全てはプロレスである!

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何でもプロレスに絡めて語る雑記ブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

初後楽園ホールはNOWだった

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

20年ほど前、東京に住んでいる友達がいたのでそこに世話になりながら、東京の至る所を観光しました。

 

そのときにどうしても行きたかったのが後楽園ホールでした。

格闘技の聖地と呼ばれる場所です。この格闘技という言葉の中にはプロレスも含まれているわけで、ここでプロレスを観戦しないと真のプロレスのファンとは呼べないんじゃないかという思いがずっとありました。

 

いつか後楽園ホールでプロレスを観戦したい。いや、ひとまず後楽園ホールに行ってみたい。そう思って後楽園ホールに行ってみたら、ちょうどプロレスの興行があったのです。それがNOWでした。

ネットワーク・オブ・レスリング - Wikipedia

第1次NOWのほうです。

 

またいつここに来られるかわからないのなら、後楽園ホールでちょうどプロレスをやっているこのチャンス逃してなるものか。どんなことをしてでも、NOWがどんな団体なのかは全然知らないけど、観るしかない。

特別リングサイドが激安

試合はすでに始まっていました。ダフ屋のオッサンが売れ残ったチケットを持っていたので、場所はどこでも良いから安くでチケットないか?と問うと、特別リングサイドのチケットが立ち見の席くらいの値段(正確な値段は忘れてしまいました)で売ってくれました。

 

後楽園ホールに入るのも夢でしたが、特別リングサイドもまた夢でした。恥ずかしながら、今の今まで特別リングサイドでプロレスを観たのがこの一回なのですから、今でもまだ夢みたいなものです。

 

それが立ち見レベルの激安。当時のNOWはまだ旗揚げ間無しであんまり人気が出てなかったのでしょうね。というか、結局大して人気が出ないまま終わってしまうんですがね。

 

それでも会場に入って手が届きそうな距離にリングがあることにスゴく感動したのをまるで昨日のことのように覚えています。

フェンスなしでジャーマン

それまで観に行ったことのあった新日本プロレスや全日本プロレスには最前列のお客さんとリングの間にはフェンスがありました。今は通常ありますけど、ファンタスティカマニアのときやスーパージュニアのときもなかったかな?あえてなくすことがあります。

 

でも、当時はどこの団体でもフェンスが普通にあるものだと思っていたのですが、最前列の前にはフェンスがありませんでした。本当に衝撃的でした。先程、リングが手の届きそうな距離にあったと書きましたけど、フェンスがないので本当に触れました。

 

誰と誰の試合だったか忘れましたけど、僕のほんの眼の前で【ジャーマン・スープレックス・ホールド】が炸裂したのです。

 

当時【ジャーマン・スープレックス・ホールド】は必殺技として輝きをなくしておりました。

新日本プロレスにスタイナー・ブラザーズという兄弟タッグチームが来日しまして、その兄であるリック・スタイナー選手が【投げっ放しジャーマン】を公開すると、

来日全外国人レスラー名鑑 リック・スタイナー

瞬く間にそれが流行りまして、投げっ放さないジャーマンはただの痛め技という地位にまで落ちてしまってました。

 

それゆえ普通の【ジャーマン】が出たって、お客さんが湧かない感じに仕上がっていたのですが、何しろ至近距離です。投げられた相手が叩きつけられた音なのか、投げた人の頭がマットに着いた音なのか、その両方なのかはわかりませんけども、どっか〜んというスゴい音がしました。

 

これが【ジャーマン】か〜と、感激しました。

 

この名も無き(僕が知らないだけ)レスラーの下手くそな【ジャーマン】ですら、この迫力なんだから、新日や全日の選手の【ジャーマン】だったら、一体どんだけエグいんだろうと想像してしまいました。

 

技に対する気持ちがガラッと変わった日でした。

出刃庖丁の上田馬之助

維新力選手やジョージ高野選手と高野俊二選手の高野兄弟とか、多分出ていたと思うのですが、サッパリ覚えてません。ひどい内容だったらきっと覚えていると思うので、単にインパクトがなかっただけなんじゃないかと思うのですが、とにかく出てたことすら覚えてません。

 

この日、唯一選手のことで覚えているのは上田馬之助選手です。

上田馬之助選手と言えば、竹刀持ってこずるいことばかりするイメージで強さを全く感じさせないレスラーでした。今で言うとタイチ選手みたいな感じかな。タイガー・ジェット・シン選手のおまけみたいだったし。

 

だけど、新日vsUWFのとき(Uインターじゃないほうです)なぜか新日軍の一員として、当時ムチャクチャ強そうだった前田日明選手の前に立ちはだかりました。

 

新日の選手を軒並みボロ雑巾にしていた前田選手のキックを、何発食らっても上田選手はケロッとしているのです。蹴られても蹴られても前に出て、最終的にその前田選手をひっ捕まえて、場外に心中した(トップロープ越しに場外に落ちたら失格のルールでした)のです。

 

その頑丈さはまさにプロレスラー。やっぱりヒールとして長く一線で活躍していたレスラーは違うんだな〜と感心させられました。

 

その上田選手が出刃包丁を咥えて出てきたのです。前田選手のキックが通じない鉄壁のボディに一撃で人をあの世に送れる出刃包丁。攻守の揃ったパーフェクトなレスラーがすぐそこにいたのですから、恐ろしいったらありゃしないのです。

 

後にFMWでチェーンソーを振り回して出てくる選手に追いかけられたりしましたけど、この出刃包丁を持った上田選手ほど怖かったことはありません。ごっつい体と出刃包丁にはそれだけの迫力がありました。

 

ただ、試合がどんな感じで終わっちゃったのかまでは覚えてないんですがね。

 

あの衝撃のNOWから僕は未だに後楽園ホールでプロレスが観れていません。今度は2階のバルコニーから観たいです。行くチャンスはきっとまたやってくると思うので、それまで待つとします。

 

プロレスって本当に楽しいですね。

 

それではまた。

ありがとう!