元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
新日の契約更改シーズンですね。
毎年、この辺りで誰かがいなくなるんですが、コロナで外国人選手がそもそもそんなに出てなかったので、誰がいなくなっちゃったのかわかりにくくなっています。
ひとまず日本人選手で他所に行く人はいないっぽいですね。
新春黄金シリーズ
懐かしいシリーズ名なんですけども、実はあんまりボクはピンと来てません。
「新春」と「新日」があんまりつながってないんです。
ドーム大会を正月明けに開催してからは、「新春」と「新日」はつながってるんですが、それまではお正月とかに新日がなにかしていたイメージがないです。
正月のプロレスと言えば、全日のゆるゆるのバトルロイヤルを思い出します。
今回は印象に残った3試合を振り返ってまいります。
マスター・ワトが微妙
まずはIWGPジュニアヘビー級選手権試合の前哨戦であるマスター・ワト&田口隆祐&天山広吉 vs エル・デスペラード&金丸義信&DOUKIです。
ドーム大会でワト選手がデスペラード選手からまさかのギブアップ勝ちをしたということで、タイトルマッチが組まれました。
ワト選手にとっては初のタイトルマッチということで、たいへん張り切っているんだろうな〜ということはわかるのですが、どうもデスペラード選手にはピンと来てない様子です。
試合はワト選手がデスペラード選手の目の前で、DOUKI選手を新技のベンダバールで仕留めてみせましたけども、デスペラード選手とは噛み合わなかったですね。
見せつけての勝利というのは良い流れだったんですけど、多分試合前にこれを言おうという言葉を決めていたんですかね?変な空気になりました。
デスペラード選手もどうタイトルマッチを盛り上げていけば良いのか、困っているという感じでした。
本人的には感情を表に出しているつもりなんでしょうが、観てる側や対戦相手からすると「?」となります。
ここがワト選手の最大の弱点でこれが解消されないと、多分チャンピオンにはなれないでしょうね。
ワト選手の場外への飛び技といえば、これまではトルニージョだったわけですが、この試合ではノータッチのトペ・コンヒーロでしたね。
これを解説のミラノ・コレクションA.T.さんがスゴくホメてらっしゃいました。
美しく決まっていたのは間違いないのですが、解説者が必要以上にホメている時は、技そのものは良いけど試合全体でいうとイマイチの仕上がりのときなんじゃないかと思っています。
ワト選手は技一つ一つは良いけども、試合としてみた時はイマイチであると常々思っていたのですが、ミラノさんの解説できっとミラノさんも同じ思いであると確信しました。
※もちろん、ミラノさん本人に確認をとったわけではありません。ボクの妄想です。
試合の流れもそうですが、これまでビッグマッチに至るストーリーを上手に盛り上げるということが出来てません。
さ、今回はどうでしょうか。
微妙なワト選手ですが、デスペラード選手相手に何か掴めると良いですね。
大岩陵平が素晴らしい
そして大岩陵平 vs 高橋ヒロムです。
試合前ヒロム選手が面白い提案をしました。
ヒロム選手が被ってきたマスクを、大岩選手が剥がして素顔が出ちゃったら、お年玉として1万円もらえるというものです。
ボク的にはマスクをしっかり剥がして負けはしたけどもお年玉は貰えた、という結果を期待していたのですが、ただ負けただけでしたね。
内藤哲也選手も年俸が24%下がったということですから、活躍していたヒロム選手でさえも、年俸はそんなに上がってないのかも知れませんね。
つまりリアルな1万円を渡せないぐらいの懐事情なんでしょう。
しかもマスクを2枚被ってくるという暴挙にまで出て1万円を守りにくるんですから、かなり厳しい契約更改になったことが想像出来ます。
そんな夢のないことを新春からやってくるヒロム選手なんて大岩選手にボコボコにしてもらいたかったんですがね。
でも、チョップ合戦も全く怯まなかったのは、本当に素晴らしいかったです。
イケイケーと声が出ました。
新日を背負って立つ選手になりそうな予感がしました。
いつかヒロム選手をボコボコにするはずです。
中島佑斗が素晴らしい
最後は中島佑斗 vs グレート-O-カーンです。
第1試合がボク的にはいちばんインパクトがありました。
きっと-O-カーン選手はもっと一方的に中島選手をブチのめしてやろうと考えていたんじゃないでしょうか。
ゴング前にヤングライオンに仕掛けるという、かなりみっともないマネをしたのは、圧倒的な力を見せつけるための演出だったはずです。
それが中嶋選手は全然押し切られないんです。
グラウンドの技術においては、新日の中でも上位にいると思わせれる-O-カーン選手にしっかり対抗出来ていたように見えました。
感動しました。
最後は腕ひしぎ十字固めで-O-カーン選手がサラッと勝ちましたが、-O-カーン選手にとって悔しい内容だったと思います。
本当に今のヤングライオンたちは頼もしいです。
まだ何十年もプロレスを楽しむことが出来そうです。
それではまた。
ありがとう!

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