元気ですか〜?! どうも、ろけねおです。
今回は、大阪2連戦の初日のセミとメインについて感想を書いてまいります。
SUMMER STRUGGLE in OSAKA
名勝負でした。ムチャクチャ面白かったです。せっかく大阪開催だったのに、なぜチケットを買わなかったのだろうと後悔しました。
そもそも、7月22日と23日が祝日であることを知らなかったんです。7月にそんなお休みがもらえるなんて想像もしてなかったので、この4連休、何の予定もありません。
なんで平日に2連戦なんか組んでるんだろ?なんて思ってました。
オリンピックになんの興味もないと、こういう弊害が出るということが勉強になりました。ボクが生きているうちに日本でオリンピックが開催されることはないかも知れませんが、もしもあったなら、休みになることを覚えておこうと思います。
一瞬たりとも目が離せない試合
まずはセミファイナルのSANADA vs ザック・セイバーJr.の至極のテクニック合戦です。
リアルタイムで観ていた時は、何度か目を離しているうちにいろんな事が起こってまして、モヤモヤを残した状態でした。
それですぐさま、もう1回、もう2回と見直しました。
結局、観ててもよくわからないことがいっぱいでした。感想も結局のところ「凄い」としか書きようがないのです。
別にこのブログをしっかり読んでもらわなくてもいいので、今すぐ、観られるのならば、この試合を観て欲しいという気持ちになりました。
これぞ究極のプロレスの一つでしょう。
解説のミラノコレクションA.T.さんは現役時代、屈指のテクニシャンでした。そのミラノさんが、解説できないとか、こんな技術があったのか、とか言い出す試合なんです。
プロレスは日々進化してるんですね。
これは後に、SANADA選手とザック選手の解説付き動画を配信してもらわないとダメなんじゃないでしょうか。
少なくともプロレスの教科書があったら、この試合の分析は絶対に収録して、現在プロレスラーとして飯を食っている人、プロレスラーになろうとしている人、プロレス関連で飯を食っている人は勉強しておかないとマズいと思います。
ボクもぜひ勉強したいので、両選手による解説書付きDVDとか発売して下さい。
納得のドロー
結末もドローということで、本来ならガッカリするもんなんですが、この2人なら致し方なしだな、と思わせました。
たぶんダブルフォールがなかったら、60分フルタイムしかなかったんじゃないですかね。
セミファイナルでフルタイムなんてやったらダメですから、ダブルフォールでドローという選択肢しかなかったんでしょう。
納得のドローでした。
G1でまた組まれたら、今度はどんな結末を用意してくれるんでしょうね。次は30分ですから、時間切れドローの可能性は高い気もしますが、我々の想像の上を行く極上の結末をきっと用意してくれると思うので、それに期待したいです。
何度でも楽しめる試合でした。
SANADA選手とザック選手には感謝しかありません。
かち上げエルボー
通常、セミファイナルで名勝負が繰り広げられてしまうと、メインに出る選手が気の毒だな〜と思うものなんですが、セミが特殊な試合だったので、そこまで気の毒な気持ちにはなりませんでしたが、しょうもない試合にしてはいけませんから、それなりにプレッシャーはあっただろうな〜と思いました。
メインは内藤哲也 vs タイチです。
セミがドローに終わったわけですから、メインはまず間違いなく決着がつくだろうと思いました。
そうなった場合、後にドームでのタッグ選手権試合が控えているわけですから、この試合で勝ったほうはドームで負けるということなのかな?と考えました。
すると、ドームではタイチ&ザックのデンジャラス・デッカーズに勝って欲しいので、ここは内藤選手が勝つほうが良いだろうと思って観てました。
実際、試合はその通りになりそうな展開でした。
リバースヘッドシザースと呼べば良いのかな、きっと内藤選手も初めて出した技なんじゃないかと思いますが、アレが炸裂して、バレンティアとつないで、デスティーノの体制になった時は、やっぱり内藤選手が勝つよな〜と思いました。
ところがここから大反撃です。
デスティーノをしのいだら、なんだかんだで立ち会いからのかち上げエルボー。ちなみにこのエルボーは、ワールドではタイチ選手が奥で内藤選手が手前という位置関係で観ることになったのですが、横から観たかったですね。実に残念。
そしてこのエルボーの後にデンジャラス・バックドロップからの天翔十字鳳と立て続けに炸裂。正調ブラックメフィストがしっかり決まってタイチ選手が勝ちました。
畳み掛けられたのを阻止して、逆に畳み掛けて倒しました。完勝です。
ボクはよく覚えてませんが、ミラノさんの話によるとタイチ選手はアイアンフィンガー利用でしか内藤選手に勝っていないそうですから、これでタイチ選手は大関昇格です。
つまり内藤選手とタイチ選手が同格になったのです。嬉しい!
それにより、ここからが新たなスタートという感じがしましたので、ここで勝ってもドームでタイチ選手が勝つということは充分にありそうな気がしてきました。
セミとはぜんぜんタイプの違うの試合ではありましたが、こちらも負けず劣らずの名勝負でした。
これはライブで観ておくべき試合でした。
それではまた。 ありがとう!