元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。
昨日から新シリーズが始まりました。
目玉はNEVER6人タッグとジュニアタッグということになると思うんですが、ボク的にはなんと言ってもヤングライオンの上村優也選手と辻陽太選手のそれぞれのシングルマッチが目玉です。
開幕戦からいきなり、上村 vs 鈴木みのると辻 vs 棚橋弘至というたまらないカードですから、嬉しくなります。
KIZUNA ROAD 2021
それでは振り返っていきますが、第1試合と第2試合の感想はあとにして、それ以外のことを少しだけ触れます。
第3〜5試合について
いずれも今後が楽しみになる序章になってます。
NEVER6人の東郷を見たい
まずは第3試合のNEVER6人タッグの前哨戦ですが、石井智宏選手とディック東郷選手の絡みが刺激的でしたね。
東郷選手は試合会場には現れても試合することは少ないので、6人タッグに絡むことで、東郷選手の試合がたくさん見られるというのが嬉しいです。
しかもこの試合を観てますと、東郷選手のコンディションがとっても良さそうです。お金の取れるセントーンはもちろんのこと、トラースキックもヒジョ〜に美しかったです。
CHAOSサイドがこの6人タッグの面白さを認識させてくれたので、V5と今のところ最多防衛記録を更新中ですし、今後も更新して欲しい気持ちもあります。
でも、東郷選手にチャンピオンになってもらって、もっとたくさん東郷選手の試合が観られたらいいなと思わせる試合になってました。
解説のライガーさんが、長く捕まるのがYOSHI-HASHI選手の悪い癖だ、なんておっしゃってましたが、それがYOSHI-HASHI選手の役どころなんで、何を言ってるんだろうと思いました。
やっぱりライガーさんの解説はないほうがいいです。
ボクにはいつも的外れな指摘ばかりに聞こえてしまいます。
オカダが心配
次は第4試合の6人タッグマッチですが、こちらはジュニアタッグの前哨戦です。
それでもやっぱり気になるのは、この前の大阪城ホールでネガティブなコメントばかりだったオカダ選手です。
いつもと変わらぬ元気な姿に見えましたが、試合後胸をしきりに気にしておりまして、やはり呼吸が苦しいのかな?と思わせました。
オカダ選手と同じくコロナに感染したというタイチ選手やエル・デスペラード選手の動きが、この日見る限りでは、以前と変わらない感じになってきたのに、オカダ選手にはまだそのダメージが残っているのかも知れません。
また、腰もちょっと痛そうな感じでしたし、かなりコンディションが悪いんじゃないでしょうか。
もう試合をしながらの治療では、4番に返り咲けなくなっちゃったのかもと考えちゃいます。
しかも試合に勝ったのにノーコメントでしたし。精神的にもキツいんでしょうか。
とにかく心配です。
金丸の名人芸にシビレた
メインは鈴木軍とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの8人タッグマッチです。IWGPタッグの前哨戦の意味もあるのかな?
タイチ&ザック・セイバーJr.は試合も良かったんですが、バックステージコメントが最高でした。
ザック選手の口から聖鬼軍が出たのが嬉しかったです。
最後はIWGP世界ヘビー級チャンピオンの鷹木信悟選手が決めたわけですが、やられちゃった金丸義信選手の受けっぷりが、本当に素晴らしかったです
あれこそが名人芸です。シビレました。
藤原喜明に見えた
さて、第1試合の上村優也 vs 鈴木みのるの感想です。
以前から上村選手が希望していたカードですので、上村選手がどういう闘いを見せてくれるのかに期待しておりました。
みのる選手が第1試合にラインナップされてしまう寂しさは少しありますが、よくぞこの試合を受けてくれたと感謝したいです。
以前のみのる選手の頭は悪魔の実みたいになっていたのですが、今日は普通の丸坊主でした。
それも相まって、どことなくみのる選手の師匠である藤原喜明選手を思い出させる試合になっていました。
一本足頭突きがあれば完璧でしたかね。
いつもよりややサブミッションが多めで、上村選手の持っている技術は、たくさんあるプロレスの技術のほんの一部分でしかないってことをわからせるような、それこそきっと藤原教室ってこんな感じだったんだろうな〜と思わせるような闘いっぷりでした。
ちょっと不完全ではありましたが、みのる選手がコークスクリューシザースを出した時は嬉しくなりました。
たぶん、その気になればもっと早い時間で試合を終わらせることも出来たでしょう。それぐらい上村選手との差はありました。
きっとみのる選手は上村選手を気に入ってくれているんじゃないでしょうか。
フリーの選手なのに、新日の若手の成長を助けてくれていることに嬉しくて、泣けてきました。
また「いつでもやってやる」とまでおっしゃってくれました。吐いたツバ飲まんと、どうか上村選手をしっかり育ててやって下さい。
もう上村 vs みのるを残り全部もやってもいいくらい、何度でも見たい試合でした。
過去最高の辻
最後は第2試合の辻陽太 vs 棚橋弘至です。
ボクはあんまり二人の関係を知らなかったんですが、少し前に辻選手がこういうツイートをしてまして、
ついにきた。#njpw #njkizuna pic.twitter.com/0inzVuETFV
— 辻陽太 (@tsuji_njpw) June 9, 2021
これが噂の辻選手のプロレスラーになる切っ掛けの出会いなのか〜と、トキメキました。
こう言う試合の裏側にストーリーがあると、さらに試合は面白みが増します。
どこまで棚橋選手に通用するか、棚橋選手をどこまで慌てさせるか、その全てが恩返しになるのです。
みのる選手にあまり自分の技を出させてもらえなかった上村選手とは対象的に、辻選手はどんどん積極的に新技かな?を棚橋選手にぶつけてきました。
棚橋選手のウイークポイントである膝を攻撃するためのジャベや、ゴリースペシャル、コーナー最上段からフライング・ボディー・ソーセージと見事に攻め立てました。
久しぶりにジャイアントスイングまで出しました。
たぶん、過去最高の辻選手だったと思います。やれることは全部やったんじゃないでしょうか。
そこまで受け止めた棚橋選手の姿勢に、この試合も泣けました。
自分がもういい年なんで、若い人のために何かを残そうとする年長者を見ると、そっちについ感情移入してしまいます。
カッコいい大人の姿を見せたみのる選手と棚橋選手の姿勢に泣けましたし、自分もこういう大人でありたいと思う次第です。
これからもヤングライオンの2人はシングルマッチが組まれているわけですが、この2試合がもっともエモい試合になるでしょう。
ヤングライオン期間が長いけども腐らずに1試合1試合丁寧に試合をして欲しいです。
それではまた。 ありがとう!