元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
昨日に引き続きまして名古屋大会の感想です。
元気ですか〜?!どうも、ろけねおです。やっと観れました、スターダム名古屋大会。いつもなら3試合をピックアップして感想を書くんですが、今回はどの試合も面白かったので全試合の感想を書きます。そもそも長くなりがち[…]
創立11周年記念 NAGOYA SUPREME FIGHT 2022 〜名古屋どえりゃ〜!スターダム〜
後半はシングルマッチが多めでございます。
どの試合もこれまた面白かったです。
新日よりも圧倒的にワクワクさせられてます。
またひめかが負けるのね
まずはゴッデス・オブ・スターダム選手権試合、葉月&コグマ vs 舞華&ひめかです。
ちょっと気になったのは葉月選手の動きです。
ちょっとだけもっさりしていました。
特に舞ひめの2人ともロープワークが速いし、コグマ選手もハイスピードの選手なので機敏に動けますので、そういう部分でのもっさりも感じます。
それ加えて技を出すタイミングだったり、相手とのリズム感だったりがどうにもしっくり来てないような感じがもっさりを演出してしまっているように思いました。
もしかしたらあえてそう動いているのかも知れません。
それはスターダム生え抜きのリズムで、ヨソから来たやつには合わせないという意思表示にも思えてきます。
そんなもっさりも、技のチョイスやカットのタイミング、感情を表に出すことで葉月選手の味に見えてきました。
タッグチームとして完成度は贔屓目に見てるでしょうけども、舞ひめのほうが上でした。
どこを切り取っても負ける要素なんか一つもないように見えました。
でも勝てないのは、アーティストのチャンピオンだからなのかな、と自分を納得させております。
問題はひめか選手の丸め込みに異常に弱いことです。
またしてもこの問題が露呈してしまいました。
これは、ひめか選手がちゃんと3カウントを取られてしまうのは横綱クラスの選手でないと説得力がないということだからです。
葉月&コグマには、ひめか選手から完璧な3カウントを取る技がないということですが、それならば舞華選手が同じく丸め込まれて負けても良いはずなのに、なぜひめか選手が犠牲にならなくてはならないのでしょう。
これはひめか選手のように大きい選手は細やかな動きが出来ないという印象操作です。
ひめかファンとしましては、本当に悔しい事態です。
今や丸め込まれると負けるというイメージがついてしまっているので、タイトルマッチで丸め込まれるともうダメだと思うようになってしまいました。
結果を知ってから観てはいましたが、コグマ選手が派手に回転させられた直後でしたから、すぐに「あ、これで負けた」とわかりました。
この後に30分フルタイムドローが控えているので早めに終わりたいというのもあったのかも知れませんが、あともうひと盛り上がり、ふた盛り上がりあるカードだけにちょっと残念でした。
それにしてもガッチリキャメルクラッチ貰ってるのに「クマー」とやられて嬉しそうだった舞華選手がとってもかわいかったです。
ウナギの勝ち
続きましてはワンダー・オブ・スターダム選手権試合の上谷沙弥 vs ウナギ・サヤカです。
上谷選手は入場からずっと王者であることを見せつけるような振る舞いを心がけていたように見えました。
立場が人を育てると言いますが、今のところまだこれは「王者風味」でしかありませんでした。
それは試合が雑だったからです。
タイトルを奪った中野たむ戦はここまで雑じゃなかったと思うんですが、上谷選手の試合にはムラがあるんですかね。
特に打撃がほとんどダメだったと思います。
逆にウナギ選手の技は丁寧で的確でした。
なんかまた変な名前がついてたようですが、ストレッチプラムのようなドラゴンスリーパーのような技を出してましたね。
手足が長いので絞め技はいいと思います。
どんどん使って欲しいですね。
特に良かったなと思ったのは、城門突破でしたかね?あのブレードランナーみたいな技ですが、異なるシチュエーションで3回出したところです。
そういうのをしっかり用意してタイトルマッチに挑んでるんだなと感心しました。
上谷選手の攻め手はほぼほぼ出来上がっている感じなので、いつもの技をいつものように繰り出す(打撃に関してはそれも出来なかったんですが)ことしかやってない感じでした。
こういうのを見ると、どっちがチャンピオンとしてふさわしいのかわからなくなります。
最後のフェニックス・スプラッシュはニードロップになってましたね。
距離感をミスったんでしょうが、エゲツないことになってしまったウナギ選手が心配になりました。
あれをしっかり受け止められるだけの選手だということで、これはもうウナギ選手の勝ちで良いんじゃないかと思った試合でした。
別にやらなくていい試合なのに
続きましてはワールド・オブ・スターダム選手権試合挑戦権争奪マッチの岩谷麻優 vs ジュリアです。
両国国技館大会は2daysなので、それぞれが順番に赤いベルトに挑戦すれば良いんだから、何も闘う必要はないのに闘った変なシチュエーションの試合です。
それで30分フルタイムドロー。
ジュリア選手はアゴにケガまでして、とにかく気の毒な試合でした。
ボクは基本的に決着がつかない試合は嫌いなのですが、これは決着つけたらダメなシチュエーションだったわけですから、よくぞここまでやってくれたとスタンディングオベーションしたいぐらいでした。
特に岩谷選手が良かったですね。
入場から良かったです。
和風のコスチュームも良かったのですが、虎のマスクやめたのは正解だと思います。
アイコンの風格も感じられました。
今まで岩谷選手をそんなに評価してなかったのですが、この試合は文句のつけどころがない闘いっぷりでこの人がスターダムの中心選手なんだなぁと今更ながら気付かされました。
特に打撃がいちいちエグかったです。
ジュリア選手は「美しき狂気」と呼ばれますが、狂気を感じるのは岩谷選手のほうでした。
これはジュリア選手には悔しいところでしょう。
ちょっと2人が噛み合わないところがありましたが、どうしたんでしょうね。
噛み合わずになんか変な間ができた時にジュリア選手は珍しくハイキックを出しました。
もしかして、密かに朱里選手に打撃習ってたりするんでしょうか。
次の朱里戦で本格的にお披露目されるかも知れませんね。
MIRAIは本物
最後はワールド・オブ・スターダム選手権試合の朱里 vs MIRAIです。
早くも赤いベルト戦でMIRAI選手を使うのはちょっともったいないんじゃないかと思ってましたが、これより下で使うことのほうがもったいなかったです。
フューチャー圏内のキャリアでここまでやれるなんて凄過ぎます。
ロープワークはムチャクチャ速いし、技はいちいち重いし、柔道出身だから上半身のサブミッションしかないのかと思えば、足関節でエスケープ奪うし、
※週刊プロレスによると、総合の練習もなさっているそうでこれが「格闘プリンセス」の称号を与えられた理由なんですね、きっと。
飛び技も完璧に決めて見せました。
たまたま朱里選手がチャンピオンだったから戴冠出来ませんでしたが、他の選手だったら一発で取られててもおかしくないと思わせる選手でした。
この試合ではこれまで開ける必要のなかった引き出しを開けて、朱里選手を追い込みました。
だけど、朱里選手が負けそうな雰囲気にはなぜかなりませんでした。
器のデカいチャンピオンです。
少なくとも今年いっぱいは朱世界のままになりそうです。
MIRAI選手は今後どうするんでしょうか。
白のベルトならすぐに取れそうです。
まさにMIRAI選手は本物でした。
それではまた。
ありがとう!