全てはプロレスである!

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何でもプロレスに絡めて語る雑記ブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

ウエンツさん、そりゃ黒歴史になるよね@『TIGERMASK』鑑賞文

元気ですか〜⁉︎

どうも、ろけねおです。

 

観てしまいましたよ『TIGERMASK』

アレはいつだったか、『火曜サプライズ』という番組でのことです。

火曜サプライズ|日本テレビ火曜サプライズ|日本テレビ

誰がゲストの時だったのかも忘れてしまいましたが、ゲストの方が司会のウエンツ瑛士さんにこの映画の話を振ったことがありました。その時ウエンツさんは、その話には触れてくれるな、それは黒歴史なのでやめて下さいという感じで、サラッと流していました。

 

その時初めて、ウエンツさんが出演したタイガーマスクの映画があるのかと知りました。それで調べてみたら本当にありました。

ウエンツ瑛士の実写版「タイガーマスク」がもはや黒歴史になってる - NAVER まとめウエンツ瑛士の実写版「タイガーマスク」がもはや黒歴史になってる - NAVER まとめ

※あれ?ワイドナショーで触れていたのか?僕の記憶違いだったかな?

それでいつか観よう、いつか観ようと思っていたのですが、なかなか観る機会恵まれず、時は流れて昨日ついに観ることになりました。

ウエンツ瑛士 打ち切りになった主演映画「タイガーマスク」の説明に苛立ち - ライブドアニュースウエンツ瑛士 打ち切りになった主演映画「タイガーマスク」の説明に苛立ち - ライブドアニュース

哀川翔さん、夏菜さん、釈由美子さん、平野綾さん、温水洋一さん、となかなか豪華なキャスティングですが、なんと1〜2週間ほどで打ち切られたという映画です。

思えば原作をよく知らない

僕の世代の人間の多くは初代タイガーマスクの影響でプロレスファンになった人が多いのですが、アニメのタイガーマスクを観ていた人はそれほどいないんじゃないかと思います。

 

しかも初代タイガーマスクがモチーフとしたのは『タイガーマスク2世』というアニメのほうです。

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初代タイガーマスクでありながら2世というややこしい感じでスタートしているのです。僕はこのアニメは全然見てません。さっぱりわかりません。

 

また1世のタイガーマスクのアニメ、つまり最初の『タイガーマスク』のアニメはずいぶん子供の頃ですが、観ていました。

たしか猪木さんも馬場さんも現役で、しかも同じリングで戦っていた頃が舞台でした。だから僕が観ていたのもおそらく再放送だと思うので、かなり古いアニメだと思いますが、割りと楽しんでみていたような記憶があります。

 

ただ詳しいストーリーは覚えておらず、天下のWikipediaで確認してみたところ、

タイガーマスク - Wikipedia

今回の映画が概ね原作のストーリーにそって作られたものであることがわかりました。

 

しかし、このWikipediaに書かれているストーリーはとっても短いのに、実にワクワクさせて原作マンガを読んでみたいと思わせる内容になっているのですが、この映画にはこのワクワクさせる要素が見事になくなっていてサラッとした仕上がりになっていました。

この映画を作るためにたくさんの人が関わって、おもしろいものを作ろうと必死になっていたはずです。にも関わらず、なんでこんなことになっちゃったのか不思議になる映画でした。

プロレス映画ではない

タイガーマスクのストーリーを読んでワクワクさせたところは実在のレスラーと戦うところで、馬場さんに見抜かれたり、

ドリー・ファンク・ジュニアさんとタイトルマッチをやっていたり、

ルー・テーズさんを目指したり、

と当時のプロレスファンの夢が詰まっているのような作品になっていたのではないかと思います。

 

だから、この映画も観るのはやっぱりプロレスが好きな人や好きだった人が中心になることを考えると、プロレスを全面に押し出して戦ってくれるともう少し良くなったと思います。

 

でも、地下格闘技という設定になっていまして、総合格闘技に近い感じのアクションになっています。ではしっかり総合かというとそうではなく、実況が辻よしなりさんだったりして、ほんのりとプロレスの香りがする、総合でもプロレスでもない、特撮ヒーローに近い仕上がりになっちゃっているのです。

 

たまたま僕は特撮ヒーローも好きですから、そういうものという見方をすれば良いんですが、プロレスが好きで観ちゃったらちょっとガッカリするでしょうね。

 

とはいえ、特撮ヒーローと考えてみても、なんとも中途半端な仕上がりになっているからこれまた悲しいのです。特撮ヒーローだったら、普通の格闘技やプロレスでは到底できないのような突拍子もない技を繰り出したりすれば良いのに、妙なところでリアリティを出してみたりして、特撮ヒーローに振り切れてないところが実にはがゆいです。

 

キン肉マンみたいな戦闘になったらおもしろかったかも知れませんね。

これからってところで終わる

伊達直人という孤児の少年が、いかにしてタイガーマスクになったのかを描いて、なんだかんだあって虎の穴を裏切って、とりあえず最初の刺客を倒したというところで終わってしまいます。

 

次々とタイガーマスクを倒すためにやってくる個性の強い虎の穴を刺客と対決するところを楽しみにしていたのに、そこまでは物語は進まないのです。

 

せめて、大ボスであるミスターXはきっちりとタイガーマスクが倒すものだと思っていたのですが、なんとなく退場してしまいます。

 

全く物語が盛り上がらないまま、収束してしまうのです。今まで、特に映画好きというわけではありませんけど、いろんな映画を観ましたけど、ここまで何も起こらずに終わった映画はないんじゃないかと思います。

 

この感じで誰も、これの映画おかしくない?ってならなかったのが実に不思議です。作ってる最中に制作する資金がなくなっちゃったのかな?脚本を書いた人はタイガーマスクを全然知らないで書いちゃったのかな?監督さんは一体この映画で何を言いたくて作ったのかな?疑問がいっぱいの凄い映画でした。

 

僕はAmazonプライムビデオで観れたので良かったのですが、これを映画館で映画の正規の料金で観た人は、本当に気の毒に思います。この1800円は異常に高いと思います。

 

なるほど、ウエンツさんがなかったことにしたい気持ちがよ〜くわかります。

 

ただひとつ、個人的に良かったな〜と思ったのは、この物語に出てくる最大の敵を倒すフィニッシュホールドがタイガー・スープレックスだったことです。しかも、猛烈に高角度の。ここだけプロレスであり、特撮ヒーロー的で、キン肉マン的で楽しかったです。

 

役者さんたちは全力で演技されていることに泣けてきます。どういう気持でこの映画に参加したんだろうな〜と考えながら観ると、また違った味わいが出て、良いかも知れません。ウエンツさんは何も悪くない。

 

本当に凄い映画でした。

 

それではまた。

ありがとう!