元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回はまたしてもスターダムの感想でございます。
鳥取大会
10月12日の大会ですから、今回もちょうど10日前の大会になりますね。
鳥取といえば、15年ほど前に一度だけ鳥取砂丘に行きました。
そこに観光用のラクダがいて、お金を払えばそのラクダに乗せてもらえるんですが、別にボクはラクダには何の興味もなかったので素通りしたんですね。
すると、そのラクダを管理してる人に「写真撮るなよ」と突然言われました。
砂丘の写真はとってたんですが、ラクダは撮る気もなかったし、ラクダにカメラを向けてもいなかったんですが、言われたんですね。
多くの観光客がラクダを見ると写真を撮りたがっていたんでしょうけども、それにしたって言い方ってもんがあるでしょう。
それ以来、鳥取砂丘のラクダが大嫌いです。
別の場所でラクダを見てもその嫌な思い出が蘇ります。
鳥取県とはボクにとってそういうような場所です。
おそらく永遠に行かないでしょう。
ということで(どういうこと?)試合を振り返ってまいります。
ヒザ殺しがちょっと雑になっている感じがします
まずは白川未奈 vs レディ・Cです。
レディ選手のセコンドには白いベルトの王者の上谷沙弥選手がついておりますから、形を少し変えた前哨戦みたいなものでしょう。
大事な白いベルトの次期挑戦者が相手ですから、レディ選手も余計なことをしたらダメなのかも知れませんが、白川選手が足四の字固めを狙ってくることはわかっているわけですから、上谷選手にヒントを与える意味も込めて、足四の字対策をちょっと見せてもらいたかったです。
この試合では久しぶりにレディ式俺が田上を狙ったんですが、逃げられてしまいまして実に残念です。
レディ式俺が田上を持ち技に加えたことで、チョークスラム(これは喉輪落としではないっぽい)は比較的決まりやすくなってきましたが、いずれにしてもレディ選手にとって良いフィニッシャーなのですから、そこに行き着く過程にもっと工夫があるといいですね。
レディ選手はもうジャイアント馬場さんの技をやったら受ける段階ではありません。
その持ち技でしっかり勝つための方程式を見つけ出す段階に来ているのです。
かたや白川選手ですが、最終的には上谷選手の目の前で足四の字でもってレディ選手から勝ちを収めたわけですが、やっぱりこのところ足殺しが雑な気がします。
試合時間が短いのでそんなにじっくり足殺しをするわけには行かないという事情があるのかも知れませんが、例えばストンピングもしっかりヒザを狙って欲しいんですが、適当に足を踏んづけている感じでした。
ダメージは与えられていないはずはないので、それはそれで良いのかも知れませんが、常に丁寧な攻撃を仕掛けることで、気品と風格が身について、王者にグッと近づけるものではないかと思います。
最近の白川選手は闘い方に良い意味で余裕が出てきているように見えます。
間のとり方も上手くなられたと思います。
それだけに技も一つ一つをしっかりやって欲しいところですし、それがチャンピオンへの近道だともいます。
琉悪夏がいつもの1.5倍強く見えた
次は林下詩美 vs 琉悪夏です。
いつもと変わらない琉悪夏選手だったような気がするのですが、いつもより1.5倍ほど強そうに見えました。
久しぶりにフィッシャーマン・バスターが炸裂したからですかね。
単純な肉弾戦だけだったら詩美選手と遜色ないんですが、ほんの少しの技術の差が、大きな差になっているように思いました。
気になるのは走り方ですかね。
琉悪夏選手は手を下にブラ〜ンとしたまま走っちゃうんですね。
これが実際の速度はそんな遅いわけではないんでしょうけど、走るのが遅く見えてしまいます。
世界的にも動けるデブというのは普通にいっぱいおります。
少々大きめの人が動けただけではもはや驚いてもらえないわけです。
逆に動けないと思われるとマズいです。
琉悪夏選手は全然動けると思うんですが、早く見える体の使い方をもっとしたほうが良いんじゃないかと思います。
それが詩美選手はしっかり出来ているように思いました。
琉悪夏選手はまだ若いのでもうちょっと今の位置に留めておくのかも知れませんが、ボクはもうそろそろ、大江戸隊の全員が同じぐらいの格付けになってもいいと思っております。
葉月&コグマをヒヤリとさせたい
次は葉月&コグマ vs ジュリア&桜井まいです。
元気なコグマ選手を見ると、こちらも元気になりますね。
現在は取り立てて何のテーマもなさそうなコグマ選手ですが、楽しそうで何よりです。
この試合は桜井選手だけが1人格落ちしているので、それをこの試合でその差をどれだけ縮めることが出来るか、というのを観ておりました。
この試合では残念ながら、葉月&コグマをヒヤリとさせるところまでには至らなかったですかね。
必殺のマイパンロールはちょっと葉月選手がアシストしちゃってましたね。
ユニットは違っても上の選手は下の選手を育てて、一緒にスターダムをもり立てていこうという姿勢が見えて美しいなと思ったのですが、そうされているうちはまだまだなのです。
桜井選手も着実に力をつけていると思いますので、心配はないでしょう。
たまたま続け様にそういうヒットの仕方をしただけなのかも知れませんが、このところの葉月選手のダイビング・セントーンはエグいです。
通常セントーンと言うと背中から落下するのですものと思っていたのですが、葉月選手の場合は腰から尻でヒットしているように見えます。
葉月 – Wikipedia
このWikipediaによりますと、葉月選手の得意技のところに「どすこい」という技があります。
ボクの記憶が正しければ(正しいことは少ないです)葉月選手が復帰してからはこのどすこいなる技は出してないと思います。
でも、最近のダイビング・セントーンはこのどすこいに近いんじゃないかと思うのです。
これはどすこいセントーンと呼んでも良いんじゃないでしょうか。
今後も、このエグいヒットの仕方をキープして欲しいです。
これがあるなら、新技を開発しなくても良いんじゃないでしょうか。
AZMは炎華落としで負けるのか
次は上谷沙弥&AZM vs 舞華&ひめかです。
なぜかひめか選手に背後から食らわせた舞華選手。
そのあとAZM選手にさんざん走らされる舞華選手。
ひめか選手の代わりに舞華選手にお仕置きをしているようで、ひめかファンとしましては溜飲の下がる思いでした。
その後、ロープに振り返して振り返してを繰り返す舞華 vs AZM。
AZM選手が飛んできたら受け止めてしまう舞華選手。
他の組み合わせでは観られない攻防が実に楽しかったです。
この2人ってとっても手が合うんですね。
それに加えて、今年のベストバウト候補の呼び声高い闘いを繰り広げたひめか vs 上谷もあるわけですから、この試合が面白くないわけがないですね。
スターダム名物の時間切れドローになるんだろうな〜と思っていたら、なんと炎華落としでAZM選手がしっかりと3カウントを獲られてしまいました。
これはちょっと事件でした。
白いベルトの王者が挑戦者でもない相手に負けるわけには行きませんし、ハイスピードのチャンピオンも負けるわけには行かない。
赤いベルトの次期挑戦者も負けるわけには行かないとなれば、何もなさ気なひめか選手がAZM選手の丸め込みによって負けるのが、決着をつけるのならいちばん普通のパターンでした。
それがAZM選手が負けてしまうんです。
しかもみちのくドライバーⅡではなく、炎華落としだったのですからビックリです。
これはやっぱり今回の赤いベルトの挑戦者はこれまでで最も強い挑戦者であるというイメージを与えようとしているんですかね。
向後は着実にレベルアップしてます
次は朱里&MIRAI&壮麗亜美 vs 岩谷麻優&飯田沙耶&向後桃です。
あれ?ネックスクリューを腕でするからアームスクリューっていうのかどうかもわかりませんが、相手の腕をハンマーロックの形にして、足で挟んで体ごと回って相手の腕をひねるというMIRAI選手が使う技ですが、もしかしたら今までもそうだったのかも知れないけど、回転が逆だったんじゃないかと思いました。
相手の掌が背中に回っているんですが、その掌のある方向(相手の体の内側方向)に回らなきゃいけないんじゃないかな?
MIRAI選手はヒジの方向(相手の体の外側方向)に回ってました。
あれじゃ、ロックが解除になるだけなんじゃないのかな?
サブミッションも得意なMIRAI選手のことだから、アレはアレで極まっているんでしょうね。
壮麗選手が抱え込み式逆エビ固めを使いますが、このところしっかり腰を下ろしてくれます。
逃げられて形が崩れてきた時に片膝ついて、逆方エビ固めになることもありますが、最初から片膝をついてたことも多かったので、嬉しい変化です。
向後選手の619の五段活用が炸裂してMIRAI選手を追い込みました。
キレイに腕ひしぎ十字固めまで極めちゃいました。
カットに入られなかったら、向後選手がMIRAI選手からサブミッションで一本獲ってもおかしくなかったかも知れません。
そんな向後選手が最後はミラマーレで捕獲されてしまいました。
そんなとき壮麗選手はカットさせまいと岩谷選手をアルゼンチンで担いでました。
このカットのカットが勝負分けた感じでした。
とはいえ、向後選手も着実にレベルアップしていることを感じました。
嬉しいです。
なぜ中野たむの足を狙わない?
最後は中野たむ&なつぽい&月山和香 vs 渡辺桃&スターライト・キッド&鹿島沙希です。
こちらはゴッデス・オブ・スターダム選手権試合の前哨戦です。
1つのユニットに複数のベルトがあるのはバランスが悪いと思うので、白川選手にワンダー王者になってもらうためにはたむ&なつぽいがゴッデスを落とすことが条件かな、と思っていたのですが、それでは桃&キッドが2冠王になってしまいます。
それだけで次の広島でのビッグマッチの勝敗の予想が難しくなってしまいます。
さすがに一応革命中ですし、ゴッデスが動くとしたらタッグリーグ語のタッグリーグ優勝チームとのタイトルマッチでしょうから、やっぱりたむ&なつぽいの防衛が濃厚ですかね。
さて、そうだとしても、こりゃひょっとすると桃&キッドの2冠王があるんじゃね?と思わせる闘いをして欲しいものです。
それなのに、桃&キッドは何もしないのです。
たむ選手の左足にでっかいテーピングがあるのに、足殺しを得意としているキッド選手が全く狙わないというのはあまりにも不自然でした。
もしかしたら白川選手も足殺しを得意としているので、遠慮してるんですかね?
他の選手がフィニッシュにしてる技がかぶっても特に気にせずに使う選手がいるスターダムにおいて、そんな遠慮するということがあるでしょうか?
最終的に着地する技も違いますし。
桃選手も背中や頭は蹴っ飛ばすのに、たむ選手の足だけは全然蹴っ飛ばさないんです。
ということは、狙ったらシャレにならないぐらいに悪いんじゃないかと思えてくるわけです。
こうなってくると、このタイトルマッチへの興味はかなり薄れてしまいますね。
2冠王になる可能性は、同じユニットにチャンピオンが複数いることよりも低いですし、ウイークポイントを狙わないというのなら、桃&キッドはわざわざ負けるために出ていくということになります。
もしかしたら、この前のアーティストの防衛戦のようにドロー防衛ということになるのかも知れませんね。
ストーリー上仕方のないこともあるんでしょうけども、どうにも近頃の大江戸隊は勝利に貪欲じゃなくなっているように感じてしまいます。
刀羅ナツコ選手が帰ってきて、この辺を引き締めてもらえたら良いのにな、と思いました。
それではまた。
ありがとう!