好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

後藤&YOSHI-HASHI戴冠おめでとう:1.4 WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム 観戦記

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回は昨日行われましたドーム大会の感想を書きます。

WRESTLE KINGDOM 16 in 東京ドーム

感想を書き残そうと思った試合だけ、書き残します。

前哨戦に関しては、本線?を明日取り上げるし、良いかなと。

ちなみにこの大会のボクの予想はこちらになっておりますので、お時間がありましたら宜しくお願い致します。

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後藤&YOSHI-HASHI戴冠おめでとう

この日、一番良かった試合はIWGPタッグ選手権試合のタイチ&ザック・セイバーJr. vs 後藤洋央紀&YOSHI-HASHIです。

ボクはずっとタイチ&ザックのデンジャラス・テッカーズ推しですから、ここはスカッと防衛してもらいたいな〜と思って観てました。

タッグリーグで負けたときも一瞬の隙を突かれての負けでしたから、真っ向勝負ならまだ負けないだろうと考えてました。

ただ後藤&YOSHI-HASHIを応援している方のほうがきっとたくさんおられるだろうから、不本意ながらも後藤&YOSHI-HASHIが新チャンピオンになるだろう、なんて予想を書いておりました。

ところが、難癖のつけようもない、何の文句もない、見事な勝利で王座戴冠となりました。

試合はほぼYOSHI-HASHI選手を中心に回っていたと思います。

そして、それが全く違和感がありませんでした。

不思議な力が働いて、モヤモヤしながらの王座戴冠だろうな〜と考えていたところもありましたが、ここまでしっかりとした勝利を見せてくれたら、何も言えません。

ホントに素晴らしい勝ちでした。

しかも、その勝利を負けたタイチ選手が称えるというのがまたシビレました。

漢だ!

後藤&YOSHI-HASHIはこれから一体どんな防衛ロードを見せてくれるのでしょうか。

大変楽しみになる試合でした。

あ、もうYOSHI-HASHI&後藤と呼ぶべきかな?

50周年という節目

2番目に楽しめたのはIWGP世界ヘビー級選手権試合の鷹木信悟 vs オカダ・カズチカです。

オカダ選手には入場でやられました。

第0試合のニュージャパンランボーで炎の飛竜・藤波辰爾選手が登場しまして、久しぶりにガウンを着た選手を見て、やっぱりガウンって良いな〜と思っていました。

その記憶がまだ新鮮な内に、オカダ選手のニューコスチュームがガウンだったのですから、歴史は紡がれ、ちゃんと伝統が受け継がれているということがわかりまして、嬉しくなりました。

ちゃんとオカダ選手はオッサンのファンのことも視界に入れてくれていると。

近くでオカダ選手の写真を撮った方のTwitterを見たのですが、オカダ選手のガウンの模様、よく見れば新日の年表になっているみたいです。

この50年の歴史を全部背負って闘うことを表しているのでしょう。

この入場だけで、こりゃもうオカダ選手の勝ちだろう、と思ってしまいました。

ただ、試合中にも実況でおっしゃっていたようにもうここ10年、オカダ選手がずっとトップに居ます。

オカダファンとしては良いんですけども、全体的なことを考えると素直に喜べない部分もあったりします。

オカダ選手を脅かす存在が現れてくれないと困るわけです。

ま、それがウィル・オスプレイ選手なんでしょうけど、そこは日本人で出てきて欲しいところです。

いずれにしても鷹木選手はこのタイミング(50周年イヤー)ではお呼びでない感がありました。

試合そのものは、ボク的には思ったほど盛り上がらなかった印象です。

満点が5つ星だとすると3.5星というところでしょうか。

何か新しいものをビッグマッチでは期待してしまうんですが、両者ともそれがなかったのが物足りなさを感じてしまったところです。

入場がピークでそこから入場のインパクトを超える何かを見せてもらうことはなかったというところです。

それに何となく、終始鷹木選手に元気がなかったような気もします。

負けちゃうのはホントにショックだったんでしょうね。

試合後、権利証代わりに持って入場していた4代目のIWGPヘビーのベルトとのお別れの儀式がありました。

これも良かったです。

4代目のベルトを持ち出して何がしたいのかよくわからなかったんですが、タイトルの名称とベルトが急に変わりましたよって言われてもオカダ選手的にはずっと受け入れ難かったということで、お別れ会をやって区切りをつけたいってことだったんですね。

でも、アレにお別れしたら飯伏幸太選手の復帰を待つ証としていた部分はどうするんでしょうね?と思っていたらバックステージで

あと一個だけ、飯伏さんへの思いってのは別に変わらず、このベルトに変わったもんだと思っていてください

出典:新日本プロレスリング公式サイト

その事も忘れてなくて良かったです。

飯伏選手の復帰はまだ掛かるんでしょうか?

一方、オカダ選手を応援しておきながらなんですが、試合後のバックステージの鷹木選手は気の毒な感じがしました。

せっかくチャンピオンになったのに、イチャモンをつけられ続けた日々。

誰にも文句を言わせない形での、正真正銘の王者になりたかったと思いますしね。

全部コロナのせいです。

ただ、コロナのおかげでチャンピオンになれたという部分もあるので、次は正規ルートでチャンピオンになって欲しいです。

ただお鉢が回ってくるのは、ずいぶんと先のことになるでしょう。

キャッチルールで観たかった

さて、最後に取り上げるのはスペシャルシングルマッチの柴田勝頼 vs 成田蓮です。

柴田選手が出てくるだけで、お腹いっぱいという感じではあったんですが、実はキャッチレスリングルールというのにも興味がありましたので試合直前でルール変更になったのは、かなりガッカリしました。

試合前にルールの説明がリングアナからあって、ワクワクしていたんですよ。

打撃はなしって言ってたのに、柴田選手がレガースを履いてたんで「あれ?」と思いました。

結局以前とほぼ変わらぬ柴田選手の姿が見られたことは良かったです。

でも、キャッチレスリングルールという形式が新しい流れ(キャッチレスリングルールで争うベルトとか)として定着するのも面白いだろうな〜と思っていたので、残念な気持ちのほうが強いです。

あと通常のプロレスルールならば、ポイントは柴田選手の頭部への打撃が成田選手が繰り出せるか、また柴田選手が頭突きをやれるのかというところですね。

でも、さすがにそれはなかったです。

それを避けても柴田選手を活かせるルール、それがキャッチレスリングルールだと思っていたので、通常のプロレスルールでやるんだったらそれをやらないと意味がないと思います。

大ケガで休んでいたことはみんな知っているのですから、ケガする前の柴田選手を見せようとするのではなく、新しい柴田選手で良かったんですがね。

だからキャッチレスリングルールがいいんです。

相手をした成田選手ですが、せっかく久しぶりの日本のリングだったのですが、イマイチ成長の跡を見せつけることは出来ませんでしたね。

柴田選手の復帰を盛り上げるためだけに出てきたということでしょうけど。

プロレスラーだったら、復帰戦の柴田選手を踏み台にして自分が目立ってやろうという姿勢で良かったんじゃないでしょうか。

柴田選手に先駆けて串刺しドロップキックをやったり、PKをやったりしても良かったと思いますし、長らく休んでた選手なんだから、勝っちゃっても良かったんじゃないかとも思います。

カウンターのフロントスープレックスを決めることが出来ませんでした。

下手こいて頭から落としちゃったら大変なことになるということだったんじゃないかと思うんですけど、ここは意地でも成田選手にぶん投げてもらいたかったです。

柴田選手を見られたらそれでいいと思っていたのですが、やっぱり見られたら見られたでもっともっとと思っちゃいました。

次はキャッチレスリングルールでしっかりやって欲しいです。

ジュニアとNEVERも少し

最後の最後に少しだけ。

IWGPジュニアヘビー級選手権試合のエル・デスペラード vs 高橋ヒロムですが、ボクはこういう試合があんまり好きじゃないです。

展開もオチも。

30分じゃ決着付かないぐらい実力が拮抗しているということだったはずですが、16分18秒で決着付いちゃったら、それはどうなのよ?と思っちゃいません?

バックステージのコメントを読むと、本人たちはもっとコッテリと闘いたかったけどもやらせてもらえなかったという感じにも受け取れますね。

新日的にはデスペラード vs ヒロムに価値を見出していないということですかね。

むしろコッテリやってメインにプレッシャーかけても良かったんじゃないでしょうか。

そしてNEVER無差別級選手権試合の石井智宏 vs EVILですが、これはマズいです。

何がマズいかというと、ハウス・オブ・トーチャーや、EVIL選手がヒートを買ったりするなら、ヒールとしての仕事をしっかりやれたということになるので良いんですけど、Twitterを見ていますと怒りの矛先が新日に向いちゃっているところです。

せっかく50周年イヤーという節目を迎えて、盛り上がりに欠けるハウス・オブ・トーチャーをマイナーチェンジさせて盛り上げることが出来るチャンスだったのに、またこんないつもと変わらぬ試合をやらせるなんて新日は何を考えているんだ?という怒りでしょう。

石井 vs EVILというカードはその気になれば、この日のベストバウトどころか、年間ベストバウトだって狙えるカードです。

こんなしょうもない仕上がりにして、ただただフラストレーションを溜めるだけになって、本当に後でこのフラストレーション解消が待っているんでしょうね?と。

NEVER6人でハウス・オブ・トーチャーが単に負けるだけでは収まらないほどのお客さんの怒りが充満していることを認識しているんですかね?

50周年イヤーに暗雲が立ち込めました。

さて、今回の動員は12,047人ということで、昨年より落ちてるんだそうです。

これはどう評価されるんでしょうね。

ボクは少な!と思っちゃいました。

ともかく今後のYOSHI-HASHI選手が楽しみです。

それではまた。

ありがとう!


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