元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は昨日に引き続きまして、1月6日のスターダム『トライアングルダービー』の感想を書いてまいります。
TRIANGLE DERBY Ⅰ
ちょっとだけ不安だったんですけども、なんとか今朝メインを観ることが出来ました。
それでは振り返ってまいります。
ナツコのキャッチフレーズが気になる
まずは上谷沙弥&AZM&林下詩美&天咲光由 vs 刀羅ナツコ&鹿島沙希&琉悪夏&吏南です。
ナツコ選手の試合を観るたびに、どうしてもしっくり来ないというか、気になってしまうのが、そのキャッチフレーズです。
前の「女荒武者」もしっくり来てなかったんですが、今の「インテリジェント・モンスター」はさらにしっくり来てません。
キャッチフレーズが変わってから、試合をキャッチフレーズに寄せていくんだろうな〜と思いながら観ていたわけですけども、こう言っちゃあなんですが「インテリジェント」にも「モンスター」も寄ってないんです、今のところ。
「インテリジェント」のほうは、これから徐々に感じさせてくれる場面が出てくるでしょう。
そういうキャッチフレーズにしたからには、どうやって「インテリジェント」な感じの試合をするかを模索することで、なんとかなるでしょう。
ただし「モンスター」のほうは、これは多分見た目のことですよね?
小さくて小太りなんで、ゆるキャラにしかボクには見えないんですよ。
もちろん小さいモンスターというのも、アニメやマンガには出ては来るんでしょうけども、普通プロレスにおいては「モンスター」と称されるのは、何か1つでも見た目が異常である状態です。
そう考えると、ナツコ選手には一切モンスター感はないのです。
今のところは「インテリジェント」を感じさせないし、「モンスター」なルックスでもないからしっくり来ないんです。
しかも「インテリジェント」と「モンスター」は相反する意味を持つ言葉ですから、これを同時に備えているということは、これはスゴいプロレスラーに違いないと思わせる効果があるわけですから、片方だけを満たしていたとしてもやっぱりしっくり来ないわけです。
両方満たして初めて活きるわけです。
何か他のキャッチフレーズを早急に考えたほうが良い気がします。
さて試合についてですが、吏南選手とAZM選手の攻防が楽しかったです。
吏南選手は他の選手とちょっと違ったことを攻防の中に入れてきているように感じました。
ちゃんと自分はこういうレスラーだから、AZM選手に対してこういう攻撃を仕掛けるというロジックがあるように思います。
AZM選手との速い攻防は、誰しもルチャをベースとしたものになるわけですけども、そんな通り一遍のことを私はしないと吏南選手が考えていると思えて、頼もしかったです。
将来、どエラいヒールになる気がします。
なつぽいの積極性に感激
次はバリバリボンバーズ(ジュリア&テクラ&桜井まい)vs Revel&Enemy(ラム会長&尾崎妹加&雪妃真矢)vs なつぽい&SAKI&櫻井裕子です。
なつぽい選手は積極的に前に出ている感じがしました。
ありとあるゆる選手と接触を持ってあわよくば、その後ストーリーを紡いでやろうというふうに見えました。
これは本当に素晴らしいことです。
そしてその振る舞いにはどこかヒールテイストもスパイスのように効かせていて、前にも書きましたが「コズエンの小悪魔」は月山和香選手ではなくなつぽい選手のほうがしっくり来ます。
DDM(ドンナ・デル・モンド)を裏切ってから、なんだか好きになれなかった部分もあったんですが、これだけしっかりプロレスを見せてくれたら、嫌ってた自分の心の狭さを感じずには居られません。
今後のコズミック・エンジェルズを引っ張っていくのは、なつぽい選手なのかも知れません。
感激しました。
それに引き換え、R&E(Rebel&Enemy)はまだ馴染みが薄いチームですから、ちょっと何かをするだけでインパクトを残せると思うんですが、全員出落ちなんですね。
試合になると、何かパッとしないですね、3人とも。
出てきた瞬間はこりゃ面白くなるぞ、という気持ちにさせるんですと、意外と何もないので、ガッカリが大きくなってます。
スターダムのリングというのはちょっと闘いづらいところでもあるんですかね?
MIRAIはこのタイミングでいいの?
最後は暴れん坊GE(朱里&壮麗亜美&MIRAI)vs Club Venus(白川未奈&ザイヤ・ブルックサイド&マライア・メイ)です。
やっぱりザイヤ選手はスローリーでちゃんとやってないみたいに見えますし、マライア選手は体が大きいことだけはわかりましたが、それ以外はよくわかりません。
2人ともキャリアがあんまりないんですかね?
これではGod’s Eyeの皆さんとは台頭に渡り合えませんね。
久しぶりの外国人選手ですし、ひと花咲かせてあげたいとはGod’s Eyeの皆さんも思ってるでしょうが、現状ではそれもちょっと厳しいです。
しばらく試合を重ねることで良くなってくるとは思います。
さてさて、この試合の目玉は橋本千紘選手の登場です。
朱里選手の呼びかけに応えての登場ですから、ここで朱里選手との一騎打ちが決定という流れだったと思ったのですが、MIRAI選手が横から割って入ります。
曰く、後楽園ホールの還暦祭の時に悔しい思いをしたからシングルマッチで先に闘わせてくれ、と。
橋本選手が後輩でも連れてきてたら、その後輩がMIRAI選手の相手は私がします、なんてなったかも知れませんが、1人しか居ないのです。
朱里選手も困ります。
で、結局橋本選手はMIRAI選手との試合も受けてしまいました。
MIRAI選手は朱里選手が出るまでもない、なんて言ってましたが呼んだのは朱里選手ですし、闘いたがってるのは朱里選手なんです。
橋本選手から来てたら成立するんですが、こんなの自ら噛ませ犬になりに行くようなものです。
MIRAI選手が負ける以外に道はないのです。
仮に勝ってしまったら、もう朱里選手は闘う必要がなくなってしまいますし。
どうしても橋本選手と闘いたいのなら朱里選手の後のタイミングのほうが良かったんじゃないかと思いました。
還暦祭では何があったんですかね?
観たかな?
ともかくMIRAI選手は自分で自分を落とすようなことをしてしまいました。
それではまた。
ありがとう!