元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
久しぶりの新日本プロレスでございます。
今年は50周年イヤーということで、少々懐かしい大会タイトル、シリーズタイトルがつくことがありましたが、今回もそうですね。
とはいえ、この大会に何か思い出があるのか?と聞かれると何も思い出さない薄情な男です。
すみません。
タイトルの付け方が何となく90年代の新日だな、という匂いはしますね。
超実力派宣言
今回は全9試合がラインナップされていたのですが、全試合ここから来年のお正月のドーム大会までのイントロが一気に披露されました。
どれでも何かを書きたくなる試合ばかりでしたので、今日明日の2回に分けて感想を書くことにしました。
どれも味わいが違うので、どれが一番面白かったか、というのが決められませんでしたので、今日は奇数番の試合、明日は偶数番の試合の感想を書きます。
つまり、今日は第1、3、5、7、9試合の5試合の感想を書き、明日は第2、4、6、8試合の4試合の感想を書くということです。
では振り返ってまいります。
成田が怒ってる
まずは成田蓮選手の凱旋帰国試合のデビッド・フィンレー&ロビー・イーグルス&成田蓮 vs エル・デスペラード&金丸義信&DOUKIです。
成田選手がLADojoでの武者修行を終えて、帰ってまいりました。
順番的には先に海野翔太選手が帰ってくるものかと思っていたのですが、どういうわけか成田選手が帰ってきました。
この試合、6人タッグではありましたが、成田選手は一度も味方にタッチしないまま、試合を終えるという我らがフィンレー選手が何をしに来たんだ?となりかねない試合でした。
権利ないままに、得意なムーブを一通りやったので、そんなに不満はないんですが、これなら成田選手のシングルマッチで良かったんじゃないかと思ったりもしました。
結構長い大会だったので、もう1試合増やすというわけにも行かなかったんですかね?
正直言うと、何のサプライズもなかったので凱旋試合という感じが全然しませんでしたね。
この試合だけ出て、またLAに帰るんでしょ?って感じでした。
それはたまにですけども、『NJPW STRONG』で成田選手の姿を見ていたこともありますし、LAに行く前よりちょっと身体が大きくなった以外はやることもヤングライオンの頃と大差ないのですから、致し方なしですかね。
何か、新しいものを見せてくれると良かったんですけどね。
このメンツだとDOUKI選手が負けるんだろうな〜と思って観ていたので、結果にもサプライズがないし、不遇な扱いな気がしました。
一応はちゃんと試合に勝って良かった良かったになるかと思ったら、成田選手はリングを降りて、
オイ! 俺はな、こんなやり方に納得はしてねぇからな! 俺が新日本プロレスを変えるんだ! よく見とけ!
引用:新日本プロレスリング公式サイト
と何やら怒っているんですね。
「こんなやり方」というのは一体何を指しているのかがわかりませんから、「いいぞ、成田〜」とはならないんですよね、困ったことに。
さらにバックステージでも成田選手は怒ってました。
さっき言ったように、俺は納得してねぇよ。会社がどう俺を使おうか分かんねぇけど、俺は少なくとも、怒ってる
引用:新日本プロレスリング公式サイト
どうも、こんなタイミングでの、こんなカードでの凱旋試合に納得してないということですかね?
今後試合でどうしたいのか、どうなりたいのかを見せてくれるようですが、マイク1つとっても、なぜリングを降りてからやったのか、リング上できちんと会社にクレームをつければ、我々ファンの後押しをしやすかったのに、と思います。
成田選手には、凱旋試合と聞いて、きっと未だ観ぬ成田選手を期待していたファンも多かったはずなのに、いつもの成田選手だったガッカリを払拭しないままに終わってしまったことにファンは納得してないことも、頭の隅において解いてもらうと助かります。
ヒクレオ、6人も行ったら良いのに
続きましては第3試合の棚橋弘至&ヒクレオ&田口隆祐 vs “キング・オブ・ダークネス”EVIL&高橋裕二郎&SHOです。
タマ・トンガ選手やタンガ・ロア選手に比べると、顔が怖くて本隊に馴染むのが難しそうな気がするヒクレオ選手が思いのほか馴染んで試合をしていたのが良かったです。
今後、棚橋選手とか真壁刀義選手とかと組む機会も増えてくるでしょうから、連携攻撃にも参加してもっともっと本隊に馴染んでほしいな、と思った次第です。
近々、カール・アンダーソン選手のNEVER無差別級に挑戦することが決まっているそうですが、お兄さんたちとのタッグでNEVER6人戦線に参入するというのも良いんじゃないかと思います。
下で感想を書きますが、タマ選手がシングル戦線で後退を余儀なくされたので、一旦タッグ戦線に戻るのが良いかな、と思うのもあります。
本隊になったんだから、次に登場する時は黒じゃないコスチュームで出てきて欲しいですね。
急に用意はできないので今回は以前のままでも良いんですが、タマ選手は赤と金、ロア選手はシルバーですから、銅っぽい色がいいのかな?
いつまで本隊所属なのかはわかりませんが、末永く「本隊のヒクレオ」でいて欲しいと思わせる試合でした。
なんでティタン?
次は第5試合の内藤哲也&SANADA&高橋ヒロム&BUSHI vs ウィル・オスプレイ&アーロン・ヘナーレ&TJP&フランシスコ・アキラです。
本来はIWGP USヘビー級選手権試合の前哨戦という位置づけなんでしょうし、その煽りも大いにやれたんですが、ティタン選手の介入により、なんかわけがわからなくなりましたね。
L.I.J.(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)に加入したそうですけど、なんでティタンなのかがさっぱりわからないし、こんな強引なユニット加入は観てる側もやってる側もぽか〜んですし、マスクマンがマスクをかぶって出てくるというのも意味がわからないし、世にも珍しい面白くもなんともない上に、腹立たしさもない凪のサプライズでしたね。
ティタン選手はしばらく日本にいるということなんですかね?
出来ればもうちょっと日本語出来るようにして欲しかったです。
英語もさっぱりなのに、ましてやスペイン語となるとさらにさっぱりですから。
ヒロム選手がシングル戦線で忙しくて、ジュニアタッグにはかまってられないとなると、BUSHI選手のやることがなくなってしまうので、BUSHI選手のパートナーということなのかな?
マスクマン同士で良いんじゃないかと思いますが、これでワクワクする〜ってことにはならないです。
KOPWは続くのか
次は『KOPW 2022』争奪戦Who’s Your Daddy Matchの鷹木信悟 vs エル・ファンタズモです。
変なタイトルのついた試合ですが、内容は申し分なしの名勝負でした。
「I QUITマッチ」みたいになるんかと思っていたのですが、普通の試合になってホッとしたというのもあります。
KOPWは闘う選手がルールを出し合って、ファン投票でルールを決めるのがルールじゃなかったかと思っていたのですが、
※投票してたらごめんなさい。
煽りVを観てますと、鷹木選手の提案にファンタズモ選手が乗って決定してます。
大したことではないので別に良いんですけど、KOPWの特徴がこの民意を反映するということですから、活かさないのはもったいない気がしました。
仮にファンタズモ選手が対案に相手にオムツを履かせたほうが勝ちの「Put on a diaperマッチ」なんてのを出したら、案外こっちが票を集めたりするんじゃないかと思ったのです。
さて結果、鷹木選手が勝ったわけですが、最後はファンタズモ選手がトロフィーを粉々に砕いてしまいました。
これは事実上KOPW廃止ということなのかな?と思いました。
ルールに則らなかったこととトロフィーを砕いたことで、KOPW終了ってことで良いんじゃないですかね?
チャンピオンはタマちゃんでいいじゃない
最後は第9試合、メインのIWGP世界ヘビー級選手権試合のジェイ・ホワイト vs タマ・トンガです。
試合内容に関しては文句なしです。
ただ結果がボク的にはキツかったですね。
40歳になるタマ選手と30歳になるジェイ選手。
そして、ジェイ選手はすでに全部のシングルベルトを巻いてるのだから、ここはタマ選手が勝っても良い、いや勝ったたら両国大爆発で最高だ、と考えていたのです。
ドームでオカダ・カズチカ選手の相手をするなら、別にどっちでもチケット売れ行きは変わらないと思うんですけどね。
自分で作ったユニットを追ん出されて、本隊所属になって、G1で目立って、そして実りの秋、絶好のタイミングじゃないですか。
それなのに、ガンスタンはキックアウトされ、おそらく初公開であろうスーパーオスカッターみたいなガンスタンをカウンターのブレードランナーで切り返されて負けるなんて。
タマ選手にはめげないで、モチベーションを保ち続けて欲しいです。
ジェイ選手は素晴らしい選手であることには異論はないのですが、強過ぎて困ります。
ドームでオカダ選手がベルトを取り返すのかも知れませんが、それでもたまたまジェイ選手の調子が悪かっただけな気がしてしまいそうなぐらい強過ぎです。
ただ、ボク的には面白くないんです。
何が面白くないのかわからないけど、とにかくジェイ選手がチャンピオンである状況は面白くないのです。
小狡いことをして良いところまでは行くけども、最後の最後にはやられる役目であって欲しいのに、最後の最後はなぜかブレードランナーが決まってしまうのです。
しかも誰もキックアウト出来ません。
身体が小さめであることも全く問題にしてません。
しかも嫌いになれないのも困ったところです。
ジェイ選手がベルトに絡むと全然スッキリしません。
いつも落胆です。
これまでBULLET CLUBのリーダーが勝ってもここまで嬉しくないことが続くことはありませんでした。
もう何を書いてるのかわからなくなって来ましたが、とにかくたまに選手に一度で良いからベルトを巻かせて欲しかったということです。
ホントに悔しかったです。
それではまた。
ありがとう!