元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回は昨日のドーム大会の感想を書いてまいります。
全試合リアルタイムで観たのですが
※第1試合と第2試合は第0試合との合間の待ち時間中に不覚にも居眠ってしまってリアルタイムでは観れませんでした。
本日1月5日も試合があるのですが、今日と明日の2回に分けまして感想を書いてまいります。
アントニオ猪木追悼大会 WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム ~闘魂よ、永遠に~
今回は第0試合と偶数番目の試合の感想を書いて、明日は奇数番目の試合の感想を書きます。
なぜこうしたかというメインの2つの感想を分けて書きたかったからです。
それでは振り返ってまいります。
エゲツない新人
まずは大岩陵平 vs ボルチン・オレッグです。
オレッグ選手のことをよく知らないんですが、ヤングライオンということなんですよね?
黒タイツを履いてないヤングライオンというのは久しぶりに観ましたね。
第3世代の皆さんが新人の時はみんなカラフルでしたが、今は黒のショートタイツこその新人の証みたいになってます。
新人のときにある程度の制限を掛けて、その中で工夫して試合を組み立てるというのは、ボクはプロレス経験ゼロなんですが、後の試合を組み立てる際により柔軟に対応できるようになるんじゃないかと思います。
また、コスチュームに関しても好き勝手にさせないことで、ヤングライオンを卒業したらどんなコスチュームにしてやろうかとああでもないこうでもない考えることが出来て、良いんじゃないかと思います。
でも、エキシビジョンだったのは、オレッグ選手がまだプロデビューしたわけではないということなんですかね?
そんなこと言ってましたか?
それはさておき、オレッグ選手がいくらアマレスの猛者だろうと、大岩選手がキチンとプロの厳しさを見せつけてくれるのだろうと思ったら、ごっつい大岩選手を好きなように放り投げていました。
そんなオレッグ選手を観てましたら全然にてはいないんですけど、前田日明さんの引退試合に出てきたアレクサンダー・カレリンさんを思い出しました。
※カレリンさんを知らない方はぜひ↑リンク先を読んでください。同じ人類とは思えません。
デビューもしてないのにこの調子じゃ、これから一体どうなっちゃうんだろうとワクワクします。
エゲツない新人が出てきました。
ゲストはいなかった
次は『KOPW 2023』進出権争奪ニュージャパンランボーです。
『KOPW』ベルトが作られたことで何が変わるのかちょっとわかりませんけども、そんなことよりニュージャパンランボーではレジェンドなんか混じってたりするところが、ボク的には楽しみなところなんですが、ありませんでしたね。
本戦にラインナップされてない人達がドサッと出てきただけで、お年玉的人選はありませんでした。
それが少々ガッカリしました。
1、2、3ダーで涙ぐむ(1回目)
次は真壁刀義&小島聡&永田裕志 vs 藤波辰爾&鈴木みのる&タイガーマスクです。
レフェリーがタイガー服部さんだったのも嬉しかったですね。
みのる選手がちょっと牙を抜かれた感じになっていたのは、これで新日本からしばらく撤退ということだからなのかな?なんて思いました。
全然知らなかったのですが、みのる選手は全日本で新ユニットを結成するみたいです。
そうなると、全日本での試合が忙しくなるでしょうから、新日本にガッツリ絡むということはなくなるでしょうね。
ということは、IWGP世界ヘビーに絡むということもこれまで以上に減るということですね。
残念です。
試合後で本戦始まる前に、最初から決まっていたことなのか、藤波選手が勢いで言っちゃったのかわかりませんが「1、2、3ダー」をやりました。
アントニオ猪木追悼大会と銘打っておきながら、もうここで締めちゃうの?となんだか寂しい気持ちにもなったんですが、なぜでしょう、涙がこぼれてきました。
もう新日本でこれをやることはこれが最後なんだろうな〜とか思ったんですかね。
グッと来ました。
そうそう、試合ではタイガー選手が不甲斐なかったですね。
体調悪いんですかね?
Twitterでどなたかがおっしゃってたんですが、そろそろ5代目を探しても良いんじゃないでしょうか。
マスター・ワト選手なんか良いと思います。
メルセデス・モネーを出すための試合
次はIWGP女子選手権試合のKAIRI vs 中野たむです。
試合はあっさりしてましたね。
というか、IWGP女子の試合というのはこういう感じになるんですかね?
たむ選手がほとんど何も出せないままに、バンバンと技をもらって負けちゃいました。
年末から不幸が続いているたむ選手。
たむ選手のことはあんまり好きじゃないんですが、さすがにちょっと気の毒になりました。
試合内容もそうなんですが、試合後にサーシャ・バンクスだったメルセデス・モネー選手が登場して、たむ選手が挑戦した事実さえも有耶無耶になってしまったのも、気の毒でした。
挑戦者なんて誰でも良かったわけですから。
KAIRI選手が勝たないと成立しないわけですし。
モネー選手はたむ選手とは比べ物にならないぐらいすごい選手なんでしょう。
それは髪型から伝わってきます。
だからってこんな扱いはないんじゃないかと。
せめて、もうちょっとKARI選手を追い込んだ内容にして、この内容ならたむ選手が勝ってもおかしくなかったなと思わせても良かったんじゃないかと思いました。
モネー選手、名前が変わったのに、着てる服に「バンクス」ってカタカナで書いてありましたね。
これは名前が変わったら誰や?とならないための配慮だったんですかね?
ボクは名前を変えたのに、コスチュームはWWEのものを流用したんだなと思えてしまいました。
お金持ってるのなら、「モネー」で作ってこいよと思ってしまいました。
モネー選手はWWEの女子部門のタイトルを総ナメしたそうですから、いずれどこかで行われるKAIRI vs モネーは世界が大注目の一線になるんでしょうけど、ボク的には全く興味が湧いてません。
見た感じガリッガリでちゃんとプロレスできそうな気がしませんでしたし、KAIRI選手に食らわせた技もKAIRI選手がミスったんでしょうけど、ちゃんと決まらなかったし、さすがスーパースターって感じはあんまりしませんでしたので。
今後はアメリカで防衛戦を重ねるという感じなんでしょうね。
短時間で面白い
次は『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』決勝戦の成田蓮 vs ザック・セイバーJr.です。
試合時間が長いほうが名勝負であるというような雰囲気があります。
実際、ダブルメインの2試合はいずれも30分を超えてます。
そこでその傾向に一石を投じたのがこのTV王座です。
正直なところ、この15分一本勝負で決着つかなかったらコイントスで決着をつけるというルールが採用されたことで、NEVERよりも価値のあるベルトになったように感じてます。
結果ザック選手が王座についたわけですが、サブミッションを得意にしているザック選手にはこの決まり方はあってるし、シングルのベルトは巻いて欲しかったし、成田選手には申し訳ないけども、自分好みの結果になって嬉しかったです。
ゲストの柴田勝頼選手がおっしゃってたコイントスで決着というのも、ちょっと期待してました。
鈴木軍解散後、ザック選手はどうなるのかと思ってたんですが、試合後にTMDKに加入されることになって安心しました。
鈴木軍とは全然違いますが、良いところに入れたと思いました。
内藤が期待はずれ
次は武藤敬司新日本プロレスラストマッチの武藤敬司&棚橋弘至&海野翔太 vs 内藤哲也&SANADA&BUSHIです。
昨日の分で、内藤選手がどうやって武藤選手を悔しがらせるのかを楽しみにしていたのですが、ほぼ絡みなしというかなり期待はずれの内容でした。
関係の深いSANADA選手やBUSHI選手に譲ったのかなと考えて仕方がなかったと思うことにします。
最後は海野選手が決めたところに、武藤選手からプロレスの未来を託された感じがして良かったです。
途中、海野選手がゲストの蝶野正洋さんを指さしてからちょっと変わった入り方でSTFを決めましたが、内藤選手の膝の可動域があまりに狭くてちゃんと極められなかったシーンがありました。
内藤選手の膝の悪さを改めて感じたシーンでした。
オスプレイは史上最高の外国人レスラー
最後はIWGP USヘビー級選手権試合のウィル・オスプレイ vs ケニー・オメガです。
オスプレイ選手が間違いなく勝つと信じていたので、メチャクチャショックでした。
USヘビーはまたアメリカに行ったままになって、オスプレイ選手は新日を離れるのかな〜と思えて、悲しくなりました。
選手が相手に唾を吐くというのは、基本的に好きじゃないんですが、オスプレイ選手の最後の抵抗としての唾吐きは、最高でした。
史上最高の外国人レスラーとしてボクの中に刻み込まれた瞬間でした。
メチャクチャカッコ良かったんですが、アレでオスプレイ選手が負けてしまうことを確信したキツいシーンでもありました。
それだけに余計インパクトがあったんです。
Twitterを見てますと試合は絶賛されてて、早くもベストバウト候補だとおっしゃる方もいましたが、これを賞賛して他のプロレスラーがこういう試合をしたがるのようになってしまうのは良くないかなぁと思いました。
良い試合だと思いましたけど。
なるべくタイトルマッチでは椅子や机は使用しないほうが好みです。
バックステージのコメントを確認すると、本当に悲しくなりました。
あと1年だけ、この犠牲を払うという状況に身を置こう。あと1年だけだ。1年だけだぞ。そこから先はどこに行こうが何をしようが、俺の勝手だ……
引用:新日本プロレスリング公式サイト
5年契約の最後の年が今年なんだそうですが、今年いっぱいでオスプレイ選手が観られなくなるのか〜と思えてきてしんどいです。
今年中に、ケニー選手を今度こそボコってUSヘビー取り返して、G1で優勝して、オカダ選手から世界ヘビーを奪って、2023年のプロレス大賞を満場一致で獲って欲しいです。
そんなにいっぺんには無理かな?
この試合でますますオスプレイ選手が好きになりました。
それではまた。
ありがとう!