元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今日は本当は違うことを書こうかと思っていたのですが、書き出す直前にジュリア選手の異端ビュー記事を読んでしまいまして、本当に素晴らしかったので、「素晴らしかった」と残しておきたいと思ってしまいました。
Number Web
雑誌のNumberでも時々プロレスが取り上げられたら買って読みますが、
ウェブ版もプロレスラーが出てくると必ず読みます。
あ、よく知らない人は読みません。
今回はジュリア選手のインタビューでしたので、朝ごはんを食らう前に読み始めたら面白くて朝ごはんを食べる時間が極端に短くなってしまいました。
鳥肌が立つほど嫌い
前編後編とわかれておるのですが、前編から読み出すと間違いなく後編も読みたくなる作りになっております。
ということでまずは前編はこちら。
26選手出場、開催期間丸2カ月という大規模なリーグ戦「5★STAR GP」を制したのはジュリアだった。スターダムに参戦し…
前編はジュリア選手が優勝した『5★STAR GP 2022』を振り返るという内容になっております。
選手が本当のところどういう気持ちであの試合、この試合を闘っていたのかなんて知る由もないんですが、それを赤裸々に語られております。
ジュリア選手がどういう気持ちを胸にリングに上っていたのかを少し知った上で、もう一度試合を見直してみるときっと最初に受けた印象とは違うのものに観えるだろうな、と思いました。
ボクはジュリア選手のことは、スターダムにやってきたことをきっかけに知ったわけで、それ以前のことは全く知りません。
特に過去のことには興味もなかったので、調べたりとかもしてません。
ゆえに鈴季すず選手との因縁?はなんだかよくわからなかったんですが、このインタビュー以外でも週刊プロレスのインタビュー記事だったかでも読みまして、ジワジワ理解しだしてます。
だから、もう少し2人の関係のことを知ってから、『5★』の最終公式戦のジュリア vs 鈴季すずを見直してみようという気持ちになりました。
前編で衝撃的だったのは中野たむ選手のことを
私はたむみたいな奴が鳥肌立つほど大嫌い
引用:Numer Web
と語っていたところです。
ここまで嫌ってたのか、という驚きです。
鳥肌が立つほどってのはなかなかやな〜と思いました。
鳥肌が立つってのは、一瞬そんなにたむ選手のことが怖いんかな?と
※あんなエゲツない雪崩式タイガースープレックスで投げてくる人、怖いけどね。
思ったんですが、きっとそうじゃなくてやることなすこと寒いってことなのかな、と思いました。
ジュリア選手的にはたむ選手の発言から、行動から、技、試合、コスチュームのセンス、これらが全部スベっていると考えているんだろうな、と思いました。
この時に、ジュリア選手とボクのプロレス観というのか、プロレスのセンスというのか、好みか、そういうものが似てるから、ボクはジュリア選手を見るとワクワクさせられて、たむ選手のやることにはイマイチピンとこないのかな、と思いました。
意識改革
続きましては後編です。
ジュリアは2019年のスターダム移籍以降、掴めるだけの勲章を掴んできた。…
今度はジュリア選手のこれまでのプロレスキャリアのことをさらっと振り返った上で、今後の女子プロレス界はどうなっていくのか、どうあるべきかを語っておられます。
この記事の中で、スターダムに参戦したばかりの頃のジュリア選手の写真があるんですが、今と比べるとずいぶん華奢なイメージがありますね。
あの時は華奢だとは全然思ってなかったんですが、今と比べるとぜんぜん違います。
日々の鍛錬が思いっきり体に現れているんでしょうね。
思えば、ボクがスターダムを見出した頃のスターダムの選手は、プロレスラーっぽくない、ちゃんと練習してるんのかな?と不安になる感じの選手が多かったように思います。
あの時点で、団体としては6年か7年か継続していたと思うんですが、それで観るだけオッサンがこんなんでちゃんとプロレス出来るんかな〜と心配になってしまうんですから、今から思えば困った状態だったんです。
それがジュリア選手がやってきて、肉体づくりもプロレスラーがやれねばならぬことだという雰囲気を作って、今は細い選手はいますけども華奢だと思わせて不安にさせるような選手はほぼいません。
ジュリア選手は何もスターダムの底上げを狙って肉体改造に励んだわけでもないでしょうが、きっとジュリア選手がムキムキになってなかったら、飯田沙耶選手なんかも今みたいに筋肉を売りにする選手にはなってなかったんじゃないかと思います。
ジュリア選手がスターダムに来たときは、ずいぶんと酷い目にあったそうですけど、それでもめげずにプロレスラーであり続けてくれて本当に良かったと思います。
ジュリア選手がスターダムの全選手の意識改革をして、1ランク上のプロレス団体にしたと思いますし、そのおかげで才能のある選手がスターダムに集まって来ることになったと思います。
世直しは始まったばかり
ジュリア選手がプロレスを通してやりたいことは「世直し」なんだそうです。
自分がプロレスを観ることで人生が変わって、今、充実した毎日を過ごせているから、他の人にもそういう充実した毎日を過ごしてほしいということでしょうかね。
暗いニュースが多いですしね。
対世間という考え方をしているのは、ちょっとアントニオ猪木さん的で、グッと来ます。
ジュリア選手的には、きっと若い人に影響を及ぼしたいと思うんですけども、この国の世直しをしようと思ったら、ボクより上の世代が変わらないと難しいかな、と思います。
票数いっぱい持ってる老人の強い国です。
10代とか20代の人が全員くまなく選挙に出掛けても、70代80代が投票に行ったらその数で勝てないそうです。
ただ、田舎のプロレス大会の映像を見るとお客さんの中にはお年寄りも結構多いですし、今、スターダムも地方もくまなく回ろうとしてますし、先日なんてホームセンターの駐車場でプロレスしてました。
老若男女の目に触れやすくなっているでしょうから、本当に世直し出来るんじゃないかと思います。
まだ始まったばかりでしょうから、ボクがお年寄りになる頃には夢を叶えて欲しいです。
ナイスなインタビューだったので、是非読んでください。
ここまで視野の広いプロレスラーは男子を含めてもそんなにいないんじゃないかと思いました。
それではまた。
ありがとう!