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【スターダム】舞華には厳しいシチュエーション:10.10 広島大会 観戦記

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

スターダムが続いておりますが、今回もスターダムの感想です。

昨日の『NWE BLOOD』は試合のあった翌日に感想をアップしたのですが、今回は10日以上前の試合になっております。

展開の早いスターダムですから、開催された日と感想が10日ほどズレるともうベルトが移動していたりするので、わけのわからない感想になってしまいそうですが、今回はなんとか大丈夫でした。

広島大会

今大会は最初に外の音が入っているので音声が聞き苦しいところがあるとのエクスキューズが入っておりました。

近くで何かイベントをやっているんでしょうか。

何のイベントなのか終始に気になってしまいました。

それでは振り返ってまいります。

コブラクラッチバスター的なのはいい

まずはレディ・C vs 月山和香です。

序ノ口同士の取り組みって感じのカードですね。

序ノ口でもここまでやれるんだぞというような内容を見せてくれたら良いなと思ったんですが、とりあえず試合をこなしてるという風にしか見えませんでしたね。

この2人ならでは攻防があれば、名物カードに昇格するかも知れないのに。

シングルマッチって組まれることがあんまりないですし、シングルで面白い絡みが見せられたらタッグでも組まれやすくなるでしょう。

また、月山選手が現状勝てそうな相手となると、レディ選手か妃南選手あたりだと思うので、ここで白熱した試合ができれば初勝利がグッと近くなると思います。

さて、このところ苦言ばかりを書いてしまっているレディ選手です。

最近ジャイアント・バックブリーカーですぐギブアップを奪えないとわかったら、コブラクラッチバスターと表現したらいいのかな、コブラクラッチに極めたまま体を浴びせてから、再びジャイアント・バックブリーカーに行くというのを見せます。

それをこの試合でもやりました。

これはとっても良いですね。

天山広吉選手のアナコンダ・バイスからのアナコンダ・バスターからのアナコンダ・バイスと同じ流れですね。

ジャイアント・バックブリーカーに追加ダメージを入れることでギブアップを奪えるという理屈が立ちます。

しかもロープに逃げられそうになったらポジションをリング中央に戻すことも出来ます。

これは大きいです。

またいきなりコブラクラッチバスターをやってから、ジャイアント・バックブリーカーに行くというパターンも使えます。

なかなか万能な技を手に入れました。

今後もこれは大事に使ってもらいたいです。

誰もがコグマと闘いたいんじゃない?

次はコグマ vs 桜井まいです。

序盤、珍しくクマポーズをしなかったコグマ選手。

なんで?と思っていたところ、桜井選手にさんざん足を踏まれてました。

桜井選手もこういうことをやるようになったんだな、と妙に感心してしまいました。

桜井選手にはちょっとずつ試合に余裕が出てきて、一つ一つの技も丁寧に繰り出すことを心がけてるのかな、と思わせます。

これは師匠のジュリア選手の教えなんじゃないですかね。

そんな丁寧さを見せる桜井選手の技をさらに一段上に見せるのが、コグマ選手の受けですね。

あのコロンコロンとした肉体が桜井選手の技でやっぱりコロンコロンと吹き飛ばされるのです。

コグマ選手のことが大好きなんですが、コグマ選手が技をもらってコロンコロンともんどり打ってる様が大好きです。

あれだけキレイに吹き飛ぶと桜井選手も気持ちいいでしょうね。

コグマ選手は誰と対戦しても、相手の技の威力が倍加したかの如しの受けを見せます。

たぶん多くの選手はコグマ選手と対戦したくなるでしょうし、自信つけたりするんじゃないでしょうか。

スターダムの選手の実力の底上げをしているのはコグマ選手なのかも、と思わせる試合でした。

ぜひ、レディ選手や月山選手とも闘ってあげて欲しいです。

それと最近、コグマ選手のジャーマンの角度が優しくなりましたね。

コグマ選手のフワッとした雰囲気とは裏腹に人でなしの角度でぶん投げるのが特徴だったジャーマン。

他の選手とは違って、腰骨のしたあたりをロックしてぶん投げるのは、この人本当にクレイジーなんだなと思わせるのうってつけでした。

それで誰か受け残ってケガでもしちゃったのか、このところ普通の投げ捨てジャーマンになってます。

それでも威力は充分だと思いますが、ちょっと寂しいです。

STARSってコンビネーション悪い

次は岩谷麻優&葉月&飯田沙耶&向後桃 vs 渡辺桃&スターライト・キッド&鹿島沙希&琉悪夏です。

STARSが8人タッグマッチをやると、葉月選手の顔面ウォッシュをみんなでやるということがよくあります。

4人が揃って悪の大江戸隊の顔を擦る様は壮観なわけですが、これがタイミングが合わないんです。

前も誰かひとり変なタイミングになってたんですが、今回は岩谷選手と飯田選手が合わなかったです。

タッグチャンピオンでだった葉月選手とコグマ選手は上手く他人に合わせられるっぽいですが、他の選手は合わせるの苦手っぽいですね。

岩谷選手なんかタッグチャンピオンになってるんだから、ある程度は合わせられるとは思うんですが、リーダーだからむしろお前らが合わせろって感じなのかも知れませんね。

連携に無駄がない大江戸隊と並ぶと余計グズグズに見えます。

でも、このグズグズ感こそSTARSの魅力な気もします。

技の名前は分かりませんが、渡辺のほうの桃選手とキッド選手による合体技が久しぶりに観られました。

近年様々な合体技が開発されていますが、ボク的にはこれを超えるインパクトのある技は早々ないと思ってます。

次はタッグリーグ戦ですから、試し切りですかね?

ゴッデスリーグ?楽しみです。

白川、足四の字で勝つ

次はワンダー・オブ・スターダム選手権試合の前哨戦と銘打たれた上谷沙弥&林下詩美&AZM vs 白川美奈&中野たむ&なつぽいです。

上谷選手から直接勝ちましたね、白川選手。

まさか勝つとは思ってなかったのでビックリしましたが、ここで勝ってしまうとタイトルマッチで負けてしまうんじゃないかと心配になります。

膝にダメージを重ねるまでは良いんですが、勝ってしまうのはマズいような気がしてます。

また、気になるのは終盤に白川選手がドラゴンスクリューを連発したところです。

ヒザ殺しの定番、ドラゴンスクリューを使わないところが白川選手の良いところに思っていましたから、あんなに連発されるのと、上谷選手がすでにトリッキーなドラゴンスクリュー攻略術を構築済みだからなんじゃないかと思えてきます。

しかもそのドラゴンスクリューがやや雑なところも気になります。

丁寧に膝を攻撃を重ねていくから良いはずなのに、チャチャッとやってしまいまして、上谷選手が上手に受けられてなかったです。

上谷選手は相手とのタイミングとか、距離感とか合わないことが多い選手なので、一概に白川選手の技の出しようがマズかったとは言い切れないんですけど。

ちょっとかかっちゃったのかも知れませんね。

ここから何試合ほど前哨戦が組まれるのかは知りませんけども、しっかり追いかけて行きたいと思わせる試合でした。

舞華には厳しいシチュエーション

最後はワールド・オブ・スターダム選手権試合の前哨戦の朱里&MIRAI&壮麗亜美 vs ジュリア&舞華&ひめかです。

ジュリア選手が『5★STAR GP 2022』で優勝して年末のビッグマッチでタイトル挑戦するというシチュエーションで、次のタイトルマッチが組まれた舞華選手はどういう心境なんでしょうね。

舞華選手には申し訳ないのですが、年内最終戦になるのビッグマッチでこの1年の総決算をするということならば、やっぱり観たいのは朱里 vs ジュリアです。

舞華 vs ジュリアも絶対面白い試合になるとは思うんですが、シチュエーションで考えると同門対決よりも、ほっかほか亭とほっともっとみたいな関係のDDMとGod’s Eyeの大将同士の闘いのほうが燃えます。

それに、舞華選手が負けちゃうことで舞華選手の仇討ちというのも追加されますから、たまりません。

考えてみれば少し前の突然決まった白いベルト戦のひめか選手のシチュエーションにも似てる気がします。

あの試合も十中八九ひめか選手の負けと誰もが想像していたと思います。

その中でひめか選手はまさかと思わせる試合をしたのです。

もちろん上谷選手の受けっぷりも素晴らしかったんですけどね。

次の赤いベルト戦はかなり厳しいシチュエーションで舞華選手が挑むことになります。

ひめか選手に負けないスゴい試合を期待します。

それではまた。

ありがとう!


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