好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【スターダム】グズグズの両者リングアウト:10.02 5★STAR GP 2022 観戦記 1

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回はスターダムの『5★STAR GP 2022』の優勝決定戦がありました武蔵野の森総合スポーツプラザ大会の感想を書きます。

それにしても、いい会場ですね。

ここならわざわざ遠征してまで行く価値あるなぁと思いました。

さて今大会は、なんとシングルマッチが13試合もあるので3回に分けて感想を書いてまいります。

5★STAR GP 2022

今回は第1〜4試合までの感想を書いてまいります。

飯田のやられっぷりにシビレる

まずは飯田沙耶 vs MIRAI

こんなに長いシングルマッチのリーグ戦ですから、どの選手も大なり小なり名前ケガはあるでしょうが、飯田選手はとりわけテーピングが多いような気がします。

ヒザは古傷でたぶんず〜っとテーピングをしていくことになるんでしょうけど、左肩のは痛々しいし、利き腕だから思うように技も出せてないんじゃないかと思います。

それでもこの試合では明日以降のことなんて全く考えていないかのように、いつも以上に左腕をブンブン振り回して闘ってました。

同じく左利きでパワーファイターのMIRAI選手ですが、MIRAI選手は器用なもので、場合によっては右でラリアットを打ったり出来ますから、MIRAI選手のほうが勝ちやすいだろうなと思えます。

でも、ボクは不器用な飯田選手に肩入れします。

たぶんMIRAI選手が勝っちゃうんだろうなと思ってはいましたが、なんとか飯田選手が勝ってくれないものかと祈りながら観ておりました。

※ちなみに直接優勝決定戦に関係しないカードに関しては勝敗を知らずに観てました。

でも、力づくでの正面突破のみの飯田選手に対して、

※実況ではパワーだけではないと紹介されていましたが、器用に丸め込めないので試合はほぼパワーだとボクは思います。

MIRAI選手は多彩でサブミッションも上手いんですね。

クルッと丸めたと思えば、ベンダバール?ゆりかもめ?そういう感じの技をやったりして負傷箇所をしっかり狙えるわけです。

しかもここから回転してさらにフォールも狙えるというんですから、飯田推しとしてはたまりません。

最終的には複合関節技でしっかり絞られて飯田選手は負けてしまいました。

でも、飯田選手の素晴らしいところはやられてもただでは転ばないところです。

やられっぷりがお見事なのです。

ここまでも何度かありましたけど、白目むいて負けてしまうのです。

カメラさんのファインプレーでもありますが、負けたのに顔のインパクトで全部持っていったのです。

勝っても負けてもその試合に全部出し切るという姿勢が見えました。

飯田選手の今後の活躍に期待します。

ほんの少しの工夫でドンと上に行けると思うんですがね。

白川の大勝利

次はなつぽい vs 白川未奈です。

この日の試合でいちばん思い入れの強い試合でしたかね。

この『5★』での白川選手は新しい試みが見事に試合で活きてましたし、しかも格上げもほんのりではありますけども出来ましたから、飛躍の夏になりました。

スゴくいい感じでジワジワあがってきているところで、コズエン(コズミック・エンジェルズ)No.2の座をなつぽい選手にかっさらわれた上に、白川選手が戴冠できなかったゴッデスのベルトまで戴冠してしまわれて、メチャクチャ悔しかったことでしょう。

その悔しさをすべてこの試合に出して欲しいと切に願っていました。

ちょっと前なら、どう考えてもなつぽい選手が勝つと考えていたでしょうけども、今の白川選手なら勝っても全く不思議じゃないと思いながら観ておりました。

序盤は感情のぶつかり合いの打撃戦でした。

なつぽい選手には切れ味鋭いソバットがありますが、白川選手だって裏拳とかキックとかを磨いてきてますから、遜色なしでした。

五分のシバキあいでした。

そして、ついに得意のヒザ殺し。

都合がいいことになつぽい選手の右ヒザにはテーピングが施されてます。

ヒザに落とすストンピング一発一発にも力がこもってまして、白川選手からは勝ちに行く姿勢が見えました。

白川選手のヒザ殺しは、これまで割とクラシカルな技で積み上げて行っていたのですが、今回はドラゴンスクリューを積極的に使ってました。

特に雪崩式での一発はヒザが抜けちゃうんじゃないかと思えるほどの見事な一撃でした。

もっと低空ドロップキックを重ねてからさらにグラウンドでのドラゴンスクリューなんかも入れて、いよいよ足四の字固めというほうが好みなんですが、ドラゴンスクリューの手応えが相当あったんでしょう。

最後の足四の字固めをもらっているなつぽい選手は、10.9の武藤敬司 vs 高田延彦での高田さんの姿がダブりました。

【中古】パンフレット ≪パンフレット(格闘技)≫ ランクB)付録付)パンフ)激突 新日本プロレス VS UWFインターナショナル全面戦争 1995年10月9日

なんとかロープエスケイプしようと試みるもどうにもならず、諦めたところになつぽい選手の悔しさがにじみ出ていてよかったです。

白川選手の勝利に少しだけウルっときました。

ボクはずっとなつぽい選手のジュリア選手の顔を蹴っ飛ばしてコズエンに異動して、なおもベビーフェイスのような振る舞いをしてることに違和感を覚え続けている面倒なオッサンなので、この勝利は溜飲の下がりました。

次のタッグリーグでは是非ともチャンピオンチームに勝って欲しいです。

葉月ならではフィニッシャーが欲しい

次は葉月 vs 渡辺桃です。

スターダムでもレフェリーが消えるということが起きましたね。

前にも一度村山レフェリーが消えたことがあった気がしますが、言うても大の男が女性にカンタンに身体ごと引っ張られるなんてことはないだろうな、と思っているところで起きました。

これは刀羅ナツコ選手のコンディションが戻って来たという証拠でしょう。

そこから一気に桃選手の大技ラッシュで終わりました。

ボクがこだわっているだけなんでしょうけども、みちのくドライバーⅡも垂直落下式ブレーンバスターも葉月選手のフィニッシャーにはふさわしくないと思ってます。

この試合でもこれらの技は決まったんですが、どうも試合が終わるような気はしませんでした。

決まり具合としては、ダイビング・セントーンのほうが強烈に見えましたし。

結局はナツコ選手の介入で3カウントは奪えなかったんですが、ここは新技を開発して欲しいです。

顔面ウォッシュもバッククラッカーやコードブレイカーも他の選手とかぶってますし、葉月選手だけの技があれば優勝してたんじゃないかと思います。

※異論認めます。

あと入場テーマ曲とキャッチフレーズも変えて欲しいです。

入場コスチュームを新調してメチャクチャカッコよくなったので、この際他もガラッと変えたほうがさらなる高みへの弾みがつくんじゃないですかね?

キレイでカッコいいというイメージに沿ったキャッチフレーズをつけてあげて欲しいです。

かたや桃選手ですが、スパナよりバットほうが使い方が上手な気がしました。

フルスイングして折るなんて最高でした。

継続使用を期待します。

グズグズの両者リングアウト

最後は上谷沙弥 vs 壮麗亜美です。

途中までいい感じだったのに、最後はずいぶんグズグズになってしまいました。

上谷選手が優勝決定戦に残る可能性がないなら、別に壮麗選手のリングアウト勝ちでも良いと思うんですけどね。

リングアウトで負けたって、上谷選手の価値は落ちないと思います。

むしろ花道のカミカゼなんてとんでもない技を喰らっても、なんとかリングに戻ろうとしたけどダメだったとしたほうが、壮麗選手のクレイジーぶりと上谷選手のタフネスぶりがアピール出来ます。

この結果では上谷選手はタフだったけど、壮麗選手のカミカゼは軽いし、壮麗選手自身はササっとリングに帰って来れないほど、鈍臭いという風に見えます。

上谷選手はここで持ち上げなきゃならん存在ではありません。

立派な白いベルトの王者です。

上谷選手のタフさはすでに周知の事実ですし。

それなら壮麗選手をもうちょっと持ち上げてあげても良いんじゃないかと思った次第です。

ま、このグズグス感はどっちが悪かったのかわかりませんが。

それではまた。

ありがとう!


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