元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
やっと観れました、スターダム名古屋大会。
いつもなら3試合をピックアップして感想を書くんですが、今回はどの試合も面白かったので全試合の感想を書きます。
そもそも長くなりがちなんですが、全試合となると自分でも読むのが面倒になる長さになりますので、今回は前半の4試合だけを書きます。
創立11周年記念 NAGOYA SUPREME FIGHT 2022 ~名古屋どえりゃ~!スターダム~
今大会を観てしみじみ感じたのは、選手の質が、試合の質が数年前とは比べ物にならないほど上がっていることです。
スターダム以外の女子プロレスを観たことがないのですが、他の団体もこのぐらいのことはやっているんですかね?
なかなか出来ないんじゃないでしょうか。
それでは振り返ってまいりましょう。
向後桃さっそく勝利
まずは第0試合の5WAYマッチ、向後桃 vs 鹿島沙希 vs フキゲンです★ vs 琉悪夏 vs 吏南です。
最初に向後選手がマイクアピールしてオーバー・ザ・トップロープルールを採用してもらったことで一気に試合に面白味が増しました。
STARS1人に対して大江戸隊4人ですから、こんな不利な状況はないわけです。
こんなのどう見ても向後選手が集団リンチで終わってしまうじゃないかと思っていたところ、上手く立ち回れば向後選手が勝つことも充分有り得ます。
どっちにも勝てる要素があるというだけで試合の期待値は上がるのです。
そうは言っても向後選手はフューチャー圏内の新人扱いですから、4人相手の、しかも普段から集団行動を得意としている大江戸隊の皆さん相手に、上手く立ち回るなんてことが果たして出来るのか?
とちょっと思ったのですが、心配ご無用でした。
見事に立ち回りました。
最初の「かかってこいや〜」から最後まで向後選手に釘付けでした。
モタモタするようなところもほとんど感じられませんでした。
スターダムにやってきて、なかなか勝つことが出来ない選手もいましたが、あっさり勝っちゃいました。
これは葉月選手も育て甲斐があるでしょう。
向後選手の今後がめちゃくちゃ楽しみになりました。
レディ出し切れず
続きましては第1試合のフューチャー・オブ・スターダム選手権試合、羽南 vs レディ・Cです。
ベルトを戴冠したばかりなので、おそらく羽南選手が防衛するだろうな〜とは思っていたのですが、何よりレディ選手が持っているものを全てぶつけた!という風には見えなかったのが、それが残念でした。
また羽南選手も若干バタバタしているという感じがしまして、タイトルマッチにはちょっとなってなかったかな、と思いました。
これは場数を踏むことで解消されていくことだとは思いますし、なんせ17歳でしたかね?これからです。
いずれにしても、伸び代しかありませんから期待しましょう。
それより、やっぱり新人とはいえ、遅いスタートだったレディ選手はそんなに悠長に構えているわけに行きません。
何が何でもこの小娘をグチャグチャにしてチャンピオンになってやるというような感情をムキ出しにしないと盛り上がりません。
それと技を出すタイミングがどれもちょっと早い気がします。
試合時間から考えるとベターだったのかも知れませんが、観てる側的にはまさかタイトルマッチが5分ほど終了するとは思ってませんからね。
前から書いてますけど、チョークスラムはもうちょっと大事にして欲しいです。
最後のバックドロップホールド、あれは一回河津落としで切り替えしたら、オッサンファンはシビレたんですけどね。
レディ選手は好きなので、益々の活躍期待しております。
プロミネンス登場
フューチャー戦のあとに何の音もなくプロミネンスが登場しました。
今はプロミネンスだとわかってますが、もしボクが現場にいたら全員ジャージを着てはりましたし、全員の顔を知りませんので、フューチャーの後だしスターダムにこんなにいっぺんに練習生が入ったんか、と思っていたかも知れません。
せっかく名古屋までお越しなったわけですから、何か音楽をかけてから派手に登場させてあげればいいのに、と思いました。
鈴季すず選手だけが感情が昂ぶっているようでしたね。
ジュリア選手は申し訳なさのほうが先に立っているようで、気が済むまで殴ればいいさ、ってな感じにも見えました。
あんなに早く引き上げずに、ひとまず全員自己紹介ぐらいしたら良かったのに、と思いました。
スターダムの生え抜きここにあり
続きましては林下詩美&AZM vs 渡辺桃&スターライト・キッドです。
全員非の打ちどころのない素晴らしいタッグマッチでした。
プロミネンス一色になってしまうところをこのタッグマッチで打ち消せてたんじゃないでしょうか。
全員がスターダム生え抜きとあって、これまでだったら技の雑さが鼻についていたんですが、この試合は一切ありませんでした。
この試合を観て、スターダムはレベルが上がったなぁと凄く感じました。
特に大江戸隊の2人は何もかもが丁寧で美しく、説得力のある技を繰り出していました。
縦回転のマジックキラーみたいな技はホントに素晴らしかったです。
あの1発で今年のベストタッグは桃&キッドで決まりで良いんじゃないかとすら思いました。
さらにこのところのキッド選手のリング内外での活躍もまた今年のMVP候補レベルです。
今、キッド選手に足りないのは出そうとなさっているようですが出てないセクシーさだけだと思います。
あ、個人的には雪崩式スパニッシュフライの「エターナル・フォー」という名前は、あんまりカッコ良いとは思いませんでした。
麺を永遠に食べるのかな?とか思ってしまいました。
ところで桃選手は、ここに来て一回り大きくなりましたかね?
絞ってカッコいいヒールになって欲しい気持ちがあったんですが、女子のヒールといえば昔から肥えてる人がやるもんですから、むしろもっと肥えてしまうのも良いんじゃないかと。
Netflixでダンプ松本選手の若き日を描いたドラマが作られるそうで、主演がゆりやんレトリィバァさんが役作りのために相当肥えなければならないというニュースを読んだのです。
桃選手もダンプ選手の役割は現在欠場中の刀羅ナツコ選手に任すとして、クレーン・ユウさんぐらいに大きくなったら良いんじゃないかと思いました。
キッド選手とは反対に、AZM選手は見るたびにセクシーになっているような気がします。
女の人ってある日突然急に大人になるものなんですね。
テクラが良過ぎる
今回の最後はSWA世界選手権王座決定戦、白川未奈 vs テクラです。
白川選手も悪くなかったんですが、テクラ選手が良過ぎました。
ライバルになるにはまだ差があるかな?と思いましたね。
オリジナリティ溢れる技などによる攻めの素晴らしさはすでに認識していたことでしたが、こうやってシングルだと受けもまたしっかり観られるますから、やっとちゃんとテクラ選手が観られた感じがします。
そして、受けもしっかりやっておられて、これは長期政権もあるかもです。
白川選手はインプラントDDTの何段活用もするところが見せ場だと思うんですが、今回は2段階に留まりましたね。
これでは勝てません。
また、前哨戦で決めたグラマラスコレクションMINAは出せませんでした。
これを1発挟んでからのグラマラスドライバー狙いの流れだったら、もっとワクワクしたでしょう。
第4試合ですし、そんなコッテリした攻防はせずにあっさり終わって下さい的な指令が出てるのかも知れませんが。
白川選手はなかなか頑張っているとボクは思うんですが、これまでほとんど報われてません。
もう一工夫いるのかな?
コーナーからのダイビングエルボーバットやローリングエルボーなどエルボーもいろんなタイプをお使いになりますが、これが常にクリーンヒットするようになったら、もう一つ上のステージに行けるかな、という気がします。
テクラ選手、次は誰と闘うのかな?
プロミネンスの人と防衛戦やっても面白いかも知れませんね。
それではまた。
ありがとう!