全てはプロレスである!

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何でもプロレスに絡めて語る雑記ブログです。プロレスを知らない人でもわかるように心がけます。

人間椅子ならこれ聴いとけ!@超個人的人間椅子ベスト10 その2

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

 

その1に続きまして僕の好きな人間椅子の曲ベスト10です。 

残すところあと5曲でございます。

土屋巌時代

この土屋時代はドラムが一番退屈な時代でして、後藤さんの後だったから余計に物足りなさを感じるばかりでした。

 

手数の激減は仕方がない(後藤さんが多すぎると考えることもできますし)として、フィル(=フィルイン、オカズ)のアイデアの乏しさにガッカリさせられます。

桜下音頭

この曲は『刀と鞘』というシングルのカップリングです。

CDのちっこいやつです。

 

僕も大変楽しんだ映画『無限の住人』の原作マンガと

人間椅子がコラボしたアルバム、その名も『無限の住人』というのがあるのですが、

その時に一緒に発売されたシングルです。

 

なんといってもこの曲の作詞が『無限の住人』の原作者である沙村広明さんというところがポイントです。

 

メンバー以外の人と人間椅子の方が一緒に曲を作って録音されているのは、きっとこれだけなんじゃないでしょうか。ムチャクチャ、レアです。

 

しかも『無限の住人』のマンガの中でキャラクターが詠っている歌詞がそのまま使われているのがおもしろい。(何巻だったか忘れたので、調べます。わかったら追記します。)

 

曲自体は人間椅子にはあんまりない感じ(こういうのなんて表現して良いのかわからないですがヘヴィーメタルとかハードロックではないのです)ですが、それがまた、たまりません。

ベースもあんまり低音を弾かないプレイしてるところも好きです。

現ドラマー・ナカジマノブ時代

どういう理由なのかはわかりませんが、現ドラマーのナカジマノブさんが加入してから人間椅子のライブに人が増えました。

 

そして作風も全体に明るさが増しました。

 

それまではず〜っとどんよりしてまして、それは人間椅子の魅力でもありました。

 

特に後藤さんがドラマーだった時は、明るめの曲であってもどこか卑屈な感じや悲壮感がありまして、好きには違いないのだけども受け入れがたいものを感じていました。

 

ところが、ナカジマさんに変わってからは憑き物が取れたように、卑屈な感じや悲壮感が薄れて、ダークでヘヴィーな曲であってもこれがオレたちの爽やかだ!と開き直っているような清々しさを感じるようになりました。

 

ジワジワと動員が増えて、ついにギターの和嶋慎治さん、ベースの鈴木研一さんともどもバイト生活にピリオドを打ち、バンドで飯が食えるようになったそうです。

 

そうなると、音楽に割く時間が増えたのが見事に作品に良い影響をもたらし、ここ数年のアルバムのクオリティは天井知らずで上がっているように思います。

 

個人的にはず〜っとギターの音があんまり好きではありませんでした。カッコいいフレーズが台無しでした。

 

ところが、ナカジマさんが加入以降のアルバムはとにかくギターの音がカッコいい。同じギターで演奏しているとは思えません。

孤立無援の思想

この曲は『瘋痴狂(ふーちーくー)』というアルバムに収録されております。

ナカジマさんの加入が色濃く出てるのがこの曲だと思います。

 

ボーカルを取っているのはナカジマさんですし、ギターもベースもこれまでのヘヴィーな音で演奏しているのにドラムが底抜けに明るくなっただけで、こんなにも変わってしまうのかと驚かされました。

 

どことなくKISSの『I was made for lovin' you』に似ています。

僕はKISSにはそんなにハマらなかったんですが、この曲だけは異常に好きだったので、この曲を聴いた時に人間椅子が僕の好みに近づいてくれたと嬉しくなりました。

夜が哭く

この曲は『真夏の夜の夢』というアルバムに収録されております。

曲の展開、アレンジが完璧です(あくまで個人的な感想です)。

 

こんな曲が作りたいと常々思っています。

 

別の曲を無理やりくっつけて1曲しているような感じの曲は人間椅子にはいっぱいあるんですが、これはその究極の形なんではないかと。

 

無理やりくっつけてはいるんだけども、無理なくくっついているという矛盾が調和しています。

 

複雑なフレーズを演奏するとか、速弾きするとか、ヘヴィーメタルやハードロックではそういうところに力を入れているバンドやそういうところに注目するファンがいっぱいいますが、僕はそこにはあんまり関心がありません。

 

それよりも豊富な音楽理論に基づいたアレンジや曲構成の巧みさのほうに耳を奪われます。

 

人間椅子の魅力はアレンジに知性を感じさせるところです。

肥満天使

この曲も『真夏の夜の夢』というアルバムに収録されています。

 

肥満天使と書いてメタボリック・エンジェルと読むのですが、人間椅子の魅力のひとつであるコミックソング的要素を含んだものです。

 

人間椅子の魅力というか、ベースの鈴木さんの魅力でしょうか。

 

人間椅子の曲の詞の大半はギターの和嶋さんが書いています。

 

和嶋さんが書く詞は、和嶋さんが読書家であることが色濃く出ていて、人間椅子の音楽が【文芸ハードロック】と呼ばれる理由になっています。

 

ところが鈴木さんの書く詞は、鈴木さんの身近にあるものが題材となっているものが多く、和嶋さんの小難しい内容の歌詞とは反対に、実にわかりやすいどストレートなものになっています。

 

そしてその内容は相撲、パチンコ、ねぷた等など、鈴木さんの趣味全開なもので、笑いの要素が入っているのが特徴です。

 

この曲は食欲を題材にした曲で、鈴木さんが食べるのが大好きなのだということがヒシヒシと伝わってくる名曲です。

 

クスッとくる歌詞の内容とは裏腹に、演奏はカッコよく仕上がっていて、その曲と詞のギャップがたまりません。いや、むしろ演奏のカッコ良さが笑いを誘うのかな?

地獄の料理人

この曲は『無頼豊饒』というアルバムに収録されております。

これもまた鈴木さん作詞の1曲です。

 

この曲は歌詞もおもしろいんですが、何と言ってもドラムの演奏が面白いのです。

 

人間椅子の曲にもよく出てくるし、ハードロック・ヘヴィーメタルでもよく使われる「ダンダダ、ダンダダ、ダンダダ」と低音を刻むパターンの曲なのですが、

※たとえば、この曲とかそうなんですが・・・

普通、こういう曲の場合ドラムのパターンは「ドットタン、ドットタン」という具合にシャッフル(3連系のハネるリズム)で演奏するんです。

僕はず〜っとこのドラムのシャッフルが気持ち悪いと感じて仕方がなかったのですが、僕の知っている限りではこのパターンで、シャッフル叩かないドラムの曲が全然ありませんでした。

 

世間は、むしろこのドラムでないとこのパターンの曲は気持ち悪く感じるのかもしれないと思うようになっていました。

 

ところが、この曲は「ドドタン、ドドタン」という全然ハネないドラムで演奏されています。

 

長年気持ち悪いな〜と感じる自分が間違いなのかもしれないという考えが、決して間違いではないと人間椅子が言ってくれたようで、大変嬉しくなった曲です。

 

もしかしたら、僕と同じように「ダンダダ、ダンダダ、ダンダダ」の曲がハネることで妙に明るくなって聴こえてせっかくのヘヴィー感が薄れて気持ち悪いと思っていた人がいたなら、これを聴けば救われます。

 

ぜひお聴き下さい。

最後に

必死になって絞って10曲にしましたが、この他にも人間椅子は名曲揃いです。You Tubeで検索をかければいくらでも出てきます。ただ聴き放題なのでぜひお聴き下さい。

それではまた。

ありがとう!