勝つと、これがいちばんややこしい。
KENTA選手はザック選手に勝っていて、鷹木選手に負けています。
鷹木選手はKENTA選手に勝っていて、ザック選手負けています。
ザック選手は鷹木選手に勝っていて、KENTA選手に負けています。
完全にじゃんけんの関係ですので、メインの後さらにこの3人による三つ巴戦でもやるのかな?
それはさすがに無理でしょうから、KENTA選手と鷹木選手とザック選手が勝つというパターンはおそらくありません。
つまり次の注目はザック vs 高橋裕二郎ということになります。
ちなみに今回の予想はこんな感じでした。
『G1 CLIMAX 31』10.13 仙台 勝敗予想! https://t.co/OAAg1nN2FR #njpw #G131 #G1S1013_11221
— ろけねお of プロレス (@locatedonneouni) October 11, 2021
またしても1試合だけはずしてしまいました。
ザックはホントに奥深い
この日、いちばん楽しめたのは矢野通 vs ザック・セイバーJr.でした。

わずか6分半ほどの試合で、いろんなことが起きました。
超濃厚なプロレスを見せてもらって、月額わずか999円とは本当にお得です。
プロレスの奥深さとともに、矢野選手に見事に付き合いきったザック選手の奥深さを思い知りました。
ここまでいろいろやって来た矢野ワールドの集大成にも思えました。
ほんの一瞬ですが、矢野選手のレスリング技術も観られましたし、矢野選手の腕ひしぎ十字固めまで観られたのですから、この試合だけでお腹いっぱいになりました。
本年のベストバウト候補です。
多分選出されないでしょうけども、なんか賞をあげてほしいくらい感激しました。
本当にありがとうございました。
何でも出来るというのは良いことなのか?
次に楽しめたのはメインの鷹木信悟 vs グレート-O-カーンです。

メインにふさわしい内容ではあったのですが、上に書いたとおりセミファイナルでお腹いっぱいになってしまったので、ちょっと味わいきれなかった感がありました。
試合順って重要ですね。
それにしても、驚かされたのは-O-カーン選手ですね。
G1では-O-カーン選手の懐の深さというか、対応力の高さというか、とにかくすごい選手であることが誰にも伝わっていることでしょう。
如何なる相手であってもその相手の土俵でしっかり闘えるわけですから。
で、今回も鷹木選手の土俵に自ら足を踏み入れてしっかり試合しています。
相手選手のペースに乗せられて、気がついたら相手の土俵で試合をせざるを得ない状況になったのではなく、自ら足を踏み入れて相手の得意な分野で勝負してるところが良いです。
これで勝ててたらもっと良いんですけどね。
ほとんどが初対戦ということで仕方のないことなのかな、と。
ボクが優勝予想にあげていたことが、あながち間違ってなかったことまで証明してくれているようで嬉しいです。
元気ですか〜?!どうも、ろけねおです。今回はG1クライマックスの優勝をそれぞれのブロックの最終戦のカードをにらみながら予想をします。G1 CLIMAX 31ちなみにボクの予想はあんまり当たりません。ゲスい予[…]
ただ、ここまで何でも出来てしまうと、逆に何も出来ないのと同じという気もしてきて、それが良いことなのだろうか?と少々不安になります。
器用貧乏という言葉がありますが、こういう選手はなかなかトップを取れなかったりもします。
石井智宏選手とか後藤洋央紀選手なんかがそういうタイプかな〜と思うと、名勝負をたくさん産み出しますが、IWGP世界ヘビーを巻くことなく終わってしまいそうな気がしてしまいます。
※石井選手と後藤選手がもうIWGP世界ヘビーを巻く可能性がないことはないのですが、なかなかたどり着けていない現状ですので・・・。
-O-カーン選手こそ、本当に逸材なので、大事にして欲しいです。
鷹木選手はチャンピオンじゃなかったら、普通に負けていたように思いました。ケガしてますし。
金的があってもノーサイド
次はKENTA vs タンガ・ロアのBULLET CLUB対決です。

兄のタマ・トンガ選手同様にそのポテンシャル高さを存分に見せつけときながらも勝ちにつながらないロア選手ですが、初出場ということでこの戦績には本人も納得している様子です。
オレは(KENTAに対して)怒ってない。怒ってないよ。やっぱりKENTAはオレよりも長い間、この業界でやってきただけあるよ。最終的にどうやって負けたのか、自分でもよくわかってないけど、KENTA、勝利おめでとう。このままおまえがAブロックの1位で通過してくれれば、BULLET CLUBにとっては何よりだ
新日本プロレスリング公式サイト
暑苦しい感じの見た目ですが(ごめんなさい)とても爽やか好青年であることが伺わせます。
ファンが増えたんじゃないでしょうか。
この試合は久しぶりにBULLET CLUB全開の金的に次ぐ金的という終盤でして、最後も反則エビ固めと、一瞬KENTA選手も拷問の館に入るのかと思わせる闘いっぷりでした。
ところが最後はみんな仲良くToo Sweetでノーサイド。
BULLET CLUBにとっては金的もロープに足をかけてのエビ固めも竹刀攻撃も普通のプロレス技なのかもしれませんね。
裕二郎の勝ちで良かったんじゃない?
最後は石井智宏 vs 高橋裕二郎です。

決してこの試合がつまらなかったというわけではありません。
他の試合がたまたま、よりボクの好みだったというだけです。
この試合では、ボクがあまり好きではない裕二郎選手(技が雑だったり、間が合わなかったりしてました)がちょこちょこっと出ていましたが、それを凌駕する素晴らしさが出ていたので、楽しめました。
石井選手に対して、この試合まで7戦して6敗という裕二郎選手。
石井選手のことはしっかり研究していたんでしょうね、先読みして動いていました。
それは勝ちに来ているな、と思わせました。
でも、結果は負け。
6敗もしてるんだから、そろそろ勝たせてあげても良いんじゃないかと思いましたが、そうは行かないんですね。
石井選手は負け越しさえしなければ良いんじゃないかと思うんですが、違うんですかね?
ここで裕二郎選手が負けたことで、最終戦の鷹木戦は勝つ可能性が出てきたように思います。
内藤哲也戦が流れたのは残念ですが、飯伏選手と鷹木選手に勝ったら充分でしょう。
それにこの2人に勝った上で復帰してきた内藤選手と対峙するというシチュエーションはゾクゾクしませんか?
最終戦の裕二郎選手は注目です。
それではまた。
ありがとう!